世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

美味しいスペイン料理50選 おすすめのスペインの食べ物まとめ

      2018/05/25

スペイン在住18年目のフードライターが自信を持っておすすめする、本当に美味しいスペイン料理のリスト。スペインは地域ごとに美味しい郷土料理を持つので、もっと際限なく色々な料理をおすすめ出来るのですが今回は厳選します。スペインへ行ったらこれだけは絶対食べるべし、食べないと後悔するよ的な、厳選美味しいスペイン料理のまとめ。更にスペイン料理を知りたい方はこちらもお読み下さい。→美味しいスペイン料理135選 

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プルポ・ア・ラ・ガジェガ (Pulpo a la gallega)

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スペインで一番美味しいものは?と聞かれたら、めちゃくちゃ悩むけどガリシア風タコと答えると思います。これを食べずにスペインを去ったら、えっ、何の為にスペイン来たの?ぐらいのレベル。

タコは他の国では食べる事のない食材ですがスペイン人は大好き。お隣のポルトガルもとても上手にタコを調理しますが、一番はやっぱりプルポ・ア・ラ・ガジェガ。訳して「ガリシア風タコ」だと思います。

味付けは粗塩、オリーブオイル、パプリカパウダー。シンプルですが、シンプルはベスト。スペインはそんな素材の味を生かした料理が得意です。一番の特徴はタコの柔らかさ。茹でる前に棒でたたいて神経をとり、玉ねぎと一緒に茹でるのがコツなのだそう。

スペイン北部ガリシア地方の名産ですがスペイン全土で食べる事が出来ます。何処で食べても美味しいのですが、やっぱり本場にはかないません。スペイン北部はグルメな地として有名なので是非足をのばしてみてください。

 

エスカリバーダ (Escalivada)

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バルセロナを中心としたカタルーニャ地方の名物料理。パプリカ、ナス、トマト、玉ねぎなどの野菜をオーブンで焼いてマリネにした料理。

結構作るのメンドクサイので滅多に自分では作らないけど、野菜料理の中で一番の好物。めっちゃくちゃ美味しいです。日本でも作れると思うので是非試してみて。さっぱりした日本人好みの味だと思います。

 

サルモレッホ (Salmorejo)

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冷たいトマトのスープ、というかディップ、ってか何とも言えない食べ物。トッピングは茹で卵と生ハム。

トマトを主体とした冷たいスープならスペインではガスパチョの方が有名です。ガスパチョも美味しいのですが私のお勧めは断然サルモレッホ。ガスパチョよりまろやかで優しい味で、こちらの方が断然日本人好み。トマト嫌いでない限り、絶対誰からも愛される味です。

 

ハモン (Jamon)

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スペインの生ハム。これを食べないと始まらないスペインの旅。生ハムは値段が高ければ高いほど美味しいです。安い生ハムはそれなりの味なので、一番高い生ハムを食べて本当のスペイン生ハムの実力を知ってほしいところ。ただレストランで食べるともの凄い値段になるのでデパートや肉屋で買ってホテルで食べるのが良いかも。

食べる前に常温の場所で何時間か置くと、脂身の部分がちょうどよい感じにとろけます。絶対に冷蔵庫から出して直ぐには食べないように。上等の赤ワインと一緒に!

 

パステル・デ・カルネ・ムルシアノ (Pastel de carne murciano)

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ムルシア地方名産のパイです。サックサックのパイ生地の中に牛肉のミンチ、生ハム、ソーセージ、茹で卵、オリーブの実などが入ってます。地域限定なので知ってる人は少ないのですが私的に世界で一番美味しいお総菜パンに認定。ビールとの相性が最高。

 

フィデウワ(FIDEUA)

IMG_9620スペイン名物パエリアの米じゃなくて麺バージョン。ニンニクたっぷりのアリオリソースと一緒に食べます。スペインで美味しいパエリアを見つけるのは宝くじの確立。でもフィデウアなら何処で食べても大差なく美味しい。でも麺は極細じゃなくちゃダメ。太いと普通の味。

 

チャンケーテス  (Chanquetes)

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スペイン南部、マラガの町を訪れたら絶対トライしてもらいたい料理がチャンケーテスと呼ばれるイワシの稚魚。スペイン版のシラスで通常はフライにして食べる。環境保護のため法律で捕獲が禁止されていますが、あるところにはある。メニューにはのってなくても、こそっと注文すると内緒で出してくれるとこ多い。

 

チョピートス (Chopitos)

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数あるイカ料理の中で最高にお勧めなのがイカの稚魚のフライ。
スペインは稚魚や子豚、小さいものを好んで食べる人種。既にイワシの稚魚は捕獲する事が禁止されました。いずれはこのイカの幼魚も禁止されてしまうのでしょうか。

そんな事になったら大騒ぎになるでしょう。それ程スペイン全国民から絶大な人気を誇る食材。ビールがグイグイすすみます。

 

ボケローネス・フリ―トス (Boquerones fritos)

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スペイン南部の名物料理、カタクチイワシのフライ。
特にマラガの町の人達はカタクチイワシが大好き過ぎて、他県の人からボケローネス、カタクチイワシと呼ばれるほどです。

アツアツのうちにレモンをしぼって頭から骨ごと丸まる食べます。

スペインのフライは小麦粉だけをまぶして揚げるスタイル。揚げ油は勿論オリーブオイルでなくてはスペインのフライの味になりません。安い店だとヒマワリなどの安価の油で揚げているので注意が必要。匂いで嗅ぎ分けましょう。

 

ボケローネス・ア・ラ・ビナグレータ (Boquerones a la vinagreta)

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カタクチイワシのマリネです。フライも美味しいですが私的にはマリネがやっぱ最高です。もう大好物。美味しすぎてやばいやつ。

カタクチイワシをワインビネガーでしめてオリーブオイル、ニンニク、パセリでマリネにします。新鮮度が命なのでスーパーで売ってるのは買わない方がいいです。しかもオリーブオイルじゃなくてヒマワリ油だったりするので油臭い。

スペイン全土、何処ででも食べる事が出来ますが、本場はやっぱりスペイン南部のアンダルシア地方。

 

パタタス・ブラバス (Patatas Bravas)

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ポテトフライのピリ辛ソースがけ。この料理ほど作る人によって全く異なる味となる料理も珍しいのではないでしょうか。当たり外れも大きい料理で、最悪な場所だとケチャップにタバスコかけただけの酷い代物が出てきます。

私のようなパタタス・ブラバスが大好き過ぎるスペイン人が多く、ネットの掲示板で一番熱く語られるトピックが何処のパタタス・ブラバスが一番美味しかったか、です。今の所バルセロナのBARトーマスが最強。

 

ブニュエロ・デ・バカラオ (Buñuelos de bacalao) 

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タラのコロッケ。スペイン人は塩漬けにしたタラを良く食べます。色々なタラ料理があるのですが、私の一番のお勧めはこれ。小麦粉と水を混ぜた生地の中にタラやパセリを入れてフライにしたもの。ビールのお供に最強です。

でもタラはお隣のポルトガルへ行った方が断然美味しいと思います。

 

エスカリヴァダ・デ・バカラオ (Escalivada de Bacalao) 

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塩鱈をもどしてオリーブオイルとすったトマトで味付け。タラがプルプルしててめちゃ美味しい。暑い夏に最高の料理。オレンジの入ったバージョンも素敵美味しい。

 

カチョポ  (Cachopo)

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スペインで一番美味しい地方としてイチオシなのがスペイン北部アストゥリアス地方。
この地方は何を食べても美味しいのですが絶対外せないのがカチョポ。他の地方ではまず見かける事のないレアな料理で、かと言って珍しい食材使ってるとかそんなんでもなく、牛肉で生ハムとチーズをはさんで揚げる、シンプルっちゃシンプルな料理。

一番の特徴はその大きさ。インパクトのあるボリュームなので、大人2人でも食べきれない量。アストゥリアス地方は何でも大きいのだけどカチョポの大きさは群を抜いてる。大きいだけでなく、シンプルな料理なのにメチャ美味しいのは、牛肉、生ハム、チーズ、材料の全てがアストゥリアス地方名物。そんな地元の名産品を惜しげもなく使ったたまものか。

地元の人達からも大変愛されている料理で、カチョポ愛好会なんてものも存在します。スペイン北部のアストゥリアス地方を訪れたら是非!

 

パタタス ア ラ カブラレス( Patatas a la cabrales)

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ポテトフライのカブラレスチーズソースがけ。スペイン北西部アストゥリアス地方特産のピリッとした辛さが特徴のヤギのチーズを使ったソース。ポテトとの相性が最高過ぎて病み付きになる味。このチーズソース、アストゥリア人にとって醤油の位置づけです。ポテトに限らず何にでもかけて食べます。

 

カソン エン アドボ (Cazon en adobo)

スペインでよく食べられている安くて美味しいサメの一種。乱獲し過ぎて年々少なくなっている。とても柔らかい白身が特徴。アドボと呼ばれるスパイスに漬けこんでから揚げた料理が一番有名。ビールのお供に最高です。

 

ラジャ ア ラ ガジェガ (Raya a la gallega)

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スペイン北部ガリシア地方を訪れたら絶対食べて欲しいのがエイ。エイは腐りやすいのでガリシア地方でしか食べる事が出来ません。癖のない柔らかな美味しさ。軟骨なので小骨の心配がなく、ガリシア地方の子供やお年寄りに大人気。

 

ウエバス デ ぺスカード ア ラ ビナグレッタ (Huevas de pescado a la vinagreta) 

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魚の卵のマリネ。内陸部は難しいけど南部のアンダルシアに行けば何処ででも食べられます。一般的なスペインの食材では無いので魚の卵を食べたことが無いスペイン人が殆んど。マリネも良いけど鉄板焼きやフライも美味しい。

 

オルティギジャス フリタス (Ortiguillas fritas)

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スペイン東部から南部にかけての海岸線の港町限定で食べる事が出来るイソギンチャクのフライ。一口食べると口の中に海がぶわっと広がる。そりゃもうぶわっとくる。

 

チャンピニオーネス (Champiñon)

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丸ごとマッシュルームの中に生ハム、ニンニク、パセリを詰めて鉄板で焼いたもの。究極に美味しい。マドリッドにあるBAR、メソン・デル・シャンピニオン(Mesón del Champiñon)のが一番有名で美味しい。

 

ピミエントス デ パドロン (Pimientos de Padron) 

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スペイン北部特産の小ぶりなピーマンに塩ふって揚げただけのシンプルな料理。これがもう美味しいのなんのって。ビールがクイクイいっちゃうので大変危険な酒のつまみ。

偶にメチャクチャ辛いピーマンが混ざっているのでむせます。スペイン人も大好きな飲み屋の定番料理。

 

クロケータス (Croquetas)

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スペイン版コロッケ。日本のポテトコロッケではなく小麦粉をバターと牛乳で煮詰めて作るベシャメルソースで作るのがスペイン風。

色々な味があるのですが王道はやっぱり生ハム。変わったところではイカスミなんてのもあります。地方に行くと郷土色豊かなコロッケに出会う事が出来ます。スペイン北部のアストゥリアス地方なら特産のヤギのチーズに煮リンゴを組み合わせたコロッケが最強です。

スペインには私のようなコロッケLOVEな人達が沢山いるので、コロッケ専門店なんてのも増えてきました。自分好みの味を見つけて下さい。

 

コルデロ アサード (Cordero asado)

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スペインは魚介類で有名ですが
肉だって美味しい。特に羊肉。スペイン内陸部、バリャドリッド地方を訪れたら絶対食べたいのが羊肉のロースト。

味付けは至ってシンプルに粗塩のみ。でもそれが肉のうまみを引き出し、もう至福の味。スペインは子豚の丸焼きでも有名ですが、私的には羊肉の方が好き。臭い肉の方が絶対に美味しい。

 

パエリア (Paella)

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日本人はパエリアと呼びますがスペイン語だとパエージャ。日本の寿司と同じで国際的に一番認知度の高いスペイン料理なのではないでしょうか。

スペイン人は余りレストランでパエリアを食べません。週末に家族が揃った時、または海や山などへ行った時に作る事が多いです。パーティピーポーなスペイン人なので、大人数で集まって野外でパエリアを作ってパーティーする事も大好きです。

パエリア鍋は一人用から写真のような50人用、更にはもっと大きなサイズまで存在します。よく村のお祭りで村人全員用の特大パエリアを作ったりしてます。

ちなみにパエリアは昼間に食べるもの。夜にパエリアを食べるのは外国人だけです。

安くパエリアを食べたい人は木曜日にレストランへ行って昼の日替わり定食を食べる事をおすすめします。木曜日は何故かパエリアの日となっていて、定食メニューの前菜としてパエリアを選ぶことが出来ます。

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アロス・コン・ボガバンテ (Arroz con Bogavante)

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パエリアもいいけど予算に余裕があるなら是非とも食べて頂きたいのがアロス・コン・ボガバンテ、ロブスターのパエリアです。
ロブスターが丸ごと一匹入ってる豪華版パエリアで、出汁の旨さが凄いです。

写真のようなバージョンと汁気たっぷりオジヤ版の2種類ありますが、お勧めは絶対こっち。お焦げの部分が究極に美味しいから。お米はパスタと同じ扱いなのでアルデンテ。それが苦手な方はオジヤ版を選んだほうが良いかも。

 

アロス ネグロ (Arroz negro) 

米をイカ墨で煮たもの。パエリアのような華やかさはないけど味は最上。マヨネーズのようなニンニクソースと一緒に食べる。歯がおはぐろになるけど絶対食べて!パエリアはレストランによって当たり外れが激しいけどアロス・ネグロは何処で食べても安定の美味しさ。

 

アロス ア バンダ (Arroz a banda)

パエリアの具ナシ版。パエリアのように見栄えはしないけどメッチャクチャ出汁がきいてて美味しい。美味しさではパエリアよりも断然上。バレンシア地方に行くとよく見かける。地味な外見の為観光客うけが悪く余り見かける事がない。でもチャラい装飾されたパエリアより断然美味しい。

 

セクレト (Secreto)

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スペインを訪れたら絶対食べたいのがイベリコ豚。普通の豚肉とは全く別物なので、あなたの豚肉の観念を変えてしまう事でしょう。

特にお勧めなのがセクレトと呼ばれる脂身たっぷりの部位。ほんのり甘くて最高に美味しいです。

日本料理屋さんでイベリコ豚を使ったトンカツ食べるのも良いかも。

 

コネホ (Conejo)

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スペインはかつてウサギの国と呼ばれていました。ウサギがいたるところでピョンピョンしてたそうです。

個人的に子供の時に飼ってたペットがウサギだったので最初はとっても抵抗がありました。でも、美味しすぎるんです。今ではすっかり大好物品。ニンニクとビールで煮込んだり、アヒージョにしてニンニクとオリーブオイルで煮ても美味しい。

 

チュレトン デ アビラ (Chuleton de Avila) 

マドリッド近郊の街アビラは良質な牛の産地として有名。チュレトンとは骨付きの1キロはあるだろう大きな塊のステーキ。スペインの赤身の牛肉は最高に美味しい。アビラの肉が最上級とされてるけどガリシア牛も美味しい。

 

ラボ デ トロ (Rabo de toro)

牛の尾の煮込み。プルプルのコラーゲンたっぷりで美味しいだけじゃなく美容にもいい。アンダルシアとか闘牛の盛んな地方でよく食べる。

 

コチニージョ アサード (Cochinillo asado)

子豚の丸焼き。セゴビア地方の名物。生後間もない、乳飲み子の子豚を頭ごと丸焼きにした残酷料理。もう本当に丸ごと出てくるので、繊細な人にはキツイ。しかしこれが至福の味。

子豚、子牛、子羊、残酷だけど、本当にごめんなさいだけど、やっぱり美味しい。

 

アルボンディガス エン サルサ (Albondigas en salsa)

ミートボールをソースと一緒に煮込んだ料理。トマトソースが一般的。トマト味でも普通に美味しいけどお勧めはアーモンドソース。黄色(でもカレーではない)のサフランソースも美味。

 

セラニート (Serranito)

アンダルシア地方の名物。フランスパンを半分に切って豚の背肉、生ハム、揚げたピーマンをはさんだもの。トマトや卵焼きが入るバージョンもあるけどシンプルな方が美味しいと思う。

 

Quezo Manchego (ケソ・マンチェゴ)

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スペインを代表するチーズと言えばマンチェゴチーズ。丸くて大きい少し硬めのチーズをスライスして食べます。

色々な種類のマンチェゴチーズがあり姿形は同じなのですが味と食感が全く違います。味の違いはミルクの違い。牛→羊→ヤギの順番で臭さとクセが出ます。食感の違いは熟成度の違い。古ければ古い程固いチーズとなります。

普通はそのまま食べますが、写真のようにメンブリージョと呼ばれる果物の羊羹みたいなものと一緒に食べるのが美味しいです。マンチェゴチーズは果物との相性が良いのでジャムをのせたり、ブドウと一緒に食べたりします。

 

Salchichon, Chorizo, Aceitunas, Piquitos 

サルチチョン、チョリソー、アセイトゥーナス、ピキートス。スペインの定番おつまみセット。スペイン人達がお酒を飲む時は絶対の必需品。

スペインは豚の腸詰が美味しい事で有名。沢山の種類があるのですが基本はサルチチョンとチョリソー。違いはチョリソーの方がトウガラシで味付けしてあるので赤くてスパイシー。

オリーブの実は日本のお新香の位置づけ。おつまみセットに欠かせないというか、スペインの食卓に欠かせないものです。色々なオリーブの実の種類があり、味付けも異なります。

ピキートスとは小麦粉で作るスティック状のパンの事。スペイン南部のアンダルシア地方では普通のパンよりピキートスを主食にしている人も多いです。ヒマワリの種が入ったものだと、それだけで良いおやつになります。

 

モルシージャ (Morcilla)

マドリッド近郊のブルゴス地方のが一番有名な豚の血と米で作るソーセージ。とても癖があるので苦手な人は苦手かも。そのまま食べる事も多いけど煮込みなどに入れて味に奥行きを出すのにも使う。

 

メヒジョーネス (Mejillones)

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スペインは魚介類で有名ですが一番懐に優しいのがメヒジョーネスと呼ばれるムール貝。スーパーに行ったらキロ辺り300円以下で買えます。

パエリアの具にしたり、ソースで煮たり、色々な形で調理されるムール貝。何しても美味しいです。

新鮮なムール貝が一番ですが、缶詰もスペイン人達は大好き。独特の味にマリネされていてお酒のおつまみにもぴったり。私は何時も日本に帰る時にお土産として持って帰ります。ポテトチップスの上にのせて食べると美味しい。

 

トゥルーチヤ ア ラ ナバーラ (Trucha a la navarra) 

ナバーラ風マス。スペインは基本的に海の魚を食べるけれど川魚も美味しい。特にこのナバーラ地方の郷土料理は有名。マスのお腹に生ハムを詰めてオーブンで焼く。生ハムはそのまま食べるだけでなく、料理の味付けにも使います。

 

ミガス (Migas)

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スペイン中央部、エストレマドゥーラ地方の郷土料理ミガス。固くなったパンを捨てずに復活させる魔法のレシピです。

スペインは乾燥しているのでパンが直ぐに固くなります。そんな石みたいになったパンをナイフで削りオリーブオイルでニンニクで炒めます。スペイン版のチャーハンか?

根気良くかき回してパンが細かくなればなる程美味しいとされます。そんな訳で材料費は安いけど作るのが大変メンドクサイので残念な事に最近の家庭では殆ど作られなくなった伝統料理。とても香ばしくて美味しいミガス。私的にはマスカットが入ってるバージョンが最高です。お供は絶対に赤ワインで。

 

ソパ デ カスティージャ (Sopa de castilla)

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カスティージャ風スープ。たっぷりのニンニクとパン、そして卵が入ってます。スペインは硬くなったパンを再利用するレシプが豊富です。このスープもしかり。体が温まる冬にお勧めのスープ。

 

ファバーダ (FABADA)

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アストゥリアス地方名物のスープと言うかポタージュ?がファバーダ。この地方特産のインゲン豆をソーセージや肉と一緒にコトコト煮込んで作る伝統的な家庭料理です。

栄養価が高く体が温まるので、冬の寒さが厳しいアストゥリアス地方では欠かせない料理。レストランでは前菜の位置づけですが、とても重たい料理なのでメインとして食べた方が良いかと思います。

 

メルルーサ エン サルサ ベルデ (Merluza en salsa verde) 

スペイン北部バスク地方の名物、メルルーサ(タラ科)の緑ソース。基本的にスペインでは北部が白身魚、南部が青魚を食べている。

緑のソースはオリーブオイル、ニンニク、大量のパセリで作るバスク地方ならではのソース。

 

ナバッハス (NAVAJAS)

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スペインはムール貝も最高ですが予算の都合がつけばナバッハス、マテ貝もお勧めです。

オリーブオイル、ニンニク、西洋パセリでマテ貝を漬けてから鉄板焼きにします。時価となるレストランが多いので注文する前に値段を確認しましょう。メチャうま。

 

ガンバス (Gambas)

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スペインはエビの種類が豊富です。そして安い。で、美味しい。エビが大好物なのでスペインに移住した当初毎日のように食べました。で、食べすぎました。突然エビアレルギーとなって、今では全く食べられなくなってしまったエビ。大好きだっただけにエビ大国スペインに住むのが辛い。あぁ、また思いっきり食べたい。

ガンバス・ア・ラ・プランチヤ Gambas a la plancha

エビの鉄板焼き。一番素材の味を生かした調理法ですが、驚きは少ない。

ガンバス・アル・アヒージョ Gambas al ajillo

スペイン人達が愛して止まない料理。オリーブオイルにニンニクとパセリ、鷹の爪を入れて熱し、エビを加えた料理。このピリ辛ソースがまた美味しいのでパンでぬぐって食べましょう。ガンバス・アル・ピリピリ  Gambas al pil pil とも呼ばれます。

 

ブティファラ (Butifarr)

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バルセロナを中心としたカタルーニャ地方の名物。豚肉の腸詰なのですがスペインで一般的に食べられているソーセージとは全く違うフレッシュタイプのソーセージ。

味付けは塩とハーブ。白と黒、2つのタイプがあって黒いのには豚の血が入っています。カリカリに焼いてそのまま食べても美味しいけれど、ニンニクが入ったマヨネーズのようなソース、アリオリと一緒に食べるのが美味しいです。

付け合わせは何故か必ず白インゲン。結構なボリューム。

 

カラコーレス (Caracoles)

カタツムリ。スペインのカタツムリはフランスなどのエスカルゴタイプじゃなくて、もっとこぶりのカタツムリ。見るからにカタツムリなので絶対無理、って最初は思ったけど今では大好物。季節になると道端でバケツで売ってるけど、さすがに調理する勇気はない。

ソースがとっても美味しい。作る人によって秘蔵のソースがあるので食べ比べてみて。

 

セント―ジョ (Centollo)

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スペイン北部を訪れたら絶対食べて欲しいのがセント―ジョ。毛ガニではなく角みたいなのが沢山生えてるイカツイ形相のカニです。

季節もので解禁日は12月頃。だいたい3月頃まで食べる事が出来ます。高級食材の扱いで、クリスマスのご馳走に良く登場します。セント―ジョで作るリゾットとかも最高に美味。

 

タルタル デ アトゥン (Tartar de atun)

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マグロのタルタル。スペインは何気にマグロの捕獲量が世界第二位なんです。日本で消費される7割のマグロがスペインからの輸入。日本人がマグロを食べ過ぎて自分達が食べる分が無いと嘆くスペイン人が結構いる。

スペインでは伝統的に生魚を食べる習慣がありません。でも最近の日本食ブームで生魚に抵抗がなくなってきました。マグロで有名なスペイン南部アンダルシア地方のカディスの町周辺へ行くと、色々な形でマグロを食べさせてくれます。特にタルタルは絶品です。

 

ラコン ア ラ ガジェガ (Lacon a la Gallega)

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ガリシア地方風ローストハム。スペインは生ハムで有名ですが北部ガリシア地方ではローストハムの方が好んで食べられています。

日本で食べるボンレスハムとは味が断然違います。もっとお上品で肉肉した味。薄くスライスするより厚めに切った方が美味しさ倍増。オリーブオイルとガリシア地方特産のスモークしたパプリカパウダーをふりかけて食べます。

 

オストラ (Ostra)

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カキ。実はスペインでは余り食べません。カキはお隣のフランス人の方が熱狂しますがスペインでも北部では生ガキ食べます。

海が荒いスペイン北部で獲れる魚介類は何を食べても本当にオイシイ。内陸部では高級レストランへ行かねば生ガキを食べる事ができないので、スペイン北部を旅行したら是非食べてみて。

日本のより小ぶりですがキュッとしまった味。レモンをかけて食べます。

 

メロン コン ハモン (Melon con Jamon)

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生ハムとメロン。生ハムにはランクがあります。最上級はドングリなど自然にあるものだけで育つ黒い爪をした豚の生ハム、ベジョータス。

そんな最上級でお高い生ハムには敬意を払って単体で厳かに食べますが、安価の生ハムだったらメロンの上にのせて食べるのが一番美味しい。夏は特に最高。

 

カラマーレス (Calamares)

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イカ。スペイン人はイカが大好き。大小色々なサイズのイカを食べます。調理法も豊富。

カラマーレス ア ラ ロマーナ(Calamares a la Romana)

イカのローマ風。何がローマ風なのか分かりませんがリングフライを意味します。普通に美味しいですが感動はありません。

カラマーレス ア ラ プランチャ (Calamares a la plancha)

イカの鉄板焼き。新鮮なイカは鉄板焼きが一番美味しい。でもやっぱり驚きがないので、せっかくスペインまで来たからにはこの2種類以外の調理法を選びたい。それこそ旅の醍醐味。

カラマーレス エン ス ティンタ (Calamares en su tinta)

イカスミ煮。イカを自身の墨で煮た料理。絶対のおすすめ!

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