世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

ポーランドの観光名所と世界遺産16選 ポーランドで何を見る?絶対訪れるべきポーランドの観光地まとめ

      2018/06/18

東欧で一番楽しいのはポーランド。見て美しく、食べて美味しく、人が優しく、物価が安い。旅人が求める全てがある国、それがポーランド。ヨーロッパ在住18年目のフードライターが世界を食べ尽くすの旅。今回はポーランドを訪れたら絶対行くべきポーランドの観光地のまとめ。その多くが世界遺産。

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ワルシャワ (Warszawa)

2ポーランドの首都、ワルシャワの街はナチス・ドイツの破壊活動によって80%以上が瓦礫と化した。人口100万人の内、生き残ったのは僅か16万2千人。戦争が終わるとワルシャワ市民たちは亡くなった家族や仲間、そして愛国心を胸に街を復興する。その復興の仕方が凄すぎて、聞いたとき思わず涙がこぼれた。

ワルシャワ市民たちは瓦礫の山から一つ一つの建物を「煉瓦の割れ目に至るまで」忠実に再建していった。全てを、幸せだったあの時のままに戻していった。

現在のワルシャワ旧市街は、一見すると中世の街並みそのもの。でも実際は戦後数十年の歴史しか持たない。それでもここが世界遺産に登録されているのは、街自体の歴史的価値ではなく、街の復興にかける市民の熱意と愛国心が評価されたから。

極めて例外的で、稀有な街ワルシャワ。絶対訪れる価値のある街。古いモノが何も残っていないから、全部戦後に作ったイミテーションの街だから、そんな理由で期待しないで行ったワルシャワの街、凄く良かった。しびれた。強く深く心に響いた。

古く見えるけれど新しい、本物ではないけれど、何よりも本物。祖国を思う人々の愛が作り上げたワルシャワの街、強力にお勧め。ショパンがずっと帰りたかった理由が良く分かった。

 

アウシュビッツ強制収容所 (Auschwitz)※負の世界遺産

6魅力溢れるポーランドを訪れる理由は沢山ある。でも本当は一つでいいのかもしれない。感情を強く揺さぶられ過ぎてぐったりしてしまうと思うけど、人生の出来るだけ早い段階でアウシュビッツは訪れたい。その後の人生の見方が変わってくる。

アウシュヴィッツはナチス・ドイツが第二次世界大戦中に国家をあげたユダヤ人の絶滅政策を実行に移した場所。数ある強制収容所の中で、最大級の犠牲者を出した場所。アウシュビッツを見学した後は、何だかノックダウンされたような感じで暫く何も出来なくなる。アウシュビッツの後に沢山の予定を詰めるのはやめておこう。

 

ヴィエリチカ岩塩抗 (Kopalnia soli Wieliczka)※世界遺産

世界最古の岩塩の採掘抗。中世の時代から使われていたが、コストと安全上の問題で閉鎖され現在ではポーランド随一の観光地となっている。1996年まで機能していたってのが凄い。トンネルの総長は300km。一番深い所は327mある。塩の宮殿みたい。礼拝堂もある。全てが岩塩で出来た美しい礼拝堂は、ヴィエリチカの鉱夫たちがノミなどの仕事道具を使って、作業の安全を祈願して作ったもの、と説明されて驚いた。でっかくて美しくて何だか色々な事にびっくりしてしまうと思う。採掘に使われていたトロッコなども見る事が出来て興味深い。クラコウから電車で20分、日帰りで訪れる事が出来る。

ユネスコが最初に登録した12件の世界遺産のうちのひとつ。

 

クラクフ (Krakow)※世界遺産

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ポーランド南部に位置するクラクフは、アウシュビッツ、ヴィエリチカ岩塩抗などポーランドの目玉観光地の拠点となる場所。旧市街はユネスコの世界遺産にも登録されている。17世紀にワルシャワへ遷都されるまでポーランド王国の首都でもあったので、歴史的にも重要な街。見所はヨーロッパで一番大きい中世の時代の広場。町の中心となる場所で、クラコウ観光はここから始まりここで終わる感じ。この広場にあるちょっと変わった建築様式の大聖堂も見逃せない。

 

ヴロツワウ (Wroclaw)

a6ポーランドで一番美しい街だと思う。何百年もの間ドイツ、チェコ、ハンガリー、オーストリアなどに占領されていた歴史を持つ。だから街の雰囲気が色々ミックスで興味深い。教会の塔には絶対上るべし。上から見る町はまるでお菓子。カラフルで可愛らしい建物がちまちま並んでる様にハートを射抜かれる。妖精の銅像が街の至る所にある事でも有名。ライトアップされた姿も美しい。

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ザモシチ (Zamosc)※世界遺産

ポーランドの街並みは何処もとても美しいけれど、ザモシチの美しさはとても特殊。一人の裕福な貴族が情熱と財力を注いで、自分の理想を追及して完成させた街だから。「このまっさらな土地にイタリアのようなルネサンスの都市を作ろう。」1580年から18年かけて、若し頃に留学していたイタリアの街並みをイメージしながら自身の理想の街を作った。美しいだけでなく、強固な要塞都市としても機能する。イタリアのルネサンス建築で溢れているのでルネサンスの真珠とも呼ばれている。

ポーランドって、なんかこれ系の熱い人達が多すぎ。世界遺産にもなっているのに訪れる人は少ない。でも何かこうとてつもない意思が感じられる場所なので絶対にお勧め。

 

ルブリン (Lublin)

前述のザモシチと絡めて訪れて欲しいのがルブリン。美しい街だけど深く大きな悲しみを抱える街でもある。マイダネク、ルブリン強制収容所。ナチス・ドイツが第二次世界大戦中に、ある人種の絶滅政策の総仕上げとして建てられた。国家の敵を投獄して強制労働を行わせる場所ではなく、その人種の絶滅そのものを目的とした場所。つまり送り込んで直ぐに殺戮する為だけに作られた場所だから哀しみが深い。深すぎる。

ポーランドは感情がグラグラさせられる。心して旅するべき。

 

グダニスク (Gdansk)

バルト海に面したポーランド最大の湾岸都市。美しいだけでなく、開放的な雰囲気のある街。多くの外国人観光客が訪れるが一番多いのはポーランド各地の観光客。グダニスクはポーランド人の憧れの地。シーフードもとても美味しい。

 

ソポト (Sopot)

ポーランドで一番のリゾート地。クダニスクから15kmの所にある。多くのポーランド人にお勧めされるけど別に行かなくてもいいと思う。海ならやっぱり地中海の方がいい。バルト海は世界で一番汚染された海でもあるし。ヨーロッパ最大規模のインタービジョン(ソポト国際音楽フェスティバル)に合わせて訪れるのはあり。ヨーロッパ最長の観光桟橋もある。

 

Szczecin

こちらもSopot同様、別に行かなくてもいい。でもポーランド人達から強力にお勧めされる。ポーランドには他にも見るべき場所が沢山ある。ビーチリゾート、山もそうだけどポーランドはそんなにレベル高くない。街歩きに集中するべし。

 

マルボルク城 (Zamek w Malbork)※世界遺産

ヨーロッパで一番大きい城。東京ドームが5個くらい入る大きさらしい。勿論その美しさもヨーロッパ最上級。中世の時代にドイツ騎士団が建設してから、政治、軍事、経済、宗教の拠点だった。「世界の名城」リストに必ず入る城なので何時でも観光客が沢山。週末は避けた方が無難かも。

グダニスクから60kmの距離にあるので日帰り可能。特急で30分ぐらいで行ける。でも本数が少ないので気を付けて!

 

トルンの中世都市 (Torun)※世界遺産

天文学者、ニコラス・コペルニクスの生まれた土地。コペルニクスにまつわるものが沢山ある。ユネスコの世界遺産にも登録されている美しい街。川沿いの街というのは何処も本当に風情がある。広場にある市庁舎の塔に登る事を忘れずに。ポーランドの街はどこもお伽話から抜け出たかのよう。上から見ると更に現実離れして見える。

 

ザコパネ (Zacopane)

IMG_5384タトラス山のふもと、標高850mにあるポーランドの軽井沢みたいな町。春夏は避暑客、秋冬はスキー客で賑わう。ポーランド人にとってザコパネは特別な場所。なんせポーランド、まっ平過ぎて山がない。国土で唯一の山岳地帯がザコパネなのだ。シーズンとなると何処もかしこもポーランド人で埋め尽くされる。

トレッキングコースは整備され過ぎているので魅力が薄い。軽井沢みたいな、山に来たって言うより避暑に来る割合が断然高い。よってザコパネの夜は沢山あるレストランでお酒飲みまくりで凄い。ザコパネには多くの芸術家も住んでいるので色々と文化的な催し物も多い。ザコパネ周辺でしか見る事の出来ない建築様式にも注目。

 

ポズナ二 (Poznan)

ポーランドの経済の中心地。中世ポーランド王国の最初の首都となっただけあり建物が威厳にあふれてる。ってかちょっと威圧的。市庁舎には12時に訪れて機械仕掛けの鐘を聞くべし。

 

ブィドゴシュチュ (Bydgoszcz)

ポーランドは観光資源のポテンシャルが高い。どれもこれも見て欲しいから、ポーランドのヴェニスと呼ばれるこの美しい街はスキップしてくれていい。と言うか運河のある街を何でも○○のヴェニスと呼ぶのは止めた方がいいと思う。ビドゴシチの街は旧プロイセンの首都ベルリンに模して造られたのでイタリアっぽくはない。でもドイツっぽくもない。居心地の良い街なので余力があれば是非!

 

カトヴィツェ (Katowice)

ポーランドで一番の学生街。夜遊び好きなら絶対ここ。他にも文化的催し物が多い。観光で訪れると言うより住んでみたい街。ただポーランドを代表する工業都市なので環境汚染が深刻。

 

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