世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

フィンランドの食べ物25選 おすすめフィンランド料理のまとめ 

      2017/09/25

基本的にフィンランドの食べ物は味がしません。薄味というか素材の味が好きな国民なのだと思います。ホームスティの初日、ニンジンが丸ごとそのままお皿にのって登場した時は軽くびっくりしました。サラダもドレッシングを使わない人が多いです。フランスの元シラク大統領が「フィンランド料理はイギリス料理と同じくらい不味い」と酷評したようですが、味がしないだけで決して不味くはないと思います。ヨーロッパ在住18年目のフードライターが世界中を食べ尽くす旅に出ました。今回はフィンランドにも美味しい食べ物が存在するから是非食べてみて、なフィンランド料理のまとめ。

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グリッリ・マッカラ GRILLIMAKKARA

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フィンランド人が愛して止まないソーセージ。大人も子供も大好きです。バーベキューと言えばフィンランドでは肉より断然ソーセージが主体。フィンランドのソーセージは太め、柔らかめ、そして味がないのが特徴です。

何時も薄味のくせにソーセージに限ってはマスタードやBBQソースをドバドバかけて食べるので、基本調味料の味しかしません。

見た目はしっかりソーセージなのに肉の味が全くしない事をフィンランド人達はきちんと自覚しています。あのフワフワ感といい、肉ではない何かな事は誰の目に明らか。それでも愛さずにはいられないフィンランドのソーセージの事をフィンランド人は「フィンランドのサラダ」と呼んでいます。

サウナの後、このソーセージをビールと一緒に食べるひと時がフィンランド人にとって生きている証、一番の幸福らしいです。  

 

ロヒケイット(Lohikeitto)

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フィンランドで確実に美味しいモノ、それはサーモンを使った料理です。特にサーモンスープはこの国では大変珍しく味がある料理。しかも日本人好みの味でとっても美味しい。日本のクリームシチューとは違ってサラサラなのが特徴です。

野菜も沢山入っているのでスープだけでお腹いっぱいになります。どのレストランでもお昼のランチはロヒケイットとライ麦パンを注文しているフィンランド人が一番多いかと思うので観察してみて下さい。

味の決め手はやっぱりディル。このハーブ、北欧人大好き過ぎで、もう何にでもディルが入ってます。  

 

カレリア・パイ Karjalanpiirakka

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フィンランド人が毎日必ず食べるものはカレリア・パイ。朝ごはん、おやつ、昼ご飯、そして夕食、カレリア・パイ抜きのフィンランドなんて考えられません。フィンランド人のアイデンティティーのような存在です。

カレリア・パイとはライ麦で作るパイの事。ミルク粥、マッシュポテト、オートミールなどの具をライ麦の生地で包んでオーブンで焼き上げたパイです。素朴で優しい、フィンランドそのままの味がします。

カレリア・パイには色々な物をトッピングして食べますが一番人気はゆで卵をバターであえたもの。具はのせずシンプルにバターだけで食べる事も多いです。

もともとはフィンランド東部、カレリア地方が原産地だったのですが今ではフィンランド全土で食べられています。街の至る所で売っていて、物価の高い北欧で貧乏人にも優しい価格帯なのでバックパッカーからも大人気。

 

ホットスモークサーモン

北欧と言えばサーモン、そんな誤解をしていましたがフィンランドではサーモンの養殖はやっていません。サーモンの養殖って、世界中でノルウェー、イギリス、チリ、カナダだけなんです。そしてノルウェー北部だけで世界全生産量の半分を養殖してます。

フィンランドのサーモンもノルウェー産。色々な方法で料理されますがフィンランド人が特に好きなのがホットスモークサーモン。肉厚のサーモンをスモークで燻製にしたもので最高に美味しいです。

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キーッセリ(Kiisseli) 

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フィンランドのおばあちゃんの味と言えばキーッセリ(Kiisseli)。フィンランド名物のベリー類がたくさん入ったトロトロしたゼリー状のデザートです。キーッセリのトロトロは片栗粉で作ります。フィンランドにもゼラチンで固めるゼリーが存在しますが、それは外国風のお菓子のポジションです。

 

ムイック

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フィンランド東部の湖水地方でとれる淡水魚です。ニシンに似た魚ですが、もっとさっぱりしていて柔らかく、クセもなく本当に美味しい魚。ムイックを食べて淡水魚は美味しくない、との認識が覆されました。フライにしてライ麦パンにはさんで食べるのがフィンランド人のお気に入りの食べ方です。  

 

カラクッコ Kalakukko

ニシンに似た魚、ムイックが沢山入ったライ麦で出来たパイ。フィンランド東部の湖水地方でしか食べる事が出来ないレアな味です。お値段が高めで、少量では買えなかったので食べ逃しました。どんな味がするのか興味津々。食べた事がある方、是非感想を聞かせて下さい。  

 

マカロニラーティッコ makaronilaatikko

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フィンランド風マカロニグラタン。ホワイトソースではなく溶き卵を使うのが特徴です。これにフィンランド人はケッチャップをバシャバシャかけて食べます。

この調味料バシャバシャ現象は多々見られるので、そんなにバシャバシャするくらいなら味付ければいいのにって思います。でもきっとフィンランドでは味をつけてはいけない決まりかなんかがあるんだと思います。

 

ニシン料理 (Silakat) 

ヨーロッパの北の方の国はニシンを本当に良く食べます。特に瓶詰にされたニシンが大好きで食卓に良く登場します。国によって味が違うので食べ比べるのも楽しいかも。

フィンランド人は瓶詰された生の酢漬けも大好物ですが、フライにして南蛮漬けにしたり、バターソースで食べるニシン料理も大好きです。ニシンの付け合わせは絶対マッシュポテト。

 

新ジャガ Perunat

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フィンランドの主食で、皆が大好きなジャガイモはフィンランド料理の主役です。特に新ジャガ。フィンランド人はこの小さくて丸っこい新ジャガイモが大好き過ぎるんです。新ジャガが出回り始めるとテレビのニュースにもなるくらいですから。

シンプルに茹でるだけ。そしてお決まりで大量にディルをふりかけて食べます。バターソースなんてもので食べる場合もありますがディルだけ使用が標準です。

 

アンズタケ Keltavahvero

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8月に出回る高価なキノコ。香り高くとっても美味。フィンランド人の大好物で、ほとんど崇拝に近いです。基本的に都会の人でない限りフィンランド人はキノコを買いません。森へ行ってキノコ狩りします。そして基本的にフィンランドには都会がありません。  

 

ルイスレイパ Ruisleipä

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ちょっと酸味のあるライ麦のパンです。フィンランド人は白いパンを全く食べません。基本はライ麦なので殆どのパンが黒っぽい色をしています。

ライ麦パンには色々な種類があり、一番人気はレイカ・レイパ(Reikä Leipä) と呼ばれる乾燥させた固いパン。柔らか系のパンもずっしり重いのがフィンランド人の好みです。  

 

レイカ・レイパ reikä leipä

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写真では小さく砕いてありますが、大きなドーナツ型をした乾燥パンです。レイカは穴の開いた、という意味。フィンランド人の家庭に必ずあるアイテム。保存がきくので皆さん箱買いします。昔はこのパンを家の梁からつるした棒にひっかけていたそうです。

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海外に住むフィンランド人達は必ずこのレイカ・パイを帰省する度に大量に買って帰ります。このパンが無いと生きられないそうです。歯が欠けそうな程固いパンなのですが、慣れてくるとハマります。  

 

コルヴァプースティ KORVAPUUSTI

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フィンランドのシナモンロール。コルヴァプースティとは平手打ちされた耳の意味。どこをどうみたら耳に見えるのか謎です。シナモンロールの起源はスウェーデンだとされていますがフィンランドでも凄く良く食べます。スェーデンのとは少し異なり、より素朴な味がします。私は断然フィンランド派です。  

 

ニンジンのキャセロール(Porkkanalaatikko)

フィンランドのクリスマス料理の定番です。鍋の中でニンジンとご飯をたっぷりのバターと砂糖を使って甘く仕上げたオーブン料理。フィンランドのキャセロールには色々な種類があってカブやポテト、キャベツなんかも使うらしいです。

 

レイパユースト LEIPÄJUUSTO

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フィンランドの焼きチーズ。食感が本当に不思議で食べるとキュキュッと不思議な感じがします。英語でもFinnish Squeaky Cheese(キュッキュッと音がするフィンランドのチーズ)と呼ばれています。

通常は牛のミルクから作りますが、ヤギが使われる事もあります。凝固させたミルクをパイの型で焼いて、くし形に切って食べます。他のチーズと違い味がちょっとあってビックリ。

朝ご飯で目玉焼きと一緒に食べたり、クラウドベリー等のベリー類を添えてデザートとして食べても美味しいです。

 

 Lihapullat

フィンランド版のミートボール。特徴は小麦粉を炒って作るホワイトソースと一緒に食べる事。

 

トナカイ肉のソーセージ

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トナカイ肉にはビタミン12, オメガ3, オメガ6が豊富に含まれています。高タンパクで脂肪分の少ない赤味の肉はとてもヘルシーでダイエットに最強なんだそう。トナカイの肉は少しクセのある味ですが、それがまたソーセージにはぴったりなんです。余り他の国では食べる事のない食材なので一度是非試してみて下さい。

 

トナカイ肉のシチュー (Poronkaristys) 

フィンランド北部、ラップランドで放牧されているトナカイの肉はとても有名です。マッシュポテト、そしてベリーソースと一緒に食べます。

ラップランドは人間よりトナカイの数の方が多い地域。トナカイの他にもシビエ肉を食べますがトナカイが一番食べやすい味なのではないでしょうか。他のシビエ肉に比べて獣臭さがない気がします。若干クセのある味ですが、すっきりした味で私は大好物です。

 

フィンランド風ロールキャベツ(Kaalikääryleet) 

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フィンランドのロールキャベツは日本のロールキャベツとは全く違います。キャベツで巻くのは同じですが中身の具が違うんです。お肉に白ご飯やオートミールを混ぜるんです。そして煮込まずにオーブンでじっくり焼いて仕上げます。

キャベツはパリッとして、中はジューシー。リンゴンベリーなどのベリーやコケモモなどのベリー系のソースで食べるのがフィンランド風です。コツはじっくりと1時間以上かけてオーブンで焼く事。最後にちょっと焦がしたら出来上がりです。

 

フィンランドのイチゴ

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イチゴの季節にフィンランドへ行ったら絶対食べましょう。森の味がします。こんな美味しいイチゴは生まれて初めて食べました。ちょっと小ぶりで真っ赤なイチゴ。そう他では食べられない味です。

5キロ入りの箱で22、9ユーロ。スペインの10倍ぐらいしますが食べる価値は絶対にあります。イチゴってトマトと同じく、味のない野菜果物の認識だったので驚きました。フィンランド産以外のイチゴも売ってるので購入前に必ずフィンランド産か確認して下さい。  

 

オートミール

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フィンランドの朝ごはんと言えばオートミール。これにイチゴジャムや他のフルーツジャムをのせて食べるのも至福の味です。オートミールをゲロの味とか言う人は理解出来ないです。こうゆう見かけちょっと系って何でも美味しくないですか?トロロとか。  

 

森で採集したベリーのパイ (Mustikkapiirakka)

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夏にフィンランドへ行くと森はベリーだらけです。皆さんバケツで採ってます。ベリーは冷凍させて一年中食べる事が出来ますが摘みたてがやっぱり一番美味しいです。

ベリーの季節にフィンランド人のお家にお邪魔すると、何処の家庭でもベリーケーキでもてなしてくれます。フィンランドは味がしないのが基本ですが、ベリーケーキに関しては他の味がしない分ベリーの風味が増して最高です。  

 

クラウドベリーのスープ

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森には色々なベリーが育ちます。その中で王者とも言えるのがクラウドベリー。日本ではホロムイイチゴの名で呼ばれているようです。

ビタミンCがたっぷりで、天然ベリーの中で一番多く繊維が含まれています。酸味が少しキツイのでそのまま食べるより、ジャムやスープにして食べる事の方が多いのだそう。色が美しく鮮やかなので料理の飾りとしても使われます。

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サルミアッキ

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世界で一番不味い飴として有名なサルミアッキ。塩昆布みたいな味がするので日本人的にはそう悪くない味です。フィンランド人はサルミアッキ、崇拝してます。何時でも何処でもサルミアッキです。

 

世界のグルメ、フィンランドの注意事項色々

フィンランドはコーヒーの消費が世界で一番多いぐらいのコーヒー好き。エスプレッソではなくアメリカンが主流です。コーヒーはお代わりできる喫茶店が多いので聞いてみましょう。

映画「カモメ食堂」の舞台となったレストラン、カハヴィラ スオミはヘルシンキにあります。映画では日本食屋ですが実際はリーズナブルな値段でフィンランド料理が食べられる、地元の人にも人気の食堂です。オフィス街にあるので土日は閉店。中心地からは歩いて行けない距離です。

スーパーマーケットで買えるのは4,7%以下のアルコールのみ。それ以上のアルコールは国の専売店で買います。ビールも味がしなくて感心しました。    

 

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