世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

フィンランドでホームスティして学ぶヘルシンキの物価と魅力、そしてフィンランド人の生活

      2017/05/11

ヨーロッパ在住18年目のフードライターが世界中で素敵な人達に出会いながら世界中を食べ尽くすの記録。今回訪れたのは森と湖の未知なる国フィンランド。自然が素晴らしく、人々は暖かく、物価は高いけど住み心地の良い素晴らしい国でした。世界ホームスティ紀行、フィンランドのホームステイ編です。

スポンサーリンク

 

マリメッコ、アラビア、イッタラ、カモメ食堂、何が何だか全く分からん!

IMG_9477

「明日からフィンランドだよ。」そんなメールを日本の友達にしたら「いいな、日本は空前の北欧ブームだよ。マリメッコ、アラビア、イッタラ。かもめ食堂にも行かなきゃね。」なんてメールが返ってきて困り果てました。スペインに住む私にとって北欧は全く未知なる国。

かもめ食堂は「食堂」とつくからには何かを食べる場所なのだろうと予測がつきましたが、マリメッコ、アラビア、イッタラが全く分からない。食べ物なのか、買う物なのか、それとも見るべき場所なのか。よくよく考えてみたら「かもめ食堂」だって何でカモメで食堂なんだか全然分かりません。

同じヨーロッパとは言えスペインに住む私にとってフィンランドは遠い遠い未知の国。フィンランドで知っている事と言ったらムーミンとサウナだけ。そんな私を優しく迎えてくれたのがヘルシンキ在住のアヌ(ANU)の家族です。この素晴らしい家族のサポートのおかげで、未知なる大国フィンランドへの第一歩を安心して踏み出す事が出来ました。なんせお母さんのアヌと長女が日本語ペラペラなんです。これ以上ない強力な助っ人達です。

IMG_9924

 

フィンランドの物価は高い。北欧雑貨はもっと高い。

まずはアヌの案内でヘルシンキ散策です。首都だけあって都会なのですが都会過ぎないサイズが心地が良い。そして何だかリズムがゆったりしているんです。一度住んでみたいと思わせる魅力に溢れた首都です。でも物価が高い。ノルウェーやスウェーデンに比べたら若干安いです。でも私はスペインに住んでいるので、南欧の物価と比べると何もかもが信じられないくらい高い。

特にアルコールの値段はえげつなかったです。北欧では気軽にビールとかちょっと無理かも。レストラン、カフェ何もかもが高いです。私は夏にフィンランドを訪れたので気候が良く、緑溢れるヘルシンキの街は誰もかれもが外の公園にいました。だからよくデパートのお総菜コーナーでサラダやサンドウィッチなんか買ってピクニックしていました。ヘルシンキは首都なのに都会都会していないので空気が澄んでいてキレイです。外に居るのが本当に気持ちいいのでランチボックス作戦、強くお勧めします。

スポンサーリンク

それから念願の、というか不思議ミステリーであったマリメッコ、アラビア、イッタラの店を見に行きました。北欧雑貨ショップ巡りです。マリメッコは鮮やかで大胆なプリント柄が特徴のファッションブランド。アラビアはデザイン性と機能性を追及した陶器ブランドの老舗。イッタラは「特別の輝きを持ったガラス」として古くから世界中の人々を魅了してきたガラスメーカー。アヌの「何時も日本人でいっぱいです。」の言葉以上にお店は日本人占有率が高かったです。

マリメッコ、アラビア、イッタラのショップは何もかもがメチャクチャ可愛かったけれどお値段が全然全く可愛くない。物価の高い、北欧プライスで生きる北欧人にすら高いと言わせる強気の価格設定。なのでフィンランド人達は誕生日プレゼントなど特別な日に使うのだそう。私は眼の保養だけして「かめも食堂」へ行きました。

 

映画の舞台となったヘルシンキのかもめ食堂

「かもめ食堂」はフィンランドのヘルシンキを舞台にした日本映画の題名です。小林聡美さんが演じる主人公が営む日本食レストランの名前が「かもめ食堂」なんです。ロケ地となったレストランは映画のように日本食ではなく、フィンランドの素朴な伝統料理をリーズナブルな値段で提供する大衆食堂。

地域の人から親しまれ、人気のレストランでしたが今や映画の影響で、ヘルシンキの中心地から離れているにも関わらず日本人が多く訪れる観光スポットとなりました。日本語のメニューだってあるんです。とても楽しみにしていたのに、その日はあいにくの日曜日。観光地ではなくオフィス街にあるレストランなので土日は定休日なんです。

 

フィンランドのホスピタリティ。ヘルシンキでホームスティ。

IMG_9673

がっかりしていたら優しいアヌが「あのレストランよりも美味しくて、フィンランドっぽいモノ沢山作ってあげます。」と言ってくれました。そんな訳で材料だけ買ってヘルシンキ郊外のアヌの家に帰りました。フィンランド人にとって憧れは都会のマンションではなく郊外の一軒家です。出来れば湖の近くが良いのですが、ヘルシンキ周辺は余り湖がないのだそう。

家に帰ったら既にアヌの子供たちがサラダを作っていました。フィンランドでは共働きが基本なので、子供たちはパパとママのお手伝いを沢山してくれます。それは女の子に限らず男の子も一緒です。そして親と子の関係が何と言うか友達みたいなんです。親は全然子供たちを子供扱いしないし、子供たちだって親と一線をひいて接するなんて事しません。親子間の会話がもう、何だか本当に普通の友達との会話。

フィンランド人ってシャイな人が多いです。なのでこちらから話しかけた方が良い。はにかんだ笑顔で一生懸命答えてくれます。もう本当にフィンランド人って森の妖精みたいな人達です。素朴で温かくて、そして美しい。ぬけるような透明感のある白い肌、そして黄金に輝く髪。特に子供達は天使か妖精にしか見えません。

つづく

 - フィンランド