世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

オランダ人人が作り出したオランダという国、そしてオランダの風車のシステム

      2017/04/27

オランダは九州ぐらいの大きさしかない小さな国。そんな小国にもかかわらず知名度は抜群で、世界的に有名なモノが沢山あります。風車、チューリップ、運河、自転車、フリードラッグ、飾り窓、チーズ、サッカー。小さな巨人、オランダとは一体どんな国なのでしょうか。ヨーロッパ在住18年目のフードライターが世界中で素敵な人達に巡り合いながら、世界中を食べ尽くすの記録。今回はオランダについて。

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オランダは勤勉なオランダ人が自分達で作り上げた国

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オランダでホームスティをしていた時、家族の人に近所の素敵な湖に連れて行ってもらいました。でもそこは驚いた事に自然の湖ではなく、干拓工事に使う土を掘った後に出来た大きな穴。そこに余分になった水を引き、市民の憩いの地となる湖を造ったのです。

国土の20%以上が13世紀以降の干拓工事によって造られた国、オランダ。飛行機から見下ろすと運河が至る所に張り巡らされ、オランダの大地は全く人工的に見えます。と言うかオランダの果てしなく平らな土地の何処を見ても手つかずの自然を見つける事なんて出来ません。

オランダはオランダ人が作りあげるまで存在しなかった国なのです。勤勉で名高いプロテスタントの国民が、コツコツと自分たちの手で、自分たちが住む土地を造っていったのです。それが俗に、世界は神が造った。しかしオランダはオランダ人が作った、と言われる理由です。

 

オランダ名物、風車のシステム

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オランダには山がありません。だからオランダ人、ちょっとした山の景色を見るとメチャクチャにテンションが上がります。本当に嬉々とします。オランダ人ほど山を見るだけで、あんなに喜ぶ国民は存在しないのではないでしょうか。オランダのほとんどの土地は標高200メートル以下です。4分の1の国土が海面よりも低い国なので一番の敵は何時の時代も海水です。

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オランダと言えば風車。何故オランダには風車が沢山あるのでしょうか。干拓地に過度の水が入らないよう至る所に運河を掘り、それだけでは有効ではなかったので水量を維持する為の新たな方法として多くの風車を設置したのんです。

水面がある一定の高さに到達すると風車のポンプが水をくみ出し、次の地点の風車へと水を流します。その風車がまた次の地点の風車へと水を流し、バケツリレーのごとく風車の連携によって余分な水を堤防の外へ繋がる川へと排出させているのです。

かつてオランダには一万基程の風車が点在していました。現在でも1000基を超える風車が残っており、一部は今でも干拓用に使用されています。

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究極のオランダ人の合理主義 土地が無いから川に住む

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オランダの首都アムステルダムは街中に運河が網の目のように張り巡る美しい街です。そんな運河の壁面にずらりと並ぶ何だか不思議なボート。これはアムステルダム名物の一つである水上生活者の住居、ハウスボートです。

ガス、電気、上下水道が完備された、住所もある普通の家。人口が多いのに土地が少ない、慢性住居不足のアムステルダムでやむを得ずボートに住み始めたのがきっかけなのだそう。今ではこのハウスボート、若者達の憧れの的で、新たな係留許可がなかなか認められないことから競争率がとっても激しいのだそう。

オランダは何だか色々と不思議なモノが多いです。でもその全てが、結局はとても何だか合理的。 オランダの不思議発見の旅はまだまだ続きます。 

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