世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

モロッコの観光地と世界遺産16選 モロッコで訪れるべき場所

   

ヨーロッパの人達から絶大な人気を誇る観光大国モロッコ。観光、グルメ、ショッピング、旅の楽しいが全て揃った素晴らしい国。見所が沢山あるのでモロッコだけを旅するのがベストだけれど、ヨーロッパと組み合わせるのも強力にお勧めします。例えばスペインのバルセロナからモロッコのフェスまで、Ryanairで15ユーロ位で行けちゃいます。ヨーロッパとアフリカを同時に楽しむ事が出来ます。

マラケシュ(Marrakech)

ベルベル語で神の国を意味し、昔から南方の真珠と呼ばれている美しい街、マラケシュ。もし時間が無くて色々と周れないのなら、マラケシュを散策してサハラ砂漠を訪れる。もうそれだけでモロッコが満喫出来る。

旧市街(メディナ)が世界遺産に登録されていて、東西2km、南北3kmの城壁の中に王宮、バイア宮殿、エルバディ宮殿、サアド朝の墳墓群などの見所が盛沢山につまっている。

中でもマラケシュを他に類を見ない特別な空間とさせているのがジャマル・エル・・フナ広場。旧市街の中心にある400m四方の広場で、ここで見るもの全てがスペクタクル。午前中はフレッシュなフルーツジュースの屋台が並び、昼から夜にかけては大道芸で賑わい、日が暮れると美味しいモロッコ料理を堪能出来る屋台で埋め尽くされ、夜が更けると広場のあちこちでジャムセッションが始まる。

街のランドマークとなるのは77mあるクトゥビーヤ・モスクのミナレット。このミナレットはスペインのセビージャにあるヒラルダの元となっただけでなく、東ヨーロッパ、ロシア、アメリカ、世界中のイスラム建築のモデルとなった。

サハラ砂漠への玄関口であり、ツアーも事前に予約するよりマラケシュへ着いてから申し込んだ方が安い。当日出発は無理だけど、翌日出発なら申し込める。モロッコに来たからにはサハラ砂漠は絶対に訪れたい。

サハラ砂漠 (Sahara)

世界最大の砂漠。アフリカ大陸の3分の1を占め、アメリカ合衆国とほぼ同じ面積。多くの国にまたがって存在するが、どの国も政情不安を抱え安全性に欠けるので、サハラ砂漠を訪れるならモロッコからのアクセス以外選択肢ナシ。

モロッコ南部マラケシュの町から数多くのサハラ砂漠ツアーが出ている。自分の予算、期間に合わせたツアーを選ぼう。マラケシュでツアーを申し込んだ方が確実に安いし、よっぽどのシーズン中でない限り売り切れにはならない。

一番人気はマラケシュ発着の2泊3日のツアー。ラクダで砂漠に建てられたテントまで行き一泊する。サハラ砂漠の他に色々な観光地を回ってくれるのでお得感はある。ただ殆どが移動時間で肝心のサハラ砂漠にいる期間が短い。サハラ砂漠をとことん楽しむなら5日間のツアーがベスト。

フェス(Fez)

モロッコに存在したイスラム王朝の多くがフェズに首都を定めていた。現在の首都はラバト、フェスはモロッコ第三の都市となったが何時だってモロッコとモロッコ人達にとって特別な地であり続ける。

フェズの一番の見所は世界最大の旧市街(メディナ)。道が曲がりくねっているだけでなく、100m以上の高低差がある。薄暗さも手伝って何だか不気味で巨大な迷路のような場所。道幅は一番広くて6m、1m以下の道も多い。

絶対に迷うので気にせず歩こう。ただ歩いてるだけで楽しいけれど、カワイイ雑貨が沢山売ってるのでショッピングも最高。定価が無いので値切るのを忘れずに。

一番の見物はモロッコ最大規模を誇るタンネリと呼ばれる皮を染める職人地域。染色用のカラフルな桶に皮を漬け込んで染め上げる、昔から何一つ変わらない手作業の様子を見学出来る。お土産物屋さんにチップを払って屋上に上らせてもらおう。

アイット・ベン・ハドゥの集落

ベルベル人が造った要塞型の集落。隊商交易の中継地として栄えた。盗賊からの略奪から集落を守るため、城砦のような構造を持つ。敵の侵入を防ぐ為に集落への入り口は一つ。城壁の中の通路は入り組んで、篭城に備えた食糧庫もある。

アラビアのロレンス、グラディエーターなど数々の映画のロケ地となった。集落の近くには世界最大級の映画撮影所もある。

交通の便が悪いので個人で訪れるのは困難。サハラ砂漠とセットで訪れるのが一番簡単。

エッサウィラ (Essaouira)

歴史は古く紀元前のフェニキア人が基地としたのが始まり。現在の町並みが作られたのは17世紀頃。フランスの著名な建築家が手掛けたので、アフリカにあってかなりヨーロッパな雰囲気。

芸術家、ヨーロッパを中心とした外国人が多く住む、国際色豊かな町。最近では大西洋の大波を狙った世界中のサーファー達で賑わっている。アフリカであってヨーロッパ、アートでヒッピーな何とも魅力的な町。

魚介類が安くて美味しいのも魅力の一つ。おすすめは生ウニ、カニやエビ、タコが安くて美味しい。悪質な客引きが少なく、商品に値段がついている。これはモロッコにあって最高に珍しい現象。

シャフシャウエン(Chefchaouen)

町全体が青く塗られている、モロッコで一番のインスタ映えスポット。スペインの白い村も素敵だけど、青い村は何だかもっと幻想的。統一されているのではない、淡い青のグラデーションが最高に美しい。

毛織物などの手工芸品も有名。有名な大麻生産地でもあるので、町を歩いていると必ず売人に声をかけられるので注意しよう。

町自体の魅力も凄いけど、観光客が多い割には地元の人達がすれていなくて親切。居心地最高に良し。山の合間にあるような町なのでバスで酔うのが難点。

メクネス

17世紀の都、かつて王都だったからか気品が漂う。規模的には小さいけれど見所は多い。町のシンボル的なマンスール門は北アフリカで一番美しいとされる。

フェスから日帰りで行くのも可能。でも落ち着いた素敵な町なので是非滞在して欲しい。フェスの喧騒に疲れたら訪れたい。

温暖な気候の為ワインやオリーブの産地となっている。特にワインは良質。

ティンジル(Tinerhir)

時間が許すのなら絶対滞在して欲しい砂漠の中のオアシス。アクセスが困難な場所が多いけれどティンジルなら公共の交通手段で行ける。おとぎ話の世界に紛れ込んだような気分になる。

トドラ渓谷

モロッコのグランドキャニオンとも呼ばれる渓谷。200m近い断崖絶壁が連なる、ロッククライマーの聖地。トレッキングするだけでも楽しい。日本にはない壮大な景色を満喫しよう。

マサガン(アル・ジャジーダ)

15世紀にポルトガル人によって作られた要塞都市。規模は小さいが分厚い城壁でぐるりと囲まれている。バカンスシーズンとなるとヨーロッパ人で溢れる。

旧市街が小さく、見どころも少ないが居心地がとても良い町。観光客をカモにしようとする人達が少ないので、安心して適正価格でショッピングが楽しめる。ただ地元の人向けの物しかない。

アシラ

モロッコ北部の小さな港町。白壁のスペイン南部アンダルシア地方を彷彿させるような町。ただリゾート化が進んだスペインではもう見る事の出来ない素朴な港町の雰囲気を今だ持つ。

物価が高くなりつつあるスペインから流れてきたヨーロッパのリゾート客で賑わう。壁画で有名な町で、旧市街の多くの壁に絵が描かれている。

カサブランカ(Casablanca)

首都ラバトよりも個人的にお勧めなのがカサブランカ。モロッコ最大の都市で商業の中心地。かなり近代的で他の都市との対比が激しい。

一番の見物はモロッコ最大のモスク。ミナレットだけなら210mで世界一の高さ。歴史がある訳でもないし見学料が結構高いけれど20世紀最高の芸術品と呼ばれる位なので見る価値はあり。

マラケシュまでの交通の便が良いので、飛行機でカサブランカ発着もいいかと思う。ただモロッコで一番治安が悪いと言われているので注意しましょう。特に夜!

ラバト

アラブ色の強い旧市街、フランス植民地時代に発展したヨーロッパ風の新市街、どちらも世界遺産に登録されている。観光客としてならそれ程見るべきものがないけど、住むならラバトはかなりいいと思う。

テトゥアン旧市街

スペイン領なだけにスペイン南部のアンダルシアそのもの。白い村のちょこっとだけ大きい版。モロッコに居ながらスペイン南部も満喫出来る。でもスペインに行った事がある人なら別に訪れなくても良いと思う。

タンジェ

スペインからフェリーでモロッコへ渡る人達にとって最初の関門となる町。しつこく悪質な客引きが多いので、タンジェで早くもモロッコ嫌いになる人も多い。最近はマシになったようだけど、私なら絶対スキップする。

ヴォルビリスの古代遺跡

2世紀頃の古代ローマ帝国時代に栄えていた町。保存状態の良いモザイクで有名だが建物時代は殆ど残っていない。世界遺産には登録されているがアクセスも良くないのでよほどのマニアでない限りスキップしていいと思う。

モロッコを訪れたら絶対食べたいモロッコ料理に関してはこちらを読んで下さい。

 

 - アフリカ, モロッコ, 世界の観光、雑学まとめ