世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

ポーランドの世界遺産 首都ワルシャワで見つけたショパンと熱い愛国心

      2017/09/25

見所が沢山あるポーランドですが、首都ワルシャワの街は是非とも絶対訪れて欲しい。世界遺産にも登録されていて、心揺さぶられるポーランド人の愛国心を感じる事の出来る場所です。ヨーロッパ在住18年目のフードライターが世界中で素敵な人達に出会いながら、世界中を食べ尽くすの記録。今回はポーランドの首都、ワルシャワの魅力をとことん。

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ショパンは何時だってポーランドのもの

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世界的に見て日本人程ショパンが好きな国民はいないのではないでしょうか。かく言う私もショパンの大ファンです。

ショパンはフランス人だと思われがちですがポーランド人です。首都ワルシャワで生まれ20歳でフランスへ旅立ち、二度と祖国の地を踏む事はありませんでした。

それでもショパンは常にポーランド人としての誇りを持ち、郷愁を常に抱きながら生涯を過ごしたのです。

彼の死後、遺体はパリに葬られましたがショパンの思いを知る人々、そして彼の遺言によって彼の心臓だけはワルシャワへ戻されました。現在ショパンの心臓はワルシャワの中心にある聖十字架教会に安置されています。

ショパンの旋律のインスピレーションであるポーランドという国。ショパンが愛して止まないワルシャワの街。ショパンマニアである私の聖地を訪れました。

 

ポーランドの歴史は何時だって波乱万丈 

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ポーランドは「平原の国」という意味を持ちます。その名の通り国土のほとんどが広大な平野で、攻められやすい地形。更には隣国にドイツ、ソ連といった強国が存在するので、ポーランドの歴史は実に複雑で不憫です。

10世紀に建国されるも18世紀後半には隣接した3国に分割され消滅。地図上からポーランドという国が消えてしまいました。国民の強い意志の力で、第一次世界大戦終了後独立を果たしますが第二次世界大戦で再びドイツとソ連によって分割されてしまいます。終戦後不死鳥のように再び独立するのですがソ連の強い影響下に組み込まれてしまいました。

1989年、やっと現在のポーランド共和国へと平和裏に移行し、旧ソ連圏で初めての非社会主義政権の誕生となりました。

 

市民の熱意と愛国心が成し遂げたポーランドの首都、ワルシャワの復興

他国に支配されても、国の存在自体が無くなってしまっても不死鳥のように蘇る国、ポーランド。愛国心がめちゃくちゃ強く、我慢強く、情熱的なのがポーランド人の特徴です。

そんなポーランド気質が良く分かるエピソードがワルシャワの街の復興です。

ポーランドの首都、ワルシャワの街はナチス・ドイツの破壊活動によって80%以上が瓦礫と化してしまいました。人口100万人の内、生き残ったのは僅か16万2千人。

戦争が終わるとワルシャワ市民たちは亡くなった家族や仲間、そして愛国心を胸に街を復興します。その復興の仕方が凄いんです。聞いたとき思わず涙がこぼれてしまいました。

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愛する故郷を取り戻す為にワルシャワ市民が取った行動

ワルシャワ市民たちは瓦礫の山から一つ一つの建物を「煉瓦の割れ目に至るまで」忠実に再建していったのです。全てを、幸せだったあの時のままに戻していったのです。

今あるワルシャワの旧市街は、一見すると中世の街並みそのものです。でも実際には戦後数十年の歴史しか持っていません。それでもここが世界遺産に登録されているのは、街自体の歴史的価値ではなく、街の復興にかける市民の熱意と愛国心が評価されたからです。

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極めて例外的で、稀有な街ワルシャワ。絶対訪れる価値のある街です。古いモノが何も残っていないから、全部戦後に作ったイミテーションの街だから、そんな理由で期待しないで行ったワルシャワの街、凄く良かったです。しびれました。強く深く心に響きました。

古く見えるけれど新しい、本物ではないけれど、何よりも本物。祖国を思う人々の愛が作り上げたワルシャワの街、絶対にお勧めです。ショパンがずっと帰りたかった理由が良く分かりました。

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ワルシャワを訪れる前に絶対見てほしい映画 戦場のピアニスト

映画の中で主人公が破壊され尽くしたワルシャワの街をさまようシーンがあります。現在の美しいワルシャワの街を訪れる前に、戦場のピアニストは絶対見てほしい映画。

主人公のピアニストは過酷な条件の中で生き残った数少ないユダヤ人です。それは彼がメチャクチャ強かったからでも賢かった訳でもありません。ポーランドを象徴するショパンを誰よりも上手に弾けたからです。

多くのポーランド人達が主人公であるピアニストを助けました。それはきっと茨の道を歩んだポーランドの人達が、再びまた自分達の国が無くなってしまう危機に立たされた時、失われてゆくポーランドを何としても生き残らせようとした結果なのだと思います。

心から愛する国、ポーランドの象徴でもあるショパンを一番上手に弾くピアニストが生き残る事を、誰もが皆が望んだからなのだと思います。

映画の中で使用された曲は全てショパンです。ドラマティックで力強く、美しくて悲しいショパンの調べがワルシャワの生き様と重なって涙がとまりませんでした。

 

世界遺産の街ワルシャワの楽しみ方

ワルシャワの街は是非是非ショパンを聴きながら歩いてもらいたいです。ショパンの旋律がこれほどよく合う場所は他にありません。

ワルシャワの街は世界遺産にも登録されているのに、観光客は余り訪れてくれません。ポーランドで一番人気の観光地、アウシュビッツも確かに重要ですが、ワルシャワの街も決して外す事のできない場所だと思います。

心をワシャワシャと揺さぶられる、美しくて悲しい街です。

勿論ショパンの他にもワルシャワの魅力は沢山あります。ナイトライフもその大きな魅力の一つ。レストランもとても数が多く質が良いです。美味しいパン屋さん、ケーキ屋さんも山ほどあるので食べ歩きも最高です。

 

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