世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

治安の不安はあるけれど絶対お勧めの国トルコのイスタンブールで絶対訪れるべき場所と食べるべきもの

      2017/04/17

アジアとヨーロッパ。2つの顔を持つトルコは観光大国です。毎年発表される世界観光客数ランキングで常に上位に名を連ねるトルコ。日本の約二倍の国土に魅力的な観光名所が散らばり、世界遺産も13か所あります。そしてトルコはフランス、中国と共に世界三大美食の国でもあるんです。ヨーロッパ在住18年目のフードライターが素敵な人達に出会いながら世界中を食べ尽くすの記録。今回訪れたのはトルコ。美しい景色があって、美味しい食べ物がある、トルコの魅力をとことん。

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フランス料理、中華料理と共にトルコ料理は世界の3大料理の一つ

中華料理、フランス料理と並んで世界三大料理の一つであるトルコ料理。中国、フランス、トルコ、いずれもかつては広大な領土を持つ大帝国でした。食通の王族や皇帝が珍味の食材を集め、また国富を背景に多くの名高い料理人を召し抱えて腕を競わせた結果、このような大帝国では多彩で豪華な食文化が花開く事になります。

トルコと言えば誰もがケバブを思い浮かべるのではないでしょうか。確かにトルコで食べる本場のケバブは美味しいです。でも世界三大美食の国、トルコは決してケバブだけではないんです。そんなトルコの美味しさと、美しさをシリーズでとことんお伝え出来たらなと思います。

 

イスタンブールは世界で一番美しい都市

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まず最初に訪れたのはイスタンブール。世界で一番美しいとまで言われる街です。イスタンブールはトルコの首都だと思われがちですが違います。トルコの首都はアンカラ。でもイスタンブールはトルコ最大の都市で、今も昔も経済、文化、歴史の中心地です。

人口は1、410万人。世界で7番目に多くの人口を抱え、ヨーロッパではモスクワに次いで二番目に大きな都市です。この街の最大の特徴はボスポラス海峡を挟んで、街がヨーロッパとアジア2つにまたがっている事。ヨーロッパへの正に玄関口ではありますが、この街の印象はもろにアジア。エキゾチック満載です。

 

イスタンブールの歴史が街に華やかさと憂いをもたらした

イスタンブールを初めて訪れるなら、まず最初に行かねばならぬ場所がスルタンアフメット。ユネスコの世界遺産にも登録されているイスタンブール歴史地区です。

この場所に最初の都市ビザンティオンを作ったのはギリシア人。その古代ギリシアが古代ローマに組み込まれると、コンスタンティノポリスと改名されました。そして同じ世紀の末にはローマ帝国の東西分裂によって、東ローマ帝国(ビザンチン帝国)の首都となります。

その東ローマ帝国が滅びると、新たな支配者となったのがオスマン帝国。地中海一帯を牛耳る巨大な帝国の首都となりました。ギリシア、ローマ、イスラム、3つの文化が溶け合い、古き時代から栄枯盛衰のはかなげを見届け続けたイスタンブールの街。華やかではあるけれど、何とも言えない憂いが漂う本当に美しい街です。 

 

イスタンブールで見るべきもの、訪れるべき場所

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イスタンブール歴史地区を代表する建築物は「世界で一番美しいモスク」と評されているスルタンアフメト・モスク。一般的には青のタイルやステンドグラスで彩られている事からブルーモスクと呼ばれています。その美しさははっと息を飲むほどで、時が経つのを忘れて見続けてしまいます。特に夕暮れ時と夜のライトアップは絶対に見逃してはいけません。

ブルーモスクの真正面に鎮座するのがアヤソフィア。東ローマ帝国時代にキリスト教の大聖堂として建設されました。東ローマ帝国の代表的な建築物で、ビザンティン建築の最高傑作。本当に大きくて、1520年にスペインのセビリア大聖堂が完成するまで、1000年にも渡って世界最大の大聖堂でした。

後にオスマン帝国の支配下になると、大聖堂は没収され、4本の塔、ミナレットが建設されイスラム教徒の為のモスクへと転用されました。

 

トルコのイスタンブールでは何を食べるべきなのか

スルタンアフメット地区には数多くの観光名所がギュギュっと凝縮されています。となると観光客も集中します。観光客が集まる場所にはレストランも集まります。この地区には観光客の目をひくべく、伝統的なトルコ料理を店先で作るパフォーマンスをしているレストランが多いんです。

レストランの店頭で作られている料理はギョズレメ。トルコ版のクレープです。これは小麦粉で作った生地をクレープのように薄くのばし、中に色々な具を入れて焼いた料理。

サチと呼ばれる、ギョズレメ専用の大きな鉄板で焼きます。このレストランではギョズレメの種作りから、伸ばして、具を入れて、焼くまで全てを店頭で行っているので観光客から大人気です。

観光名所にある有名なレストランなら、何を食べても美味しいです。でもやはり高い。だから庶民の味方である小麦粉系の料理は、私なら高級レストランでは食べません。素材が安いモノを使って作る料理を高級レストランで高いお金を出して食べるのが嫌なんです。

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イスタンブールの高級レストランで食べるなら絶対羊の肉

高級レストランで食べるギョズレメは確かに美味しい。でも同じ高いお金を出すのであれば、私なら羊肉を注文します。トルコ料理は肉が中心で、特に美味しいのが羊の肉なのです。

羊肉は当たり外れが多いので、高級レストランで食べるラム肉は安心感が違います。柔らかくてジューシー。臭さも全く無く、食べやすくて本当に美味しい。きっと誰もが満足出来る味です。

このレストランでは前菜がビュッフェ式になっていて、色々な前菜を堪能出来るので楽しさが更に倍増します。トルコの料理は口だけでなく、眼でも楽しませてくれるんです。彩が本当に鮮やかで、まさに宮廷料理の国だと実感しました。それに何を食べても美味しい、当たり外れがない。

大満足でレストランを後にしたのですが、何だかちょっと空しい気分になりました。伝統的なトルコ料理を伝統的手法で伝統的なデコレーションのレストランで食べる。それがまるでディズニーランドに居るかのような感覚に陥ったのです。全てがワンダフルだけど、全てが何だか作り物っぽい。

そんな私はもっと何かリアルなモノが食べたくなって、イスタンブールの下町に潜り込んでいきます。次回はイスタンブールで見つけたB級料理編です。

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