世界食べ尽くしの旅 Españoleando

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イースター島のモアイの謎を解く その1 モアイの歴史と意味、アフ・トンガリキに関する全て

      2017/09/21

イースター島のモアイ像は謎だらけ。いったい何故、どのようにして作られたのでしょうか。イースター島のモアイ・ツアーのガイドさんがとても博識で素晴らしかったのでまとめてみました。モアイ像とは何なのか。そしてイースター島の観光の目玉であるアフ・トンガリキに関して。

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イースター島のモアイとは何なのか

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・高層階級の人たちはマナと呼ばれる強力な精霊の力を持つと信じられていた。その人達が亡くなるとマナを何処かに留め、今まで通り村を守ってもらおうと考えた。

・モアイとは亡くなった先祖の分身であり、マナを留める器。その為モアイは常に島の内側、村の方を向いて立っている。島の中にマナの力を維持する目的。

・モアイはアフと呼ばれる祭壇に乗せた後目のくぼみを作り、珊瑚と黒曜石を使って作った目を付けた。目を付ける事によって初めてマナが宿るとされた。

・製造場所である石切り場からの運搬途中で壊れたモアイはそのまま倒され放置された。目のくぼみがないため、祭壇に辿り着く前のものだったと推測される。

・権力闘争としてモアイ倒し戦争が起きた。モアイの目に霊力が宿っているとされていたので、敵のモアイをうつ伏せに倒し、目を粉々にした。

・モアイは主に凝灰岩で出来ている。島に1045体あるモアイのうち、11体が女性(別のガイドによれば1体)

 

モアイが作られ倒された歴史的背景

・ラパヌイには15の部族が存在していた。モアイを彫る部族、運搬する部族、祭壇を建設する部族、持ち上げる部族、目を作る部族、それぞれの部族が異なった役割を担い、協力して暮らしていた。この時代は8世紀から14世紀頃まで500~600年間続いた。

・モアイを作る為に木が伐採され、環境破壊が起こった。森が無くなり、土壌も悪くなり作物が育たなくなった。人口増加に伴い食料の供給が間に合わなくなった。周囲を海に囲まれた絶海の孤島イースター島で、逃げ場のない人達が残された資源を争って戦争を始めた。

・他の部族のモアイを倒す事は、その部族の守り神を倒すのと同じ意味。マナを封じる為に顔を下に向けて倒され、眼の部分は入念に破壊された。

・その後島民が奴隷として連れ去られたり、ヨーロッパ人が持ち込んだ伝染病で死んでしまったり、1877年頃には人口が100人程に減ってしまっていた。木片に刻まれた島の言葉ロンゴ・ロンゴを読める人も居なくなってしまったので、島の歴史は謎に包まれたまま。

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イースター島で一番有名な観光地 アフ・トンガリキに関する全て

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・イースター島観光で一番人気の場所。15体のモアイが祭壇に乗っている。1箇所のアフ(祭壇)に乗っているモアイの数としては最大。

・初代の祭壇(アフ)はサンゴで出来ていた。祭壇は3層に分かれていて、一番下の段(入り口近くまで続いているもの)の長さは250m。その上は105m。

・左から右にかけて新しいモアイ像へと進化していく。一番高いモアイは8.5mあり、重さは50トンに達する。

・1770年代の内戦で殆どのモアイが倒された。1960年には観測史上最大のチリ大地震で発生した10mを超える津波によって島の内陸へ100m程流された。

・1996年、日本のタダノ建設の支援でクレーンが寄付され、米国、チリ、日本の技術者の協力で全てのモアイが元の位置に戻された。

・入り口近くに設置されているモアイは1994年から1996年まで日本に展示されていた。ラパヌイの現状を世界に知らせ、募金集めを目的としたもの。島内で唯一パスポートを持つモアイとして知られる。

・モアイの下には墓があるが、モアイ1対に対して一人というわけではなく、その親族の遺骨も一緒に埋められている。

・モアイのある場所には、通常必ず村があるため、家の跡やマナ・ヴァイ(庭園)の跡がある。

 

モアイの上にのってるのはプカオ

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・モアイは大きければ大きい程権力の大きさを示す事が出来た。なのでモアイはどんどん大きくなっていった。頭の上に赤いモノをのせているモアイがある。これもよりモアイが高く見えるように作られた。帽子とも考えられたが、当時皆がしていた髪型、髷だろうと言われている。

・赤色凝灰岩で出来たプカオ(帽子又は髷)は丸いので、石切り場から転がして運搬した。アフ・トンガリキのモアイもプカオをのせていたが津波で落ちた。侵食や破損でモアイの上に戻すことが出来なかったものが脇に別個で展示されている。

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 - イースター島, チリ, ポリネシア文化圏, 中南米 , , ,