世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

アフリカのサファリツアーの楽しみ方 BIG5を狙うならクルーガー国立公園がおすすめ

      2017/04/17

アフリカと言えば野生動物。ジープを使って草原を走り回りゾウやライオンなどを観察するサファリツアーは世界中の観光客を魅了しています。アフリカにはサファリツアーを楽しめる場所が沢山ありますが、有名どころと言えばクルーガー国立公園ではないでしょうか。南アフリカで一番古く、最大規模を誇る広大な動物保護区で、数多くの野生動物が生息しています。ヨーロッパ在住18年目のフードライターが素敵な人達に出会いながら世界中を食べ尽くすの記録。今回はサファリとは一体何なのか。サファリ王国クルーガー国立公園の実態に迫ります。

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アフリカと言えばサファリ。でもサファリとは何を意味するのか?

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アラビア語で「旅」をSAFRAと言います。SAFRAがアフリカ東岸部で国を超えて広く使われているスワヒリ語ではSAFARIとなりました。だから今でもスワヒリ語でサファリは「長い旅」を意味します。19世紀頃になると欧米のお金持ち達がアフリカ東部を陸路で移動しながら大型野生動物をハンティングして楽しむ旅行の事をサファリと呼ぶようになりました。世界的に動物愛護の精神が高まり、現在多くの人達が考えるサファリとは銃をカメラに持ち替え、狩猟でなく観察目的で野生動物を追うツアーを意味します。

 

サファリ中に一番良く聞く言葉がビック・ファイブ(BIG5) その意味とは

サファリツアーをしていると良く聞く言葉があります。ビック5(BIG5)。これは中々見る事の出来ない大型動物を意味します。サイ、ゾウ、ライオン、バッファロー、ヒョウ。これらの動物は南アフリカの現地通貨にもプリントされています。

・10ランド サイ
・20ランド ゾウ
・50ランド ライオン
・100ランド バッファロー
・200ランド ヒョウ

ビック5の動物達は何故そんなに見る事が難しいのでしょうか。食物連鎖のトップに立つ大型肉食動物は草食動物と比べて元々個体数が少ないです。それに加えてビック5は狩猟するのが大変危険な動物として有名でした。勇敢に抵抗するのでハンター達から恐れられ、それがかえって闘争心を煽り、結果ビック5は世界中からやってくるハンター達の餌食となってしまったのです。

それだけではありません。沢山の地元の密猟者達もビック5を狙います。牙や角、毛皮などがブラックマーケットで高値を付けて取引されているからです。どんどん少なくなっていくビック5の動物達を保護する為にも、クルーガー国立公園のような保護区は大変重要な存在です。

 

アフリカを代表するサファリの名所、クルーガー国立公園

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クルーガー国立公園は縦370km、幅80km。四国ぐらいの大きさがある南アフリカ最大の動物保護区です。クルーガー国立公園を有名にしたのは広大な敷地だけではありません。生息する野生動物の種類が多い事でも有名なんです。南北へ370km伸びた細長い土地なので、気候、地形、植生がとても変化に富んでいます。そのような場所には多種多様な動植物達が集まってくるようで、クルガー国立公園へ行けば見たい動物がほぼ見れるとされています。アフリカでビック5の動物達を全て見る確立が一番高い場所がクルーガー国立公園なのです。

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ヨハネスブルクから北へ向かって435km、車で5時間程の所。南アフリカに属しますがモザンビークとの国境に程近い場所にあります。広大な土地に147種類の哺乳類、507種類の鳥類(非公式では537種)、114種類の爬虫類、49種の魚類、24種の両生類、49種の魚類、336種の樹木が生息しています。

 

クルーガー国立公園のサファリツアーの特徴

アフリカには多くの動物保護区があり、何処でもサファリツアーを楽しむ事が出来ます。南アフリカでサファリの事はゲームドライブと呼ばれます。ジープなどにのって敷地内を走りまわり、そこで暮らしている動物達を観察します。通常はガイドさんが運転する車で行くのですがクルーガー国立公園の最大の特徴はセルフドライブが可能な事なんです。自分の車、またはレンタカーで公園内を自由に走り回る事が出来ます。

車は4輪駆動じゃないとダメかと言えばそうではありません。敷地内の主要な道路は約2000kmに渡って綺麗に舗装されています。基本的にクルーガー国立公園は舗装されている道路しか走ってはいけないので自家用車でも大丈夫。ただやっぱり茂の中にいる動物達などを観察するには車高が高い4輪駆動の方が見えやすいかと思います。

お目当ての動物達を自分で探すとなると、何だかハードルが高いようにも感じられるのですが意外と簡単に見つけられちゃうんです。それだけ動物達の数が多くいて、警戒心もさほどないのでしょう。それに道路に車が止まっていれば何かが居るサインです。ゆっくり近寄って止まり、周りを見回せば必ず何かいます。

勿論プロのガイドさん達は動物の習性や縄張りを熟知しているし、トランシーバーを使って他のガイドさん達と情報を交換しながら敷地内を走ります。短時間で絶対お目当ての動物を見たいならプロのガイドさんと行くサファリツアーが一番確実。でもアフリカの大地を自分が好きなように運転して、動物達を見つけ出す楽しさは、なかなか他では味わえないかと思います。

ゲームドライブは夜明けから日没まで。時間を気にせず好きなだけ好きな場所を走れる、そして値段の安さも大きな魅力の一つではないでしょうか。公園内には宿泊施設が12か所あるので、それに併設してレストラン、ショップ、ガソリンスタンド、何だか色々と揃ってます。何か困ったことがあったら直ぐ駆けつけられるのも安心で頼もしい。

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クルーガー国立公園内でのゲームドライブ(サファリ)の注意点

クルーガー国立公園は本当に広大なので迷子になったら大変です。そして時間までに宿へ帰れるようきちんと計画を立てないとエライ事になります。四国程の大きさがあるのに、ゲートは8つしかありません。日没間際に間違った出口へ行ってしまうと、時間内に決められた出口から出れなくなってしまいます。その点には充分注意してサファリを楽しんで頂けたらなと思います。

 - アフリカ, 南アフリカ