世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

イタリアのベニスのまとめ ヴェネツィアで何処に泊まる?移動方法は?何を見る?

      2017/09/25

アドリア海の女王、水の都ベニス。ロマンティックに魅かれて世界中のカップルが集結する事でも有名です。私的には常に大量の観光客で埋め尽くされているのでロマンティックには程遠い場所に思えますが、街並みの美しさは確かに世界で一番。東洋のベニス、南米のベニス、今まで色々な〇〇のベニスを見てきました。でも本家本元のヴェネツィアはやはり格別の美しさでした。

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ベネツィアでは何処に泊まるべきか?

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ベネツィアは123の島と176の運河からなり、それらの間を400の橋がつないでいます。私たちがイメージするベネツィアはイタリア本土から出島のようになっているベネツィア本島の中に全てあります。

気温差が大きいので昼と夜で洋服を変えたり、観光途中で疲れた時に休憩をしたり(ベネツィアはトイレ事情が悪いです)、ロマンティックなディナーをゆっくり楽しみたいなら本島に宿泊しなければなりません。

本島は便利で快適ですが宿泊代はメチャクチャ高いです。特にサン・マルコ広場周辺の物価が異常に高く、中心地から外れるほど安くはなりますがアクセスが悪くなります。

ヴェネツィア本島は車の乗り入れが規制されているので水上バス、もしくは歩くしかありません。島は歩くには大きく、その殆どが石畳です。観光する分には趣があって素敵なのですが、大きなスーツケースと一緒だったら歩くのは大変困難です。

ベニス本島は迷路のように入り組んでいるので迷子にもなりやすいです。宿をとるなら、自分の荷物の大きさを必ず考慮して場所を決めて下さい。身軽でないなら本島の入り口、カナル・グランデの西に位置する鉄道駅、ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅周辺が便利かと思います。

本島のような雰囲気は皆無ですが、リド島は結構穴場です。観光客だらけの本島より落ち着いているし、値段もベネツィア本島より安いです。水上バスが頻繁に本島と結んでいるので意外と便利です。

ただ離島な分アクセスは限られているので時間に余裕のある人向けかも。ビーチもあるのでのんびりとバカンスを満喫しながらヴェニスも楽しむ、そんな人に向いているかと思われます。

ヴェネツィア本島の物価は何もかもが高いので価格を重視するならメストレ地区に宿をとりましょう。でもベニスの雰囲気は全くありません。ただの地方都市のベットタウンのような感じ。

ヴェネツィア島まではバスで10分程なのでアクセスは悪くないです。そしてメストレ地区は普通のイタリア人が住んでいる地区なのでベネチア本島より安いレストラン、バー、スーパー、何でも揃っていて総合的にもかなり安くベニスを満喫できます。

バックパッカー御用達のドミトリーもメストレ近辺に多いです。駅を挟んで反対側のマルゲラ地区にも安宿が点在しています。バックパッカーなら迷わずメストレかマルゲラ地区のドミトリーを探しましょう。

ただメストレ駅周辺は治安が少し悪いので、特に夜は注意が必要です。駅周辺に安宿が固まっていてアクセスが本当に良いので荷物が多い人にも大変お勧めの地区です。

 

ベニス本島の交通の基本は水上バス

ヴェネツィア本島には車が入れません。移動手段は水上バスか水上タクシーになります。水上バスは75分間有効券が75ユーロなので、ベネチアに二時間以上滞在する人なら確実に20ユーロの24時間券を買った方が良いです。

ヴェネツィア本島は徒歩だけでも主要な場所を見る事が出来ます。個人的には徒歩だけで周るには大きすぎると思ってます。それに離島を訪れるなら必ず水上バスを使用しなくてはなりません。ヴェニスは本島だけでなく離島も素敵なので2~3日は滞在して欲しい。それなら滞在期間に応じてパスを買った方が絶対にお得です。

ゴンドラは高いので乗る予定がない人は水上バスでヴェニスの運河をクルーズするのが一番。徒歩では見れない景色を見ることが出来ます。ただ速度が遅く、常に人で溢れているので意外と不便で情緒はありません。

水上バスに関してはこちらのサイトがとても詳しいです。
http://www.amoitalia.com/venezia/vaporetto.html

 

ベニスと言えばゴンドラ

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元々は住民の足として使われていたゴンドラ。今では観光客の為だけに稼働しています。シーズンともなればゴンドラの渋滞が出来る程で料金は40分80ユーロ位が相場。シーズン外なら交渉も可能ですがシーズン中は強気の価格に跳ね上がる事もあります。

昔のゴンドラは船全体が赤、青、金色に塗られ豪華絢爛な装飾がほどこされていました。そんな贅沢ぶりがエスカレートし過ぎたのでベネチア政府が贅沢取り締まり委員会を組織し、現在のような黒一色に統一されました。

オフシーズンなら値段の交渉も可能です。ただ料金トラブルも多いので乗る前にきちんと交渉しましょう。ゴンドラの渋滞も所々で見られるほど大人気のアトラクションです。

 

ヴェネツィアの成り立ち

ベニスはアドリア海の干潟に人工的に造られた街です。干潟に直径20センチ、長さが2~5メートルの木の杭を打ち、その上に石を敷きました。そうして土台をしっかりさせてからレンガを積んで家を建てたのです。

ヴェネツィアには森はありませんが逆さまにすると森が出来る、と言われています。それ程沢山の木の杭が打ち込まれヴェネツィアの街を支えているのです。木は年月が経つと腐るイメージがあったのですが、大気に触れない海中だと腐らないのだそう。

 

ベネツィアの街は水没する

ヴェネツィアは「アックア・アルタ」と呼ばれる高潮が起こると水没してしまう街です。地元の人は慣れているので、長くつを使用したり、水没しやすい地盤の低い地区を避けて通ったりします。特にヴェネツィアで一番地盤が低いサン・マルコ広場は良く水没する事で有名です。

ヴェネツィアでは一階に住んでいる人は余りいません。お店やレストランなどは増水した時にそなえて商品陳列する棚やコンセントを高い所に取り付けたりして工夫をしているそうです。

 

ヴェネツィアでお勧めの観光名所 絶対訪れるべき場所

カナル・グランデ大運河

まずは街全体を把握する為にヴェネツアの一番大きな運河を水上バスでクルーズしましょう。本島を逆S字を描いて二分する全長3800メートルの大運河です。運河の両脇には宮殿や有名なホテル、素敵な建物が立ち並びます。

船から見える景色は右も左も何もかもが素晴らしい。運河には4本の橋がかけられていて、ヴェネツィアで一番古い橋リアルト橋も見れます。

リアルト橋

この橋の周辺は海抜が他の地域より高かったので、ヴェネツィアはまずこの辺りに集落ができ、発展していきました。昔は木製の跳ね橋で周辺には銀行、宝石商、商品取引所で賑わい商業の中心地でもあったのでリアルト橋は「富の橋」と呼ばれていました。

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人の重みで崩壊したり、火災が起きたりしので16世紀末に現在の「白い巨象」と呼ばれる石造りの橋に変えられました。この時、ミケランジェロも一般公募で設計案を提出したのですが採用されたのはアントニオ・ダ・ポンテの単一アーチの太鼓橋でした。

お勧めは月曜日から土曜日の午前中にオープンするリアルト橋のたもとの市場。とても活気があって楽しいです。

サン・マルコ広場

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ヴェネツィアの中心地でナポレオンが「世界で一番美しい広場」と称した事で有名な場所。この広場に面してベニスの主要観光地が固まっています。

サン・マルコ寺院

11世紀に建設されたビザンティン建築の傑作。9世紀にエジプトから運ばれた聖マルコの遺体が納められている事で有名。内装は豪華絢爛。祭壇にある黄金の衝立には2000個の宝石が埋め込まれています。シーズン中は長蛇の列になります。

大鐘楼

高さ96,8m、美しいベニスの街を遠くまで見渡せるヴューポイント。8ユーロ。混雑時は1時間待ちになることも。

ドゥカーレ宮殿

ため息橋を中から見学したいならここ。

ルネッサンス期のヴェネツィア派を代表する画家、ティントレットの「天国」は7x22メートルもあって世界最大の油絵です。2階の大評議の間にあるのでお見逃しなく。

カッフェ・フローリアン (Caffe Florian)

1720年創業のヴェネツィアで一番古いカフェ。カフェ・ラテ発祥のお店としても有名。ゲーテ、バイロン、プルースト、ディケンズ、カサノバなどの歴史的著名人が良く訪れました。

数々の映画のシーンにも使われましたが「旅情」が一番有名でしょうか。せっかくなので多分貴方の人生で一番高いカフェ・ラテを飲みましょう。10ユーロ位します。

ため息橋

映画リトル・ロマンスで有名となった美しい橋。「日没時に恋人同士がゴンドラに乗ってため息橋の下でキスすると永遠の愛が約束される」そんなヴェネツィアに昔から伝わる伝説を実行に移した少年少女のお話です。

その美しさに皆がため息をついたから「ため息橋」なのだとずっと思っていました。でも実際は牢獄へ行く囚人たちが、この橋の小さな窓から見える、もう見納めの美しいヴェネツィアの街を見てため息をついたからなのだそう。ドゥカーレ宮殿からこの橋を渡った先は牢獄なのです。

この厳重な牢獄から歴史上唯一脱獄に成功したのが、世界で一番有名なプレーボーイ、カサノバです。1000人の女性と関係を持ったとされるカサノバはただの容姿端麗な女たらしではありません。ビジネスマン、外交官、哲学者、作家、色々な分野で活躍したスーパーマンでした。

「この世にカサノバが有能さを発揮できない分野はない」とまで言われ、女性の扱いが上手で、常に敬意と礼節を忘れない男。人間的にとても魅力のある男だったからこそモテモテだったのです。

沢山の逸話がつまった「ため息橋」。夕暮れ時に世界中のカップルを積んだゴンドラが渋滞するのを眺めるのも楽しいかも。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

海に浮かぶ教会なので水上バスを使って訪れます。「水辺の貴婦人」と呼ばれる優雅な教会。お勧めは鐘楼からの眺め。観光客もサン・マルコ広場にある鐘楼より少ないし、値段が6ユーロなので若干安いです。

サンタ・マリア・デッラ・サル—テ教会

ベネツィア・バロックの傑作

カ・ド—ロ

黄金の館の名前通り当時は金が貼られていました。ベネツィア・ゴシックの最高傑作です。

 

ヴェネツィアの離島めぐりは絶対おすすめ

ムラーノ島

本島から近くアクセスが良いです。世界的に有名なヴェネツィアングラスの生産地で大小合わせて200軒程ガラス工房があるのだそう。ヴェネツィアン・グラスの歴史を学べるガラス博物館もあります。

何故この島にガラス工房が固まっているのか。それは1291年にヴェネツィア本島の住宅地にあったガラス工房の溶解炉が炎上しました。ガラス工房は火災の原因となって危ない、との事で政府がガラス職人達を全員一斉にムラーノ島へ移住させたからです。

街並みも本当に素敵です。本島に比べて人が少ないのが良いです。本島は何処へ行っても凄い人なので疲れます。サン・ピエトロ・マルティーレ教会にあるシャンデリアはヴェネツィアングラスで作られています。注目して下さい。

ブラーノ島

カラフルな家が立ち並ぶ可愛らしい街。最近人気急上昇中で、特にアジアからの観光客が沢山いました。ただアクセスは大変悪く本島のサン・マルコ広場から水上バス14番に乗って70分位かかります。

元々は漁師の街です。漁師の街って絶対ハズレが無いです。素敵な町が多い。カラフルな街が多いのは霧の中でも自分達の家を見つけやすくする為とか、自分の船を塗って余ったペンキで家も塗った、とかの理由です。

繊細なレース編みも名産です。漁師の島なので漁用の網作りの技術が発展してレース編みとなったとされています。レース博物館もあります。

ピサの斜塔のように傾いている鐘楼はブラノ島のシンボル。イタリアは結構地盤が悪い所が多く、こうゆう傾いてる塔、結構色々な場所で見ることが出来ます。

ムラーノ島とブラーノ島、ともに1時間は観光にかかるかと思います。小さい島なので30分でいけるって人もいるかもしれませんが、本島にはないのんびりとした素敵な雰囲気の島なので、訪れる私達ものんびり観光したい島です。

リド島

映画ベニスに死すの舞台として有名なリド島。ベネチア国際映画祭が開催されるのもこのリド島です。ベネチア本島とは違ってバスや車も走る島ですが、本島よりやっぱりゆったりしています。

ヨーロッパの海岸沿いの地方都市、みたいな雰囲気でヴェニスっぽさは全くありません。ヨーロッパの人達に好まれている場所でビーチバカンスを楽しみつつヴェネツアでも観光もする、そんなスタイルの観光客が多いです。

 

世界中の宿探しに一番便利なサイト

宿泊は何時もBOOKING.COM(ブッキング・コム)で探しています。高級なホテルからバックパッカー御用達のドミトリータイプの安宿まで幅広く検索でき、何より割引率が凄いのが嬉しい。

現地払いの安心感、何回か利用するとアーリーチェックインやレイトチェックアウトの特典が付くのも魅力の一つ。私は新しい街には朝早く着きたいタイプなので、何時も特典を使って通常より早い時間にチェックインします。重たい荷物も置けるし、一番好きな部屋も選べるし本当に便利です。

ベニスは宿が高いです。バックパッカー用のドミトリーもブッキングコムで簡単に探せます。とってもお勧め。

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