世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

北欧とスカンジナビアの違い。ノルウェーとスウェーデンとデンマークとフィンランドの違い。

      2017/07/30

ノマド天国ウクライナ。今居る宿に北欧4か国のノマドワーカーが勢ぞろいしてるので、日頃温めていた私の北欧論を聞いてもらいました。すごく的を得てるよ、と褒めてもらったので皆様にシェアしたいと思います。北欧とは何なのか。北欧の人達とはどんな性格なのか。北欧が大好きで通い続けている私がまとめてみました。

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北欧出身のノマドワーカー達との出会い

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ノマドワーカーとは特定の職場を持たず、移動しながら仕事をする人。ネットさえあれば世界中何処でも仕事が出来るので、旅をしながら、どっちがついでか分かりませんが仕事をします。

世界中で色々なノマドワーカーに出会いましたがウクライナが今のとこ一番多い。ある程度文化的で、物価が安くて、居心地よくて、食べ物が美味しくて、息抜きに遊べる場所がいっぱいあって、ネット環境にストレスが無い。そんな場所には世界中のノマドワーカーが集結します。

何時もは「素敵カフェ+電源付き」を見つけて仕事場にするのですが、今いる宿が最高に仕事しやすい。ノマドワーカーは嗅覚がいいのでそういう場所に必ず居ます。今回は珍しく北欧4か国のノマドワーカーが勢ぞろいしていました。

一応うちら仕事してるんですけど、気分がのらなかったり、煮詰まったりすると誰からともなくお酒を飲み始める。そうなると、ちょ何?今から始める訳?早すぎない?こっちだって始めたいとこ我慢して仕事してんのにっっ、と心の中では迷惑に思いながら仲間入りしてしまう意思の弱い私。

ウクライナで北欧4か国の人達と一緒に飲むってのはレアな事だから、と自分に言い聞かせながらしょうがなく、でも楽しくお酒を飲む毎日です♡そんな訳で今回は酒の席で完成した私の北欧論。

 

北欧とは何なのか。スカンジナビア諸国との違いとは何なのか。

デンマーク、ノルウェー、スウェーデン。この3カ国をスカンジナビア諸国と呼びます。この3か国は国旗も言葉も通貨も食べてる物も人々の性格なんかも良く似ている、だけど微妙に違う国々です。

そんなスカンジナビア諸国にフィンランド、アイスランドを加えた5カ国を北欧と呼びます。北欧とされているけれどアイスランドは地理的に遠い事もあり全く別物。フィンランドはアイスランドよりかはスカンジナビア諸国に近いけれど、ちょっと別枠な感じ。

アイスランドを抜かした北欧は線引きがとても難しいです。例えば北部のラップランド地方。地図上ではノルウェー、スウェーデン、フィンランド、3つの国に分かれていますが実際は一つの国のようなものです。

そして同じスウェーデンでもノルウェーと国境を境にしている地域は限りなくノルウェー、デンマークとの国境付近は殆どデンマーク。北欧の国々は似通ってはいるけれど微妙に違うのが特徴だけど、その微妙さが国境付近では溶け合ってしまう。その溶け具合のもの凄さも北欧の特徴なのかもしれません。

 

言語的に見た北欧の区分け

スカンジナビア諸島の言葉、デンマーク語、ノルウェー語、スウェーデン語ってのはある程度似ています。特にノルウェー人とスウェーデン人はお互いが母国語を喋って意思の疎通がほぼ出来ます。デンマーク人はコペンハーゲン出身だとスウェーデン語が分かるようです。

ただノルウェー人とスウェーデン人はデンマーク語を理解できない。これはスペインとポルトガルの関係にも似ていて、スペイン人はポルトガル語が分からないけれどポルトガル人はスペイン語を理解出来ます。

スペイン人いわく「これは頭の差ではなく、ポルトガル人はモショモショ喋るから」なのだそう。同様にノルウェー人とスウェーデン人も「デンマーク人はフュフョフュフョ喋るから分からない」と言います。

よくデンマーク人の事を「熱いジャガイモを口の中に入れてフュッフョフュッフュッってなってるような喋り方をする人」と言います。確かにデンマーク語ってそんな響きです。

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同じ北欧の枠組み内ではあるけれどスカンジナビアではない異質の存在フィンランド

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フィンランドをスカンジナビア諸国の一部だと考えておられる方が多いかと思います。でもフィンランドはスカンジナビア3カ国とは全く別のカテゴリーの国です。一番大きな違いは言語でしょうか。ヨーロッパと隣接しているのに語学体系が他のヨーロッパ語とは全く異なります。世界で一番難しい言語とも呼ばれています。

文化や習慣もフィンランドはスカンジナビアとは異なるので、多くのスカンジナビア人達はフィンランドの事を「ほぼロシア」と考えています。

性格もスカンジナビア諸国の人とフィンランド人では異なります。フィンランドはロシアと国境を接しているので、昔から何かと問題がありました。苦労人なんです、フィンランド人って。

スカンジナビアの人達はもっと楽観的。戦争が少なかったからでしょうか。スカンジナビア諸島の国々にとって脅威は常にロシアでした。ロシアとは何回か戦争もしていますが、戦地は常に国境を接しているフィンランド。何時もフィンランドが分厚い壁となりスカンジナビア諸国を守ってきた歴史があります。

戦地となる事が少なかったからかスカンジナビア諸国、特にスウェーデンは理想主義者の人達が多いです。難民の受け入れとかフィンランドとは全く違った対処をしているのも、苦労人の多いフィンランドとの大きな違いかと思われます。

そんな違いはあるけれどフィンランドはやっぱりロシアよりスカンジナビア諸国に似ています。歴史的にも650年の長きに渡ってスウェーデンに支配されていました。例えスカンジナビア諸国の人々からロシア扱いされ、仲間外れにされたとしてもフィンランドはやっぱりロシアじゃなくてスカンジナビア寄りだと思います。

 

北欧の人達のステレオタイプ的な性格の違い

スウェーデンは「苦労知らずの貴族」みたいな性格の人が多いです。デンマーク人はよく「北欧のラテン民族」と呼ばれます。あの国は平地しかないんです。見晴らしが良すぎるから隠し事が出来ない。もう本当にオープンな人が多いです。

フィンランド人は「サウナでしか喋らない人達」と呼ばれます。同じ北欧でもラテンなデンマーク人に比べたらフィンランド人は寡黙な方かもしれません。それが嘘みたいにサウナでは本当に良く喋ります。

暖かい所だと口も良くまわるんですかね。もー止まらない。お酒が入ってる訳でもないのに皆で歌い出したり。フィンランドに行ったらサウナは絶対に行って下さい。素のフィンランド人の顔が見れます。

でも寡黙さで言ったらノルウェーの北部の人達の方が凄いです。本当に喋らない。どうしようってぐらい喋らない。それなのに別に不機嫌な訳じゃない。ただ喋らないだけ。

ラップランドの北の方に行くと人があまりいません。シカとすれ違う事の方が多いです。だからよく「久しぶりに他所から来た人と話をした」とか言われます。ラップランド人ってとにかく喋らないんですけど優しいです。寡黙さの陰に見え隠れする大いなる善良さが大好きです。

 

北欧の人達に言われた目から鱗の大好きな言葉

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北欧が大好きなので良く通ってるのですが冬の寒さだけは苦手です。だからよく北欧が天気良かったら最高なのにって話をすると皆にこう正されます。「北欧は天気が悪い訳じゃないよ。君の選んだ服のチョイスが間違ってただけ。」

本当に目から鱗の言葉でした。確かに北欧の人達は極寒の冬でも楽しそうにスキーしたりして遊んでます。天気に合った服装をしていれば天気の良し悪しなんて存在しないんです。一度北欧の人達が使ってる暖かいコートやブーツを借りてお散歩したら全然苦じゃなかった。

良い悪いの問題じゃなくて自分の選択が間違ってただけ。人生だってそう。きちんとした選択が出来るなら悪い事なんて存在しない。おこりようがない。ま、それがなかなか出来ないから人生迷ってばっかなのだけれどっっ!

 - 北欧, 各国の観光、文化、雑学のまとめ