世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

北欧とは何なのか。ノルウェーとスウェーデンとデンマークとフィンランドの違いとは?

      2019/03/26

飲みの席でノルウェー人とスウェーデン人とデンマーク人とフィンランド人、北欧4か国の人達が勢ぞろいしたので、日頃温めていた私の北欧論を聞いてもらいました。すごく的を得てるよ、と褒めてもらったのでシェアしたいと思います。北欧とは何なのか。北欧の人達とはどんな性格なのか。北欧が大好きで通い続けている私がまとめてみました。

北欧出身のノマドワーカー達との出会い

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ノマドワーカーとは特定の職場を持たず、移動しながら仕事をする人達。ネットさえあれば何処でも仕事が出来るので、
世界中で色々なノマドワーカーに出会いました。

ある程度文化的で、物価が安くて、居心地が良くて、息抜きで遊べる場所が多い。そして何よりもネット環境にストレスが無い。そういう場所にはノマドワーカーが集まります。

今の所、その条件を一番満たしているのがウクライナ。世界中のノマドワーカー達が集結していました。

今回は珍しく北欧4か国のノマドワーカー達が宿での酒の席に勢ぞろい。そこで完成したのが、今回の北欧とは何なのか論です。

北欧とスカンジナビア諸国の違いとは何なのか

デンマーク、ノルウェー、スウェーデン。この3カ国をスカンジナビア諸国と呼びます。この3か国は国旗も言葉も通貨も、食べてる物や人々の性格だって良く似ている、けれども微妙に違う国々です。

そんなスカンジナビア諸国にフィンランド、アイスランドを加えた5カ国を北欧と呼びます。アイスランドは北欧のくくりで一緒だけれど、地理的にかなり遠い事もあり全く別物だと認識されています。

フィンランドはアイスランドと比べたら、スカンジナビア諸国に地理的に、歴史的にも近いけれど、ちょっと別枠な感じで捉えられています。

スカンジナビア諸国とは別枠扱いのフィンランドですが、北部のラップランド地方に限っては同類とみなされます。

北部のラップランド地方は地図上ではノルウェー、スウェーデン、フィンランド、3つの国に分かれています。でも実際は一つの国のようなもの。とは言え人よりもシカの方が多いとされる地域なので、ラップランドはサファリパーク扱いです。

同じ北欧でもスカンジナビア諸国には入れないフィンランドの異質さ

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一般的にフィンランドをスカンジナビア諸国の一部だと考える人が多いです。でもフィンランドはスカンジナビア3カ国とは全く別のカテゴリーの国です。一番大きな違いは言語でしょうか。

フィンランドはヨーロッパと隣接しているのに語学体系が他のヨーロッパ語とは全く異なります。とても独特で、更にはフィンランド語、世界で一番難しい言語とされています。

文化や習慣もフィンランドはスカンジナビア諸国とは異なるので、多くのスカンジナビア人達はフィンランドの事を「ほぼロシア」と考えています。

性格もスカンジナビア諸国の人とフィンランド人では異なります。フィンランドはロシアと国境を接しているので、昔から何かと問題がありました。苦労人なんです、フィンランド人って。

スカンジナビアの人達はもっと楽観的です。戦争が少なかったからでしょうか。スカンジナビア諸島の国々にとって脅威は常にロシアでした。ロシアとは何回か戦争もしていますが、戦地は常に国境を接しているフィンランド。何時もフィンランドが分厚い壁となりスカンジナビア諸国を守ってきた歴史があります。

戦地となる事が少なかったからかスカンジナビア諸国、特にスウェーデンは理想主義者の人達が多いです。難民の受け入れとかフィンランドとは全く違った対処をしているのも、苦労人の多いフィンランドとの大きな違いかと思われます。

そんな違いはあるけれどフィンランドはやっぱりロシアよりスカンジナビア諸国に似ています。歴史的にも650年の長きに渡ってスウェーデンに支配されていました。

例えスカンジナビア諸国の人々からロシア扱いされ、仲間外れにされたとしてもフィンランドはやっぱりロシアじゃなくてスカンジナビア寄りだと思います。

スカンジナビア諸国内の違いとは何なのか

スウェーデンとノルウェーの違いを見つけるのはなかなか難しいです。ほぼほぼ同類。でもデンマークだけはちょっと違う感があります。

ただ国境付近ではかなり溶け合います。どちらとも言えないミックスゾーン。

スカンジナビアの国々は似通ってはいるけれど微妙に違うのが特徴です。そしてその微妙さが、国境付近で微妙過ぎ過ぎる感じになって同類化します。

言語的に見た北欧の区分け

スカンジナビア諸島の言葉、デンマーク語、ノルウェー語、スウェーデン語はある程度似ています。特にノルウェー人とスウェーデン人はお互いが母国語を喋って意思の疎通がほぼ出来ます。

デンマーク人はコペンハーゲン出身だとスウェーデン語が何となく分かります。でもノルウェー人とスウェーデン人はデンマーク語を理解出来ません。

これはスペインとポルトガルの関係にも似ています。スペイン人はポルトガル語が分からないけれどポルトガル人はスペイン語を理解出来ます。

スペイン人いわく「これは頭の差ではなく、ポルトガル人はモショモショ喋るから」なのだそう。同様にノルウェー人とスウェーデン人も「デンマーク人はフュフョフュフョ喋るから分からない」と言います。

よくデンマーク人の事を「熱いジャガイモを口の中に入れてフュッフョフュッフュッってなってるような喋り方をする人」と言います。確かにデンマーク語ってそんな響きです。

北欧の人達のステレオタイプ的な性格の違い

スウェーデンは「苦労知らずの貴族」みたいな性格の人が多いです。デンマーク人はよく「北欧のラテン民族」と呼ばれます。デンマークは平地しかないんです。見晴らしが良すぎるから隠し事が出来ない。もう本当にオープンな人が多いです。

フィンランド人は「サウナでしか喋らない人達」と呼ばれます。同じ北欧でもラテンなデンマーク人に比べたらフィンランド人は寡黙な方かもしれません。それが嘘みたいにサウナでは本当に良く喋ります。

暖かい所だと口も良くまわるんですかね。もー止まらない。お酒が入ってる訳でもないのに皆で歌い出したり。フィンランドに行ったらサウナは絶対に行って下さい。素のフィンランド人の顔が見れます。

でも寡黙さで言ったらノルウェーの北部の人達の方が凄いです。本当に喋らない。どうしようってぐらい喋らない。でも別に不機嫌な訳じゃない。ただ喋らないだけ。

ラップランドの北の方に行くと人があまりいません。シカとすれ違う事の方が多いです。だからよく「久しぶりに人と話をした」とか言われます。

ラップランドの人達ってとにかく喋らないんですけど優しいです。寡黙さの陰に見え隠れする大いなる善良さが大好きです。

北欧の人達に言われた目から鱗の大好きな言葉

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北欧が大好きなので良く通ってるのですが冬の寒さだけは苦手です。だからよく北欧が天気良かったら最高なのにって話をすると皆にこう正されます。「北欧は天気が悪い訳じゃないよ。君の選んだ服のチョイスが間違ってただけ。」

本当に目から鱗の言葉でした。確かに北欧の人達は極寒の冬でも楽しそうにスキーしたりして遊んでます。天候に合った服装をしていれば天気の良し悪しなんて存在しないんです。一度北欧の人達が使ってる暖かいコートやブーツを借りてお散歩したら全然苦じゃなかった。

良い悪いの問題じゃなくて自分の選択が間違っていただけ。何だか感動しました。北欧は魅力多き土地です。人も景色も素晴らしいので是非皆さん、訪れて下さい。

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