世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

ウクライナを旅するノウハウ ウクライナの物価 ウクライナのお勧め ウクライナの全て

      2017/07/30

クオリティを考慮に入れたら今世界で一番安い国はウクライナだと思います。2年ほど前から旅人達の間で大きな話題となっていたウクライナ。やっと訪れる事が出来ました。居心地良すぎて2か月位滞在しちゃったウクライナの全て、ウクライナを旅する為のノウハウ教えちゃいます。

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ウクライナは今、何故そんなに安いのか?

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一般的に物価が安いと言われているのは東南アジア。でもウクライナは今、ヨーロッパにありながら東南アジア並みの物価です。今、というのを強調しなければいけません。というの
はウクライナは常に安い国ではないからです。とにかく「今」安いんです。

勿論東ヨーロッパなので西と比べれば安い国でした。でも現在は何だかもう、換算する度にびっくりする位安いです。それはウクライナの通貨フリブニャの価値が大暴落しているからなんです。

2014年まで1フリブニャは12円位でした。今では4円程になっています。つまり3年程前にウクライナを旅行していた人より3分の1の価格でウクライナを旅行出来るのです。

どうして通貨がそんなにも大暴落したのでしょうか。日本でも色々な報道がされたので皆さんもご存知かと思います。ウクライナは今、とても困難な時代を生きています。

2014年の内乱のような時を経て、現在は平和な国のように見えますがロシアとの国境沿いでは相変わらず紛争が続いています。クリミア半島はロシアに編入され、最近でも東側の工業地帯の街が新しい国の設立を宣言したばかり。ウクライナは今後どうなっていくのか、全く予想がつかない状態です。

政情が不安定なので通貨は大暴落しました。そんな状況でありながら紛争地帯にさえ近づかなければ至って平和な国なので、旅人にとっては今のウクライナは本当にオイシイ国なのです。

でもこれは本当に勝手な旅行者の目線。現地の人にしてみたら大変辛い状況です。突然自分達の通貨が3分の1の価値になってしまうのです。ウクライナは幸いな事に食べ物に関しては自給自足が充分できる農業国。食糧に困るような事は今後もないかとは思いますが、輸入品の価格はどんどん上がっています。このまま通貨の価値が下がったままだと、今後色々な問題がどんどん出てくる事でしょう。

だからこそ、ただの通行人である旅人の私達が安い安いと喜々するのはウクライナの人達の事を考えたら不謹慎かなと思います。でもウクライナって本当に不思議なんです。こんな状況にありながら全然普通なんです。危険な感じも悲壮な感じも全くなし。人々も本当に普通に生きてます。

もともとウクライナ人達は大らかな性格で有名です。EUへの渡航にビザがいらなくなったり、EUの窓口がキエフに設置されたり明るい未来を予想させる進展も見られます。

徴兵制度も復活して、問題は今だ山積みですが、それでもウクライナの人達は普通に、何かもう何事もなかったかのように、そして今後も何も悪い事は起こらないって感じの平和さで、全く普通の生活を営んでいます。

でもこれはあくまでも西ウクライナに限った事です。外務省から渡航禁止の指示が出ているウクライナの東側には決して近づくべきではありません。

 

ウクライナの宿 どこに泊まるべきか?お値段は?

バックパッカー宿は100UAH位(2017年のレートで430円位)からあります。でも最安値の宿だと住んでいる人達の方が多いです。旅行者より労働者、移民の人が多く少し独特の雰囲気。皆さん悪い人達ではないけれど、旅行者ではないので生活パターンが違います。

言葉も通じない事が多いので色々と戸惑う出来事もあるかと思います。盗難被害にあうようなケースも最近は起きているらしいので最安値の宿は避けた方が無難かなと思います。特にキエフ。倍とまでは言わないけれど160UAH700円位)以上の宿が安心確実です。

政情不安で通貨が暴落しているウクライナ。今なら何しても安いので、日ごろはドミトリーで節約派のあなたも思い切ってシングルルームを選択するのもいいかも。300UAHぐらいからツインルームを利用出来ます。1300円と言ったら他の国に行ったらドミトリーの値段です。ウクライナでは一人部屋をとって長旅の疲れを癒すのも良いのではないでしょうか。

場所的に言えばLVIVが一番安いです。キエフの方が最安値宿は多いのですがクオリティを考えたらリヴィウの方が断然安い。余り観光客が来ないウクライナなので小さな地方都市に行くとドミがないです。でもドミに近い価格で一人部屋に泊まれる事もあるので困ることはないかと思います。

クリミア半島がロシアに編入されてしまったので、現在ウクライナ人にとって海とはオデッサ周辺しかありません。その為夏のオデッサ周辺の宿はかなり値上がりしています。そしてオデッサまでの電車、全く空席がないです。

 

ウクライナのカフェ

ウクライナは素敵カフェがめちゃ多いです。お洒落なだけでなくケーキも美味しい、WIFIもビュンビュン飛んでます。ノマドワーカーに嬉しいのがコンセントのある席が多い事。作業がめちゃはかどります。

ウクライナの人達って本当にゆったりしてます。そして大らか。急いでる人にはストレスたまるかもだけど、コーヒー1杯でずっと作業してても全然何にも気にされないのでノマドワーカーには居心地メチャいいです。

コーヒーが一杯30フリブニャで130円位。きちんとエスプレッソマシンでいれたコーヒーだけど、少しうすめ。西ヨーロッパと変わらない価格なのでウクライナ的にはかなり高級品なのではないでしょうか。

それでも今とても流行っているらしくカフェの数も多いのですが、道端にはコーヒーの屋台も沢山並んでいます。きちんとエスプレッソマシンを使ってカフェより値段が安いので、ただコーヒー飲みたいだけなら屋台のコーヒーでもいいかも。とは言っても20フリブニャとかするのでそんなに値段が変わる訳ではありません。

とにかくお洒落で可愛いカフェが多いのでウクライナではカフェ巡りを絶対やってほしい。自分のお気に入りのカフェを見つけて下さい。美味しいケーキも40UAH位からあります。甘すぎずレベルの高いケーキ達なので是非お試しあれ。

 

ウクライナのレストラン

平日のランチタイムは特におすすめです。スープとメイン、飲み物、デザートまでついて60UAH(260円!)。ありえない価格のセットメニューを殆どのレストランで展開しています。

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LVIVなら5つ星ホテルのビジネスランチを狙って下さい。大抵どこのホテルでもビジネスランチやってます。100UAHしますが500円以下で5つ星です。レストランの内装が本当にゴージャスでサービスも完璧。

500円ですから料理は普通です。でもきちんとサラダ、スープ、メインディッシュ、デザートそして飲み物がついてます。これが通常物価で1500円だったらトキメキは少ないかと思われる素材を使ってます。そうなると南欧の方が断然コスパ良いですね。

ランチメニューがないレストランでも昼時、12時から16時位の間は全メニュー20%引きの場所が多いです。夜食べるより断然お得に食べれるのでお勧めです。

ウクライナ人も観光客も大好きなウクライナ版ファミレス、プザタハタ(Пузата Хата)。80UAHだせばお腹一杯食べられます。好きなものを指さしで注文するだけなので簡単。ランチメニューだと自分の好きなものを食べられないので、好き嫌いが多い人ならプザタハタの方が良いかも。でも、まぁ、ファミレスの味はします。

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何を食べれば良いかはこちらをご覧ください。→ウクライナの料理とは?絶対食べるべき美味しいウクライナの食べ物のまとめ

 

ウクライナのアルコール

とにかくアルコールが安いのがウクライナ。500mlのドラフトビールが30UAHほど。それに300mlと500mlって値段が殆ど同じなんです。だから300mlを飲んでる人、ウクライナでは見た事ないです。

そしてウクライナ人って本当にお酒強い。ウォッカで育つ彼ら達にとってビールなんて水と同じ存在なんだと思います。ちなみにレストランで水を注文するとビールより高い値段を取られる事が多いので、結局水替わりに飲むのがビールです。

 

ウクライナのタクシー

言葉が通じないのでハードルの高いタクシー。使いこなすことが出来ればかなり便利で安いです。通常の流しタクシーは結構価格設定が高く、ぼられる事も多いので宿の人に頼んでUBER使うのがお勧め。

共産圏はどこもそうなのですかエレベーターが余りありません。大きな荷物を持っての移動は本当に不便。宿から空港、駅などに行く場合はタクシーも選択肢に入れていいかと思います。でも流しじゃなくて宿の人にタクシーを呼んで値段交渉してもらうのが絶対条件。

あとウクライナ人もそうですが皆さん流しのタクシーではなくUBER使います。キエフなら街の中心から空港まで200UAH位から行けるようです。ちなみに空港まで行くバスはメインステーションから出ていて80UAH。だいたい1時間程の距離でこの値段だし、空港バスも結構するのでタクシーでいいかもしれません。

 

ウクライナの地下鉄や市内バス

キエフには地下鉄もあります。金額は一律で4フリブニャ、つまり18円。首都でここまで安い公共の交通手段って初めてです。切符ではなくプラスチック製の丸いコインを使うのが可愛い。

バスも同じ値段です。基本的に前の入り口から乗る時に運転手さんに支払うのですが混んでる時は後ろのドアから入ります。で、お金を前の人に託すとバケツリレーのような形で運転手さんまで運んでくれます。お釣りも同じようにしてバケツリレー式で前の方から戻ってきます。信頼関係のなせる業ですね。

もし無賃乗車したら40UAHの罰金です。他の国と比べたら大したことない罰金ですがウクライナの人達を見習ってきちんと払いたいものです。チケットに刻印するのを忘れないように。

 

ウクライナの長距離列車、ウクライナの寝台列車

長距離移動には電車が断然おすすめです。時間はかかりますがとにかく安い。そして旅をしている情緒があります。特に最高で超お勧めなのが寝台列車。もう素晴らしいの一言。安いだけでなく快適です。

上の段より下の段が便利で快適。貴重品を収納し、蓋をするところに寝るので自分が寝てる限り誰も自分の荷物盗めない安全感も素晴らしい。ちなみにバックパッカーなら入るかもだけどコロコロだと入らないかも。貴重品だけ入れましょう。

枕、布団、シーツもくれるので快適に眠る事が出来ます。キエフからリヴィウまで7時間で1700円ぐらいでした。12時間かかるやつは半額位。こんなに快適なら12時間のにすればよかったと思いました。寝心地最高。

ウクライナは英語が全く通じないので駅の窓口で買うよりネットで買った方がいいです。 自分の好きな席が選べるし駅の窓口はメチャクチャ混んでいるので時間の短縮になります。殆どのチケットが印刷する必要がなく、携帯だけで乗れます。めちゃ便利。

ウクライナの鉄道HP→ http://www.uz.gov.ua/en/

 

ウクライナのバレエとオペラ

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ウクライナへ行ったらオペラ座に是非行ってください。ただシーズンがあります。キエフの劇団は夏になると日本とかへ海外遠征しちゃうので見れません。今回私が見たオペラは7つ(カルメン、奥様女中、ジャンニ・スキッキ、リゴレット、ナブッコ、トスカ、アイーダ)バレエは8つ(くるみ割り人形、白鳥の湖、スペイン系2本、ドン・キホーテ、ウィンナーワルツ、ジゼル、シェヘラザード)合計で1万3千円って日本だと一回の値段かと思います。

一番安い席だと80円位。一番良い席でも3000円代で見れます。ちなみにバレエを見るのにお勧めの席は2階のバルコニー席で一番舞台に近いところ。オペラなら一番上の安い席の真ん中。

オペラ座も席にこだわりたいならネットで買うのが一番です。キエフのオペラ座ならここ→https://www.opera.com.ua/en
カードで買って印刷してもいいし、予約番号をもって劇場のチケット売り場行くと支払いの後発券してくれます。

LVIVやオデッサにも素敵なオペラ座がありますが劇団としての質はやっぱりキエフが一番です。特にバレエはレベルが高いので是非。

少しづつ追加記入していきますので・・・続く・・・

 

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