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シンガポールの罰金制度 絶対知っておきたいシンガポール情報 

      2017/12/17

シンガポールはアジアに位置しながらヨーロッパのような雰囲気を持つ国。とても小さな国ですが、世界的に有名なものが色々と揃っています。その中でも一番シンガポールを有名にしているのは厳しい罰金制度ではないでしょうか。今回はシンガポールを訪れる前に絶対知っておきたい驚きの罰金制度を徹底解説します。

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シンガポールでは絶対してはいけない事

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東南アジアでありながらヨーロッパのような雰囲気を持つ不思議な国シンガポール。16年間連続で、世界で最も住みやすい都市ランキングの一位に輝いている国です。

衛生的で、高い生活水準を誇り、雇用情勢が良好な、安定した政情の治安の良い国。それを支えるのがシンガポール特有の厳格な法律と刑罰制度です。

シンガポールは罰金王国とも呼ばれています。日本では当たり前の事が禁止されている場合も多いので注意が必要です。例えばチューインガム。海外から持ち込んだだけで1万ドルの罰金となります。ゴミのポイ捨ても最高で2000ドルの罰金。電車内での飲食も1000ドル、 鳥に餌をやっても1000ドル、公共の場で唾やタンを吐いても1000ドルです。

シンガポールの街は完璧なまでに綺麗さを保ち、ゴミ一つ落ちていません。ハエや蚊もいません。気持ち悪いほど清潔なのは一重にこの厳格な罰金制度のたまものなのでしょう。ちなみに公衆トイレで利用後に水を流さなかった場合も1000ドルの罰金です。

罰金は衛生面だけに限った事ではありません。横断歩道を利用しないで道路を渡ったら50ドル。

タバコも厳しく管理されていて、持ち込む際には例え1本であろうが申告し税金を払わなければなりません。1箱20本のタバコで8ドル近く。申告せずに持ち込んだ場合は最高で5000ドルの罰金。

麻薬の密売ともなれば罰金どころか死刑です。変わったものでは地下鉄へのドリアンの持ち込み禁止。匂いが原因なのでしょう。こちらも5000ドルの罰金です。

 

なぜシンガポールはこんなに厳しいのか

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これだけ罰金や規則が厳しく、政府に完璧に管理された社会なので何時からかシンガポールは「開かれた明るい北朝鮮」とも呼ばれるようになりました。

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そうなんです。忘れてはいけないのはシンガポールはデモや政府への批判も禁止されている、事実上の独裁国家だという事。「明るい北朝鮮」に強く納得してしまいました。

それでは何故シンガポールにはこんなに沢山の罰金制度が存在するのでしょうか。それはシンガポールが多民族国家だからです。

異なった宗教を持つ、言葉や文化、習慣も違う他民族を、一つのシンガポール国民として統制するには罰金を伴った厳格な社会のルールが必要でした。

例えば唾を吐くと罰金、これはシンガポールの人口の大多数を占める華僑の人達のお行儀の悪い習慣を正す為のものです。

「ガチガチに固められた罰則を全国民が従順に守っている国」と言うよりか、色々なバックグラウンドを持った人達が一緒に暮らす場所なのだから、周りの人の迷惑にならないように努力しなさいよ、と国が教育している感じなのでしょう。

 

シンガポール人は実際に罰金を支払っているのかどうか

シンガポールには罰則がやたらめったらありますが、実際に罰金を取られてる人を見るケースは少ないです。罰則として存在はしているけれど、そんなにギチギチに守られている訳ではない模様。

シンガポールのメイン道路にはゴミ一つ落ちていないけれど、ビルの陰とかにはゴミやたばこの吸い殻が沢山です。信号だって無視して横断している人もよく見かけます。とは言え外国人である私達は必ず守った方が良いルールである事は確か。

法律として存在はするけれど実際にはそう厳守されている訳ではない。でも今現在でも一年に1000人以上がむち打ち刑を執行されている国です。

特に麻薬犯罪にとりわけ厳しい事でも有名で、オーストラリア人観光客が麻薬を持ち込んで死刑にされ、国際的に大きく批判されていた事を覚えている人もいらっしゃるはずです。

旅行者なら面倒を避ける為にも是非とも守っておきたいルールです。

 

シンガポールの不思議な魅力

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シンガポールは本当に不思議な国です。これだけ厳しく統制されているにも関わらずシンガポールの印象は明るくて、のびやか。東南アジアの気質なのでしょうか。

おおらかな大陸的な文化は多国籍国家ではあるけれど70%の人達が華僑であるせいかもしれません。あれだけ大きな国なので細かいとこなんか余り気にしないのが中国人。

とってもアジア的で、ヨーロッパ的でもある、何だか不思議な国シンガポール。これからどんどん観光客を増やしていくのではないでしょうか。でも訪れる際には今回の情報を元に罰金になりそうな事は絶対しない方がよろしいようです。

 - シンガポール, 世界の観光、文化、雑学のまとめ