世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

ルーマニア料理25選 有名で美味しいルーマニアの食べ物まとめ

      2019/07/14

ルーマニア料理とはどんな食べ物なのでしょうか?ロシアとドイツを混ぜてトルコをスパイスで加えたような食べ物がルーマニア料理。魚は殆ど食べず、豚肉率がかなり高め。ヨーロッパ在住18年目のフードライターが世界を食べ尽くすの旅。今回は東欧の穴場、ルーマニア料理のまとめ。

サルマーレ (Sarmale)

IMG_9969

ルーマニア風ロールキャベツ。トルコ発祥の料理だけれど現在では東欧、バルト3国、バルカン半島、コーカサス3国、ロシア、シリア、レバノン、などの広い範囲の国々で食べられている。

中の具は肉と米。家庭の経済状態によって米の比率が高くなる。ルーマニアは周辺各国に比べると景気が良いので肉率高め。とは言っても日本のロールキャベツほど肉肉している訳ではない。

日本のロールキャベツとの大きな違いは、酢漬けキャベツを使う事。特に東欧では酸味がとても好かれていて、冷たい料理も温かい料理も酸味があるものが多い。私のように冷たい酸味はOKでも温かいのは苦手、という人にはダメな味かもしれない。

サルマーレが上手に作れるようになると「これでお嫁にいけるね」と言われる。何か特別な日があると、家族が全員揃ってサイマーレを食べる、ってのがルーマニアの基本。

ママリーガ (Mămăligă)

IMG_6371 (2)

トウモロコシを粗挽きの粉にして、牛乳とバターで煮て作るトウモロコシ粥のような料理。作る人によって異なるが、通常は粥よりかなり固めの仕上がり。

ルーマニアのパンとも呼ばれている。今では普通にパンを食べるようになったが、ずっと長い間ルーマニア人の主食と言えばママリーガだった。

周辺各国でも食べられているが、経済状態によって味が異なる。貧しい家庭では水と塩だけで煮るが、裕福な家庭だと牛乳にバター、カリッと揚げたベーコンやソーセージ等がトッピングされる。

貧しい家庭ではメイン料理となるが、基本的には副菜、主食、添え物的存在。

—–ママリーガ派生系の食べ物—–

ママリーガ・ク・ブルンザ・シ・スムントゥナ (mămăligă cu brânză și smântână)

トウモロコシの粉にスメタナ(サワークリーム)とチーズを混ぜて煮たもの。主食扱いでルーマニア人のソウルフード。かなり頻繁に食卓に登場する。

Balmoș

トウモロコシの粉を茹でて作る粥。ママリーガとほぼ同じだけどドロドロ感があって大量のチーズ入り。寒い冬はママリーガよりこっちの方が好んで食べられている。

Varză a la Cluj バルスアラキュート

IMG_9969

元々はトランシルヴァニア地方の名物郷土料理。今ではルーマニア全土で食べられるようになった。

「崩したロールキャベツ」とも呼ばれている。サルマーレ(ルーマニア風ロールキャベツ)は東欧周辺どこの国でも食べられるけれど、バルスアラキュートは希少価値あり。

ただ酢漬けキャベツを大量に使うので、暖かい酸っぱさが苦手な人はダメかと思う。でもオーブンでじっくり焼いてあるからなのか、サルマーレほど酸味は強くないので食べやすい。

Iahnie de fasole cu afumătură

IMG_9933

豆のペースト。トランシルヴァニア地方の名物郷土料理。寒くて貧しい地方では豆料理を良く食べる。栄養価があって価格が安く、体を温める効果があるから。

ルーマニアは豆類が豊富なので色々試したい。豚の骨と一緒に煮込むので出汁がきいてて美味しい。レストランで注文するとソーセージまたは肉が乗っている事が多く、一品でお腹いっぱいになる。

ただ基本は豆オンリーなので飽きる。出来れば何人かでシェアしたい。

Slănina afumată

ルーマニア特有のスモークベーコン。日本でベーコンと呼ばれているものより脂肪分がかなり多め。と言うかほぼほぼ脂肪。ニンニク、コショウ、パプリカパウダーなどで味付けされている。

寒い国は脂肪を良く食べる。ほんのり甘い脂肪の美味しさは病みつきになる。西欧では余り見かける事のない食べ物なので是非食べてみて!

ミティティ (MITITEI)

ルーマニア風ハンバーグ。棒状の場合が多い。トルコやバルカン半島でも良く食べられている。ただルーマニアにはイスラム教徒が少ないので豚肉率が高い。

香辛料がたっぷりなのでソース無しで食べられる。ただヨーグルトと一緒に食べると更に美味しい。ルーマニアのファーストフード的存在。

ルーマニアのスープ料理

IMG_9379

寒い国はスープが得意。ルーマニアにも沢山のスープがある。基本的に具が沢山入ったスープをチョルバ(ciorbă)、具の少ないスープをスパ(supă)と呼ぶ。

Ciorbă ardelenească de porc

トランシルヴァニア地方の名物、豚肉のスープ。タラゴンがたっぷり入ってるのが特徴。優しい味。

Ciorba de fasole cu ciolan

ルーマニア風豆の煮込み。白インゲン豆を使う。地方によって作り方、食材が違うので全く違ったテイストとなる。

チョルバ・デ・ブルタ (Ciorbă de burtă)

伝統的なルーマニアの臓物スープ。メインは牛の胃。味の決め手は豚足。長時間コトコト煮込んだ優しい味。サワークリームと一緒に煮込むのだけど、臓物との相性が最高に良い。ニンニクとビネガーで味付けされる、白濁した色が特徴のスープ。

Ciorbă Rădăuțeană

ルーマニアで一番ポピュラーなスープ。臓物スープとほぼほぼ同じ味。でも臓物の代わりに鳥の胸肉が入る。臓物スープよりライトなので健康志向が高まっているルーマニア人にうけている。

チョルバ・デ・ペリショアレ(Ciorbă de perişoare)

肉団子が入ったトマトベースのスープ。安いレストランだとほぼ米な肉団子になる。どこでも食べれそうな味だけどサワークリームを加えるとググッとルーマニア料理っぽくなる。

 Ciorbă de Fasole cu Ciolan

外国人観光客から絶大な人気を誇るスープ。かなり大き目の白いんげんをスモークしたソーセージと豚肉の脂身と一緒に煮込んだボリュームあるスープ。大きなパンをくり抜いてお椀のようにして、中にスープを入れるので外国人受けがいい。かなりインスタ映えするスープ。

Gulaș de cartofi cu afumătură

ルーマニア風グヤーシュ。トランシルヴァニア地方で良く食べられている。ハンガリーのようなスパイシーさはなく、オーストリア程シチューっぽくはない。

クレーマ デ レグメ (Crema de legume

豆のピュレーのようなクリームスープ。

トキトゥラ (Tochitura)

ルーマニア風のビーフシチュー。豚や鳥を使う事もある。普通に美味しい。

Cârnați afumați

ルーマニアの腸詰、ソーセージ。スモーク系の味付けが多い。基本的にはパプリカパウダー、ニンニク、そしてクミンを使って味付ける。クミンを使うのがとてもルーマニアっぽい。

Pomana porcului

ソーセージなどを加工する時に余った肉やレバーなどの部位を豚の脂身で揚げた料理。

ルーマニアの伝統的な豚肉料理。田舎では1年に1回、飼育した豚を殺し、ソーセージなど1年分の食糧に加工して保存する。かなり重労働なので近所の人達が手伝ってくれる。その際に手伝ってくれた礼もかねて料理するのがこの料理。

Jumări cu ceapă

高カロリーの不健康な食べ物ではあるけれど、クリスマスには欠かせない豚のベーコンのフライ。体に悪いと分かっちゃいても止められない美味しさ。生のオニオンと一緒に食べるのがルーマニア風。

Salată boeuf

茹でたニンジン、ジャガイモ、卵、パセリの根、豚肉をマヨネーズで合えた料理。パセリの根って食べられるんですよ。大根ほど太くはなりませんが、香りは葉に負けない程です。

サラタ・デ・ヴィネテ(Zacuscă de vinete)

ルーマニアで一番愛されているアペリティフ。ナスのペースト。ルーマニアに限らずイスラム圏で良く食べられている。ナスを焼いて、身だけとって細かく刻んて叩いてペースト状にしたもの。味付けが国、地方によって異なる。ルーマニアでメジャーなタイプは塩コショウとマヨネーズ。パンに付けて食べる。

ルーマニアのチーズ

ルーマニアではチーズの事をブルンザ(brânză)と呼ぶ。その殆んどが牛乳はたは羊の乳から作られる。

ルーマニア料理のまとめ デザート編

パパナシ (Papanași)

揚げたドーナツの中に牛の甘いチーズが入ってる。サワークリーム、カスタードやマーマレードを添えて食べる。レストランで食べると森のベリーがたっぷりなので、インスタ映え凄い。かなりボリュームがあるので食後のデザートよりおやつで食べた方がいい。

Plăcinte cu brânză dulce

ルーマニアの伝統的なお菓子。

Cozonac de casă

Mucenici moldovenești

 - ルーマニア, 世界の美味しい料理まとめ, 東欧 , ,