世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

おすすめのイタリアの美味しい食べ物50選 イタリアで絶対食べるべきイタリア料理のまとめ

      2018/06/18

知ってるようでいて実は知らないイタリア料理。イタリアの味は、やっぱりイタリアでしか味わえないのです。ヨーロッパ在住18年目のフードライターが世界を食べ尽くすの記録。今回はイタリアを訪れたら必ず食べたいイタリア料理のまとめ。

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おすすめのイタリアのパスタ類

イタリア人はパスタばっか食べている、と皆が言う。偏見だと思ってた。イタリア人達と家をシェアして共同生活するようになって初めて理解した事がある。奴らは本当にパスタばっか食べている。

アマトリチャーナ (Amatriciana)

IMG_0697ローマを訪れてブカティーニ・アッラマトリチャーナ(Bucatini all’Amatriciana)を食べなかったら罪になる。ローマ人達のソウルフード。日本のナポリタンはこのパスタを元に作ったらしいが、全然似てない。全くの別物。グアンチャーレ(Guanciale)と呼ばれる豚のほほ肉の塩漬けが味の決め手となる。これをベーコンで代用すると嘘っぽい味になる。ペコリーノチーズ、トマト、オリーブオイル、唐辛子、材料的にはとってもシンプル。ピリッと辛いのが特徴。

ブカティーニとは中に空洞のあるちょい太パスタの事。イタリアには何百という種類のパスタがあり、それぞれのソースに最適な種類のパスタを選んで食べるので、ソース名の前にパスタの名をつけるのが基本。ソースに合わせて個人の好みのパスタの太さや種類を選んだりもするが、アマトリチャーナのソースはブカティーニと言う名のパスタで食べなくてはいけない、との絶対的な決まりがあるらしい。他のパスタと合わせる事はない。

カルボナーラ (Carbonara)

IMG_9057本場イタリアのカルボナーラは生クリームを使わない。卵だけで充分クリーミィーなパスタになる。カルボナーラとは石炭の意味。炭焼き職人がパスタを作ったら、手についた石炭がポロポロ落ちてこんな風になる、みたいな感じで黒コショウが振りかけられている。誰もが知ってて、誰もが知らないイタリア料理の代表。外に出て一番辱めを受けたイタリア料理。カルボナーラを生クリームパスタだと思っている世界の風潮にイタリア人は心を痛めている。

ボロネーゼ (Bolognese)

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パスタの王者、ボロネーゼ。食の都、イタリア北部のボローニャの街の裕福層が生み出した。牛肉を赤ワインでコトコトじっくり煮込んだソース。日本人が慣れ親しんだミートソースとは違う。ボロネーゼはタレアテッレ(Tagliatelle)と呼ばれる平たい麺で食べなくてはならない。細いスパゲティで食べるなんてボロネーゼへの冒涜。

イタリア全土で食べる事が出来るが本場ボローニャの街を訪れたら「Trattoria Anna Maria」か「Trattoria della Santa」のレストランで食べて欲しい。激うま。

ボンゴレ (VONGOLE)

IMG_0701ナポリ名物アサリのパスタ。世界的に有名なイタリア料理の多くがナポリの名物。太陽と地中海の恵みいっぱいのナポリ郷土料理は、一番イタリアらしい料理だと思う。

ボンゴレにはナポリ産の白ワインをキンキンに冷やしてお供にしたい。トマトが入った版も美味しい。

フルッティ・ディ・マーレ (FRUTTI DI MARE)

ボンゴレをアサリじゃなくてムール貝で作ったパスタ。アサリよりムール貝の方が安いのでイタリアの家庭料理の定番。

プッタネスカ (Puttanesca)

美食の土地ナポリには沢山の名物がある。ボンゴレもいいけどプッタネスカも捨てがたい。アンチョビ、オリーブ、ケッパーが入ったトマトソース。唐辛子でピリ辛。50年代の風俗店で提供していた事から娼婦風との名がついた。マリナーラとも呼ばれる。魚介類が入ったパスタはチーズをかけずに食べるのがイタリア風。

ペスト (Pesto)

ジェノバ名物なのでジェノベーゼとも呼ぶ。ジェノバの人達はハーブの使い方が本当に上手。バジル、ニンニク、オリーブオイル、松の実、パルメザンチーズで作る緑色のソース。パスタは勿論、肉、魚、野菜、何にでもあう。

マッロレッドゥス (Malloreddus)

イタリアには数えきれない程パスタの種類がある。サルデーニャ地方を代表するのがマッロレッドゥス。パッと見は昆虫の幼虫みたいな形でえぐい。サルデーニャを訪れたら絶対食べてほしい。お土産にも是非!

 

ラザニア

イタリア人に「お袋の味とは何か?」と聞けば殆んどの人がラザニアと答える。家族みんなが集まった時の定番メニューもラザニア。イタリア人にとってラザニアは常に家族の思い出と共にある。元はナポリの郷土料理、今ではイタリア全土のソウルフード。具はひき肉の他にツナ、ホウレンソウなど。

ヴィンチスグラッスィ (Vincisgrassi)

マルケ州を代表する料理。鶏の内臓をソースに使うのが特徴。ラザニアよりベシャメルソースが少ないので軽い。私はラザニアより断然こっち派。

 

ニョッキ (Gnocci)

IMG_4220 (2)ジャガイモで作るパスタ。ってか団子。元はローマの郷土料理。スーパーで売ってるのはそんなに美味しくない。季節になると出回るカボチャのニョッキがめちゃうま。簡単なので手作りしたい。でもイタリアのカボチャは日本のとは異なる。カボチャのほんのりした甘さを味わう為にソースはシンプルに。ってかセージバターだけで十分。

 

ラビオリ (RAVIOLI)

RAVIOLI ALLA GENOVESE

ラビオリを食べるならジェノバ名物のこれ。通常のラビオリより大きめ。中の具は肉でなく野菜。ジェノバ地方の料理を特徴づけるのがPreboggion。この地方以外では余り見かける事のないハーブで海岸線にそって生息する。クルミとパルメザンチーズも料理の主役。

 

お勧めのイタリアのピッツァ類

italiaイタリア人はパスタをレストランで食べない。パスタは家で作るものだと思っている。でもピッツァは外で食べる。友達と夕食に出かける、はイコールでピッツァを食べるの意味。ローマのピッツァはパリパリの薄焼き。本場ナポリのピッツァはふっくらパン生地。同じイタリアでも地方によって全く違う。いずれにしても美味しい、そして安い。

マルゲリータ (Margherita)

 イタリアでピッツァと言ったらマルガリータ。具沢山のピッツァは邪道と思う人が多い。イタリアの王妃マルゲリータがバジリコの緑、モッツァレラチーズの白、トマトの赤がまるでイタリア国旗を表しているようだと気に入って、名がつけられた。ナポリで生まれたので、ナポリ風のカリふわパン生地のピザで食べたい。

 マリナーラ (Marinara)

イタリア料理はシンプルなほど美味しい。漁師風を意味するマリナーラのピザはチーズなし、トマトソースの美味しさだけで勝負。イタリア料理の基本はトマトソース。本当に美味しいトマトソースさえあれば他に何もいらない。材料はトマト、ニンニク、オリーブオイルとバジル。シンプルだけど他に何も必要ない。

カルツォーネ (Calzone)

ピッツァを折りたたんで三日月型にして石窯で焼く。基本の具はトマトソースとモッツァレラチーズ。具が生地に閉じ込められているのでピザと違って食べやすい。歩いてでも食べられる。レストランでもメニューにあるがテイクアウト系のお店の定番。冷めたらオーブンで再び軽く焼けばいいので、持ち帰って家で食べる人も多い。

パンツェロッティ (Panzerotti)

カルツォーネを焼くのでなく揚げたバージョンをパンツェロッティと呼ぶ。小腹が空いたときに気軽に食べる小さめのサイズが主流。高温の油で揚げるのでサクサクになる。

フォカッチャ (Focaccia)

強力粉、オイル、水、塩、イースト菌で作るイタリアの平たいパン。そのまま、またはハムやチーズを挟んでサンドウィッチにして食べる。

ファリナータ (Farinata)

ヒヨコ豆の粉で作るフォッカチオ。13世紀の料理。ヒヨコ豆の粉、水、オリーブオイルで作るシンプルなパン。そのままでビールのつまみに最高。

パニーノ (Panino)

IMG_7121イタリアのサンドウィッチ。パンで具材を挟んだものは全てパニーノと呼んでいい。具材はモッツァレラチーズが主役。

ブルスケッタ (Bruschetta)

IMG_0694イタリアの典型的な前菜。トーストしたパンにニンニクをこすりつけ、オリーブオイルで味付けたトマトやパプリカ、チーズ、ハムなどをトッピングする。

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おすすめのイタリアの米料理

リゾット (Risotto)

IMG_9058パスタを作らせたら世界一のイタリア人。でも米料理に関してはスペイン人の方が上手かも。カリカリ、オジヤ風、ちょっと芯あり、スペインの米料理には色々バリエーションがある。でもイタリアでは米はパスタと同じ扱いなので食感は常にアルデンテ。味付けも基本的にパルメザンチーズと何かのコンビ。でも、ま、美味しい。

パルメザンチーズのリゾット (Risotto alla parmigiana)

IMG_4648リゾット界のドン。シンプルな料理だけど奥が深い。だし汁に野菜を使う。質の良いパルメザンチーズを使わないと味がぼやける。美味しいのは究極に美味しい。

リゾット・アッラ・ミラネーゼ (Risotto alla milanese)

ミラノ風リゾット。もちろんサイゼリヤのとは全く別物。一番の特徴はサフラン。黄金色の色付けだけでなくサフランには沢山の効能もある。昔ながらの本格的なミラノ風リゾットは骨髄を使って出汁を出す。シンプルなリゾットはだし汁の味が決め手。最近は骨髄を使わない店が増えてるので、美味しいミラノ風リゾットに巡り合える可能性は結構少ない。

アランチーニ (Arancini)

IMG_1126イタリア風ライスコロッケ。シシリアで一番有名な料理。チーズやひき肉を具にした丸いオニギリを油で揚げたもの。レストランで出されるアランチーニはトマトソースと一緒に食べる、テイクアウト系のは既に具材がトマトソ―スであえてある。オーブンで焼くバージョンも美味しい。中にチョコレートが入った甘い版もある。

 

ポレンタ (Polenta)

トウモロコシの粉で作る粥。凄く美味しい、ってものじゃないので別に食べなくてもいい。イタリアの他に東欧も周るなら、美味しいイタリアでわざわざポレンタを食べなくてもいい。

 

おすすめのイタリアのチーズ

IMG_4184イタリアの凄さはチーズ。フランスの方が種類は多いけどイタリアの方が一個一個の個性が凄い。柔らかいのから固いのまで、料理からデザートまで、イタリアの味の決め手となるのがチーズ。

パルミジャーノ・レッジャーノ (Parmigiano Reggiano)

イタリアチーズの王様。18から36か月、長いものでは5年以上熟成させるチーズ。イタリア料理の味の基本。

モッツァレラ (Mozzarella)

イタリアを代表するフレッシュチーズ。そのまま、ピザにのせて、イタリア料理に欠かせないチーズ。

リコッタ (Ricotta)

南イタリアのホエーを煮詰めて作るチーズ。そのまま、調理して、デザートにも使われる。

マスカルポーネ (Mascarpone)

クリームチーズ。ディップにしたりティラミスなどのデザートに使う。

ゴルゴンゾーラ (Gorgonzola)

フランスのロックフォール、イギリスのスティルトンとともに世界三大ブルーチーズとされる。辛みの強いピッカンテ、クリーミィでほんのり甘いドルチェの2種類ある。

 

おすすめのイタリアのサラダ

インサラータ・カプレーゼ (Insalata Caprese)

イタリアでサラダと言えばこれ。絶対にこれ。カプリ地方の郷土料理。トマト、モッツァレラチーズ、バジル、そしてオリーブオイル。シンプルだけどシンプルでベスト。他に何もいらない。

 

おすすめのイタリアの肉料理

サルティンボッカ (Saltimbocca)

薄切りの牛肉に生ハム、セージの葉をのせて白ワインとバターで焼いたもの。ローマの名物。

オッソ・ブーコ (Ossobuco) 

子牛のすね肉の煮込み。ミラノ名物。トマトがイタリアにもたらされる前から存在していた料理なので、伝統的なレシピではトマトが入らない。代わりにアンチョビをつぶして入れる。

ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ (Bistecca alla Fiorentina)

トスカーナ地方の名物料理。フィレンツェを訪れたら絶対に食べたい。牛肉を炭火で焼いただけの料理。何故かめちゃ美味しい。切り方に特徴があるらしい。すっごい厚切り。日本人好みの霜降りではないけれど、上質な赤身の美味しさにはまってしまうと思う。これを食べる時は是が非でもChiantiのワインを注文するべし。

Agnello cacio e ova

聖週間の時に食べる料理。子羊をチーズと卵のソースで食べる。何かちょっと親子丼っぽい。羊つかってるから親子になんないけど。

カルパッチオ (Carpaccio)

197生の牛肉を薄く切ってチーズ、玉ねぎ、バジル、オリーブオイルをかけて食べる。サーモンとかの魚バージョンがあるけど、日本がアレンジして生み出し、イタリアが逆輸入したもの。

ラ・ポルケッタ (La porchetta)

イタリアのローストポーク。生ハムタイプではない。ボンレスハム系。イタリアは生ハムよりこっちの方が断然美味しい。

 

お勧めの美味しいイタリアの魚介類

ポルポ (Polpo)

タコを食べる国は少ないのだけどイタリアはタコ料理が結構豊富。大型のタコはピオーヴラ(Piovra)と呼ぶ。数あるタコ料理の中で一番のおすすめはPolpi in purgatorio。MOLISEの郷土料理。

カラマーロ (Calamaro)

カラマーロはイタリア語ではヤリイカを意味する。イカの総称ではない。コウイカはセッピア(Seppia)。地中海沿いの国々ではイカは結構細かく分類される。イカ墨を使った料理には通常コウイカ、セッピア(Seppia)の方を使う。イタリアには新鮮なイカを使った料理が数々あるけどイカ墨系がやっぱり最強。

Burrida a sa casteddaia

イタリアの魚料理で一番のおすすめ。サルデーニャの名物魚料理。とっても美味しい。

Baccalà alla vicentina

タラ料理。VENETOの郷土料理。

 

おすすめのイタリアのデザート

ティラミス (Tiramisù)

IMG_0706誰もが知ってるイタリアを代表するデザート。歴史はそんなに古くない。日本をはじめ世界中でブームとなったので一番知られている。

アマレッティ (Amaretti)

クッキーよりも軽い、メレンゲのようなクッキー。小麦粉ではなくアーモンドの粉を使う。独特な風味でちょっと苦い。

スフォリアテッレ(Sfogliatelle)

ナポリ名物の焼き菓子。スフォリアテッレと言えば通常はパリパリとしたパイ生地のお菓子。でも本場のナポリにはリッチェ(Ricce)とフロッレ(Frolle)2種類のスフォリアテッレがある。リッチェがパリパリ、フロッレはスコーンみたいな感じ。どっちも美味しい。

カンノーロ (Cannolo)

IMG_0703または複数形でカンノーリ(Cannoli)。シシリア発祥のメチャ美味しいペストリー。小さな筒を意味する。小麦粉ベースのサクサククッキーでクリームを包む。映画ゴッドファーザーで度々出てきて有名になった。

ヌテラ (Nuttella)

イタリア人はヌテラ無くして生きる事は出来ない。世界160か国で食されているイタリアの象徴。

ジェラート (Gelato)

言わずもがなのイタリアンジェラート。何食べても美味しい。観光地の中心を離れ、イタリア人がいる場所で購入すれば安い。

パネットーネ (Panettone)

クリスマスに良く食べる、ドライフルーツが沢山入った菓子パン。

ババ (Baba)

IMG_8712ラム酒に浸したケーキ。というかブリオッシュに近いパン。大人の味。

 

おすすめのイタリアの飲み物

リモンチェッロ (Limoncello)

IMG_0707食後はこのリキュールで〆る。家庭で手作りする人も多い。レモンの皮を蒸留酒に一定期間漬け、砂糖水を加えて一か月程置くと出来上がり。飲みやすいけどアルコール度数が結構高いので弱い人は注意。冷たく冷やして飲む。

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