世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

スペインの白い村めぐり アンダルシアで絶対行くべき、おすすめの白い村15選 

      2018/06/14

スペインがよりスペインらしい場所はアンダルシア地方。特に白い村巡りは人気があります。スペイン在住18年。大好きなスペインを皆さまと分かち合いたい。今回はおすすめのアンダルシアの白い村を厳選。スペインの白い村めぐりはレンタカーじゃないと無理かも。ゆっくり素敵な白い村々を訪れて、アンダルシアの魅力にどっぷり浸かって頂きたい。

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ロンダ (Ronda)

IMG_9395スペイン、アンダルシア地方の白い村々を巡る旅で拠点となるのがロンダの街。でもロンダをただの「白い村」のくくりに入れてしうのは大変もったいない。白い村とは独立して、アンダルシア地方で絶対訪れるべき魅力多き場所。海抜739mの断崖の上に作られた空中の街。旧市街には白壁の美しい家々、石畳、教会、城壁などが中世そのままの形で凍結されている。

ロンダの近くで洞窟壁画が見つかったことから、新石器時代から人が定住していたとされる。古い歴史のあるロンダには魅力がギュウギュウ。闘牛が生まれた町としても有名。小ぶりながらも美しい闘牛場はスペインで一番美しいとされるる。ついでに山賊の町としても有名で、ついこの間まで山賊の最後の子孫が生きていた。

ロンダは食べ物が美味しい事でも有名。レストランも豊富で質がいい。ロンダを拠点にして周辺に散らばる白い村を訪れるのが一番ベストな形。時間の関係で一個しか白い村を訪れる事が出来ないってならロンダだけでいいと思う。電車、バス、公共の交通が使えるのでレンタカーがなくても大丈夫。ただ村っていうには大きすぎるかも。

車で行く場合は海沿いから行くより、マラガから高速で行こう。海からロンダまではヘアピンカーブの連続。しかも断崖絶壁なので落ちたらお終い。

 

ミハス (Mijas)

IMG_3692小さな村は常に日本人と中国人の観光客で溢れている。中国では何かのドラマで使われた事から、日本では車のCMに使われた事から「白い村と言ったらミハス」のような風潮が生まれた。ロバのタクシーでも有名。観光客の為だけにある、観光でしか食べていない村。テーマパークくささが蔓延。日本人が思う通りの白い村だけど、村の素朴さは皆無。

マラガから1時間ほどの場所にあり、公共の交通で簡単に行ける手軽さはある。反対に駐車場は直ぐ満車になるので、レンタカーじゃなくバスで行った方がいいと思う。

 

セテニル・デ・ラス・ボデガス (Setenil de las Bodegas)

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アンダルシアに数ある「白い村」の中で、異質の魅力を放つのがセテニル・デ・ラス・ボデガス。「美しい白い村」ってだけでなく、「洞窟の中の村」として有名。浸食された岩の下に多くの家が建てられている。このような洞窟住宅は夏は涼しく、冬は暖かで快適なのだそう。

珍しさもプラスしてアンダルシア地方の隠れた宝石だと思う。そんな観光化もされておらず、村の人達の生活を見る事が出来る。レストランにも地元の人達がいっぱい。観光客の為ってのが全くない。ただレンタカーは絶対。ここらの村々は全部白い村。車を走らせて自分好みの白い村を見つけるのも楽しい。

 

オルベラ(Olvera)

カディス県には沢山の白い村がある。ってか全部が全部白い村。中でも飛びぬけて美しい気品を放つのがオルベラの街。小高い山の上にあり、遠くからも良く見える教会の美しい二つの鐘の塔が目印。白い村も素敵だけど、小高い山の上から見下ろす、広大なアンダルシアの大地も愛でて欲しい。これがアンダルシアかぁ、とストンとくる。

オルベラの町を散歩する時は教会と絡めながら街並みを楽しもう。白壁、窓枠の黄色、鉄格子の黒、石畳、狭い小道の向こうに見える教会。何とも絵になる。

 

カルモナ(Carmona)

スペインの歴史ドラマや映画の撮影地となる事が多い。それだけ中世感ただよう村。セビリヤから30キロの場所にある。南部特有の明るさに加えて、多くの貴族が住んでいた高貴さが至る所に漂う。白い街並みだけでなく見所が沢山ある。でも一番はヒマワリかもしれない。村の周りにヒマワリがぶわーーっと植えられている。地平線までひろがる黄色の絨毯は圧巻。夏にアンダルシアを訪れたなら絶対訪れるべき場所。

カルモナのもう一つの目玉はパラドール(Parador)。歴史ある本物の城や修道院を改装した国営ホテルのこと。カルモナのは14世紀の王、ペドロ1世の城。青池保子の漫画「王城アルカサル」のファンには聖地。ちなみにこの城に初めて宿泊した日本人は天正遣欧少年使節なんだとか。高台にあるので景色も抜群。宿泊が無理なら食事かお茶だけでも是非!

セビージャからバスが一時間おきに出てるのでレンタカーなくても大丈夫。

 

サーラ・デ・ラ・シエラ (Zahara de la Sierra)

IMG_9847エメラルドに輝く湖、小高い丘のてっぺんには城、その下に雪崩のように白い家々が広がっている。サーラの村は湖を挟んで遠くから眺めるのが一番いい。湖ってか人口のダムで、時々凄い勢いで放水される。村はもう本当に白い村で何にも見るものがない。ここは遠くから眺めるだけで充分。

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ベヘール・デ・ラ・フロンテーラ (Vejer de la Frontera)

大西洋にほど近い場所にあるこの白い村には、スペインで一番美しい砂浜を持つカディスのビーチを堪能した後に訪れたい。山間にある白い村の方が風情があるけど、海岸近くにある白い村には明るい解放感がある。

レンタカーで旅する楽しさは、公共の交通網では行けない場所に行けること。カディス周辺には人の手が全く入っていない素晴らしい自然のビーチが沢山ある。魚介類も安くて美味しいのでビーチと白い村って組み合わせもいいと思う。

 

アンテケーラ (Antequera)

マラガから50km、アンダルシア地方の交通の要。多くの人が車で通るのに、誰も立ち止まらない。それでは勿体なさすぎる居心地の良い村。いや、村ってサイズじゃなくて町。世界遺産にもなっている考古学遺跡、ドルメンがある事で有名。

アンテケーラはお菓子の街としても有名。スペインの定番クリスマスの焼き菓子、マンテカードス(Mantecados)の産地。他にもアンテケーラのパンと言えばアンダルシアの朝食に欠かせない。全く観光地化されていないのに、何だか観光地のように整ってる。過小評価され過ぎているアンテケーラを白い村めぐりの拠点としてもいいと思う。

 

グラサラレマ (Grazalema)

IMG_9741一つの村を1時間ほど散策して次の村に移る、それが「白い村巡り」の正しい形なのだろうけどグラサレマだけは何泊かゆっくりしてもらいたい。この村は「白い村」のカテゴリー以上に「トレッキングの村」として有名。アンダルシで一番の素晴らしい大自然に囲まれている。

アンダルシア地方は月のような岩肌と万年の水不足で乾いた土地が有名。でもグラサレマ山脈自然公園は全く違う。スペインで一番降水量が多い地域は、スペイン人ですら驚いてしまうけど、アンダルシア地方にあるこのグラサレマ周辺なのだ。緑溢れる月、みたいな不思議で素敵な光景を堪能できる。

自然だけでなく村自体も素朴でとっても可愛らしい。手作りお菓子屋さん、美味しいレストランもある。アンダルシアで一番おすすめの村かも!

 

フリヒリアーナ (Frigiliana)

IMG_9832「スペインで一番美しい白い村」なんてのがあると、フリヒリアーナが選ばれる事が多い。私的には「意義あり」だけど、一番ってのがひっかかるだけで、美しい白い村である事は否定しない。

ネルハ県はアンダルシア地方の穴場。マラガ程ひらけてないけどアルメニアほど田舎でもない。物価が安く、観光地化もそれほど酷くはない。地中海は美しくリゾート感もある。

それにネルハにはアンダルシアを代表する観光地、ネルハの洞窟がある。二万年前の新人類、クロマニョン人が住んでいたとされる洞窟で、ヨーロッパ最大級。全長800m、高さ60メートルの滝がある空間には舞台が作られ、国際武道音楽祭なども開催される。もう圧巻の一言。

 

カサレス (Casares)

何処から見ても絵になる村。これぞ「白い村」の代表格。ほどほどに観光地化されてるのも便利でいい。

 

モンテフリオ (Montefrio)

グラナダ県を代表する白い村。そそり立つ崖の上に立つ教会、その下に、まるでスカートの裾のように白い家々がまとわりつく。多くのCMの舞台となった村。レンタカーするなら絶対に訪れたいアンダルシアを代表する、素晴らしくも美しい白い村。

アンダルシア観光でグラナダは絶対に外せない場所。グラナダを拠点にして周辺の白い村を訪れるのもいい。

 

モハカール (Mojacar)

モハカールの魅力は、村から海と山が見渡せること。小高い丘の表面全てに張り付いた、何とも不思議な迫力のある白い村は絶対遠くからその全景をカメラに収めたい。

アルメリア県は観光地化され過ぎた他のアンダルシア地方の海岸線の中で、今なお昔ながらのアンダルシアそのままで生きてる地域。多くの西部劇が撮影されるほど荒涼とした土地で有名。素敵な迫力があるので是非とも訪れたい地域。

 

ウベダ (Ubeda)

ハエン地方を代表する白い村ウベダ。ハエン県はオリーブの産地。世界最高峰のオリーブオイルが生み出される場所。ハエンのオリーブオイルは王室御用達。その関係なのか、何だか高貴な香りが漂う村が多い。白い村は白い村だけど、純粋な白い村って訳じゃなくて、スペイン中央部の雰囲気もある。

ウベダの村は2003年に世界遺産にも登録された。白い村に加えて、スペインを代表するルネッサンス建築様式も見れる場所。白い村が売りと言うよりか、高貴な人の忘れ形見、みたいな気品漂うのが売りの村。

 

フスカール (Juzcar)

IMG_9612番外編。白い村ではなく、青い村。スマーフの村として有名だった。スマーフとはアニメのキャラクターで、ヨーロッパのどこかの森の中に住んでいる青い肌をした小人のこと。日本ではチーズのキャラクターとして有名。そんなスマーフのイメージ通りに村中が青く塗られ、スマーフが街の至る所でお出迎え、な村だったが経済的な理由で2017年からスマーフを語れなくなった。現在スマーフはいないけど、まだ青い事は青いので、話のネタで行くにはいいけど、まぁ、無理していく事はない。

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