世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

ポルトガルの名所17選 絶対行くべきポルトガルの観光地と世界遺産のまとめ

      2018/06/15

ヨーロッパの隠れた名所ポルトガル。見て美しく、食べて美味しく、気候が良く、人が優しく、治安が良く、さらには物価が安い。一度足を踏み入れたら、誰もが恋に落ちるポルトガル。多くの人がスペインと絡めて旅するけれど、ポルトガルだけを極めるのもいいと思う。ヨーロッパ在住18年目のフードライターが世界を食べ尽くすの記録。今回はヨーロッパで一押しの国、ポルトガルの絶対訪れるべき観光地のまとめ。

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エルヴァス (Elvas)

IMG_0528スペインとの国境付近に位置するのでスペイン人観光客が多い。とは言え意外と観光客が少ない。のんびり。でも、ま、ポルトガルは基本何処もかしこものんびり。

イベリア半島最長とされるアモレイラの水道橋が見もの。地下構造物の深さ6m、地上に出てる高さは31m。すんごい迫力。今なお現役の水道橋として機能してるのが更に凄い。交通不便な場所にあるけど訪れる価値絶対の街。

エルヴァスの世界遺産

塁壁に囲まれた旧市街と星型要塞とが「国境防衛都市エルヴァスとその要塞群」として世界遺産に登録されている。

ローマ時代からの古い歴史がある町だが、世界遺産とされたのは比較的新しい17世紀の防衛施設群。星形に塀で囲んだ要塞の凄さは、空から見ないとよく分からないけど、保存状態の良さは良く見てとれる。大きさは世界最大級。確かに迫力がある。

 

エボラ (Evora)

IMG_0554屋根のない美術館と呼ばれるほど、古くて美しい街並みが有名。1584年、大正遣欧少年使節がエヴォラ大聖堂のヨーロッパに2台しかない「イベリアパイプオルガン」を演奏した。エヴォラのあるアレンテージョ地方は美しいだけでなくポルトガルで一番美味しい事でも有名。何を食べても本当に美味しい。ポルトガルは物価が安いので懐も安心。

素敵なカフェ、レストランも多い。でも何といってもエボラの楽しさはナイトライフにあると思う。思わず何泊かしたくなる街。

エヴォラの世界遺産

旧市街全体が世界遺産。白壁に石畳、教会や建物、何もかもが中世そのまま。旧市街全体、ってか旧市街しかない感じ。

 

リスボン (Lisboa)

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首都と言うのは何処も魅力的な場所だけど、ポルトガルのリスボンは群を抜く。都会でいて素朴。明るく開放的でいて憂いがある。そんな両極端の顔を見せてくれる。リスボンは7つの丘の街と呼ばれる。一つ一つの丘に違った雰囲気がある。歩き尽くしたい街。

かつて多くの人達が大いなる夢と野望を持って新大陸に旅立った。新大陸から多くのものがもたらされた。異国情緒溢れる港町。こんな魅力的な首都、他に知らない。世界で一番の都。見るべきものは沢山ある。でもブラブラ街を歩くだけでもいい。

リスボンの世界遺産

ジェロニモス修道院とベレンの塔。中心地から少し外れたベレン地区にどっちもある。フィゲイラ広場始発の15番のトラムに乗って30分。他にも発見のモニュメント等、観光名所が固まってるのでベレン地区は時間に余裕を持って訪れたい。

リスボンで絶対しなきゃいけないこと

  • ジェロニモス修道院の隣にある超有名店(Pasteis de Belen)で名物の焼き菓子、エッグタルトを食べる。この世のものとは思えない美味しさ。エッグタルトはポルトガル全土で食べる事が出来るけど、ここ以上のエッグタルトには絶対お目にかかれない。レシピは門外不出。究極の美味しさ。
  • ポルトガルの民族歌謡、ファドを聞く。日本の演歌みたい。アルファ地区やバイロ・アルト地区の下町のバーで聞くのが雰囲気抜群。
  • 七つの丘にある、それぞれの展望台を訪れてリスボンを違った角度から見下ろす。一番のお勧めはアラファマ地区がぐわっと見えるPortas De Solの展望台。Graça展望台からはリスボン全景が楽しめる。
  • 路面電車に乗る。28番は趣のある古いタイプが多いし、観光名所を繋いでくれる。ただ観光客が多いので、スリや泥棒も多い。注意しよう。

オビドス (Óbidos)

リスボンの北、バスで一時間ちょっとの距離にある城壁で囲まれた美しい村。白い壁、オレンジの屋根、石畳、カラフルな化粧タイル。カワイイで溢れた村。その昔ポルトガルの王がオビドスの村を新婚旅行で訪れた。この村を王妃がいたく気に入ったのでプレゼントし、以来この村は王妃の村とされた。首都リスボンから気軽に訪れる事の出来る中世の村として大人気の場所。

お勧めはクリスマスの時期。村全体が素敵なイルミネーションで飾られる。春のチョコレート祭も楽しい。ただ残念なのが人口800人の小さな村に観光客がどどどーっと押し寄せるので、ディズニーランドみたいになってるとこ。リスボンから日帰りの人が殆んどなので一泊して観光客に埋め尽くされる前の村を堪能するのがいいかも。リスボンではなくオビドスに一泊してコインブラやポルトに抜けるルートでもいい。

 

シントラ (Sintra)

人口3万人。沢山の文化人やアーティストが住んでいる。洗練されていて、文化的な催し物が多いので、シントラに住む事は全ポルトガル人の夢。有名なシントラの焼き菓子、Queijadasを食べるのも忘れずに。おすすめはQueijadas da Sapa店。王様御用達の美味しさ。

リスボンにあるRossio駅から20分ごとに電車がでてる。所要時間は30分。

シントラの世界遺産

沢山の観光客が訪れるペーナ宮殿(Palácio Nacional da Pena)をはじめ、シントラにあるすべての文化財が対象。メルヘン溢れるペーナ宮殿はとにかく人気があるので開園前から並びたい。19世紀のロマン主義を象徴するポルトガルの文化財。1755年のリスボン地震で廃墟と化した修道院に一目ぼれしたフェルナンド2世が再建。ペーナ宮殿だけに心血を注ぎ、のめり込んだ。異なった建築様式がちぐはぐで、カラフルなのも手伝って、何だかこの世のものとは思えない不思議感覚な宮殿。

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ペーナ宮殿もいいけどレガレイラ宮殿(Quinta da Regaleira)も見もの。敷地全体がRPGの世界。沢山の噴水、石橋、地下へと通じる螺旋階段、秘密の地下通路、謎めいたシンボル、回転扉。まるでゲームの中に放り出されたよう。ドラクエ好きな人なら泣いて喜ぶと思う。

 

ポルト (Porto)

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リズボンに次ぐポルトガル第二の都市。リスボンの街は明るさの中に憂いがある。ポルトには憂いの中に優しさを感じる。何を見ても何処を見ても美しすぎて、ただ歩いているだけで心が満たされる感じ。世界で一番美しいと言われる本屋がある。ハリーポッターの作者はこの町に住んでいた時にハリーポッターの大体を作ったらしい。

ポルトは世界的に有名なポートワインの産地。まだ糖分が残っている発酵途中にブランデーを加えて酵母の働きを止める珍しい製法のワイン。独特のコクと甘みがある。飲みやすいけど普通のワインよりもアルコール度数が高いので注意。ポルトには有名なワイナリーが沢山あり、その殆んどで有料の試飲が出来る。自分のお気に入りのポーロワインをお土産にしよう。

ポルトの世界遺産

聖クレリゴス聖堂、大聖堂、ポルサ宮など、旧市街一帯がポルト歴史地区。

 

ギマランイス (Guimaraes)

ポルトガル王国の初代の王が生まれた場所なので、ポルトガル発祥の地と呼ばれる。「ポルトガルで一番住みやすい環境の街」調査で第二位を獲得した。ポルトから電車で1時間くらい。

ギマランイスの世界遺産

中心部にある旧市街一帯。目玉は保存状態の良いギマランイス城。

 

アベイロ(Aveiro)

巡らされた水路。停泊した小舟。カラフルな家。ポルトガルのベニスと呼ばれている場所。ってかベニスじゃなく、ベニスの離島BURANOに似てる。水路があれば何でもベニスと呼ぶのは止めた方がいいと思う。見所が小さく固まってるので半日もあれば十分。ポルトから電車で一時間。

アベイロの名菓、OVOS MOLESを食べるのを忘れずに!

 

コスタ・ノバ (Costa Nova)

ポルトガルで最もインスタ映えする場所。ラブラブなカップルなら是非とも行きたい。白を基調にカラフルなストライプに塗られた小さな家々が立ち並ぶ。可愛いったらありゃしない。写真撮るだけでなくAirbnbで宿泊する事も出来る。カワイイが好きな人は是非!

 

ポンテ・デ・リマ (Ponte de Lima)

Imagen 189ローマ時代の美しい石畳の橋で有名。この町は橋につきる。この橋を朝から晩まで違った日の角度で見る。それだけで飽きない。ってかそれしかない。なので橋を堪能したら直ぐに移動してOK。

 

モンサント (Monsanto)

まるでおとぎ話の世界。大きな岩の中に家を作った。そんな岩の家が沢山ある。メルヘン溢れる村。もう何を見てもメルヘン。最高にメルヘン。観光客が到着する前、朝一番に散策したい町。夕暮れ時も最高。近くの山に登って見下ろすのもいい。世界で一番美しい村〇選、みたいなリストに必ず登場する。

 

 

ブラガ (Braga)

IMG_1870ローマ時代から名前がある歴史の古い街。リスボンは楽しみ、コインブラは学び、ポルトは働き、そしてブラガは祈る場所、と呼ばれるように信仰の町。かつては交通の要としても栄えたが寂れた。それがまた信仰に生きる町の雰囲気に重なって不思議な趣を出す。

 

コインブラ (Coimbra)

リスボンに遷都されるまで首都の扱いだった。ポルトガルを代表する大学の街。由緒ある大学のある街ってのは、何処もとても良い雰囲気を持っている。文化活動が盛んでナイトライフが楽しい。ここで大学生だったら楽しいだろうなと思うけど、結構急な坂の上に大学があるから根性ないと通えない。

コインブラの世界遺産

1290年に創立された、街の一番高い所にあるコインブラ大学。丘の上にある大学関連の建造物群と、下町にある建築物全部が該当。ここまで都市と一体化している大学も珍しい。本当の意味で「大学の街」

 

ナサレ (Nasare)

サーファー達のメッカとして有名な町。ここでの圧巻は波。世界で一番の大きな波にのったサーファーの記録は何時もこの場所で記される。世界中の有名なサーファーが集まって、サーファー一色の町。風が強い日は世界で一番の波に果敢に挑むサーファー達を見学しに出かけよう。

 

バターリャ (Batalha)

1万5千人ほどの街。街自体は普通の地方都市なので修道院だけ見てスキップしてもいいかも。

バタージャの世界遺産

ドミニコ修道会のバターリャ修道院。ポルトガルの後期ゴシック建築の傑作。ドミニコ修道会の教会なので鐘楼を持たない。1430年代のポルトガル最古のステンドグラスがある。

 

アルコバッサ (Alcobaca)

バタージャから数キロメートルの距離にあるので一緒に回るのがベスト。どちらも町的には普通なので修道院だけでいいと思う。

アルコバッサの世界遺産

シトー会のアルコバーサ修道院。ポルトガル最古のゴシック様式。ポルトガル文学で有名な悲恋、ペドロ1世と愛妾イネスの墓がある。

 

アルガルベ (Algarve)

ポルトガル南部のリゾート地。地中海沿いの海岸線は開発が凄まじく、昔ながらの雰囲気を保つ場所が殆んど無い。でも大西洋沿いにはまだ残ってる。手つかずの自然の海岸も沢山ある。ヨーロッパのバカンス客が選ぶ「欧州で最も美しいビーチコンテスト」では常に上位。

何処までも透き通った海、黄金色に輝く砂浜、断崖絶壁の間に隠れるように存在する小さなビーチ。アルガルベもどんどんリゾート地化が進んでいるが、ヨーロッパで一番の美しさの地位は変わらないと思う。この世の楽園のような場所。

 

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