世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

イギリスはなぜ不味いのかを徹底的に調べてみた イギリスの食生活

      2017/09/25

イギリスは不味い。これは誰もがそう言うほど世界的に定着したイメージなのではないでしょうか。では実際にイギリス料理は本当に皆が思っているほど不味いのでしょうか。イギリスより美味しくない国は他にもいくらだってあると思うんです。オランダとかオランダとかオランダとか。なぜ世界的な規模で悪評されるほどイギリスは不味いのイメージが定着してしまったのか。かつての大英帝国、全盛期には世界史上最大の帝国で、唯一の超大国の地位にあったイギリスの食事情をリポートします。

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イギリスとはどんな国なのか

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イギリス、まず思い浮かべるのが音楽、ブリティッシュ ロック。ビートルズ、クイーン、レッド・ツェッペリン、オアシス、それこそ数えきれない程の超有名バンドが存在します。

そしてスポーツ。イギリス生まれのスポーツって結構多いんです。サッカー、ラグビー、ゴルフ、競馬、ポロ、カーリング、水球、意外にもテニスはイギリスが発祥ではありませんがウィンブルドンは誰もが知っているはず。

文学だってシェイクスピアを筆頭に、ワーズワース、バイロン、オスカー・ワイルド、コナン・ドイル、アガサ・クリスティ。

その他にもロイヤル・ファミリー、オックスフォード大学、バーバリー、ガーデニング、ヴィヴィアン・ウエストウッド。イギリスを代表する有名なモノといえば、色々な分野にわたって数えきれない程あります。

それではイギリスを代表する料理とは何なのでしょうか。フィッシュ&チップス、ローストビーフ、スコーン。考え込めば色々と思い浮かぶんです。でもやっぱり多くの人の認識は「イギリス料理は存在しない」「イギリスは不味い」なのではないでしょうか。

私は今、スペインに住んでいます。でも若かりし頃はイギリスのリーズに留学していました。とても愛着のある国なので、イギリスの名誉挽回の為に若干の贔屓目は多めに見て頂いて「イギリスは不味い」を否定してみようと思います。

 

何故「イギリスは不味い」の認識が世界的に定着してしまったのか

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フランスをはじめ、イギリス周辺各国は食の国として有名です。そんな中でイギリス料理の立場はかな〜り微妙。皆が言うほど不味くはない気がする。美味しいモノだって一生懸命探せばある。でも他の国と比べると、やっぱり少し見劣りしてしまう。そしてよくよく考えてみればイギリス料理は決して美食とは言い難い。

イギリスが(余り認めたくはないけれど)不味い理由は何なのか。まずは食材の乏しさがあげられると思います。イギリスは気候が寒冷で地味が痩せています。

地中海付近の温暖な地域と比べると採れる作物の量や種類が圧倒的に少ないんです。今では普通に誰もが摂取する緑黄色野菜、昔のイギリスでは皆無でした。

経済学者のポール・クルーグマンは生鮮食品を遠くに輸送する技術が生まれる前にイギリスの産業化が内陸の都市部で進んでしまった事をイギリスの不味さの理由にあげています。

冷蔵の必要が無く、長期保存がきく食べ物に依存せざるをえなかったヴィクトリア朝時代の不味い食事が食文化としてイギリスに定着してしまったからだと言うのです。

新鮮な食材を入手する事が困難だったイギリスでは、食材を加熱殺菌する衛生上の啓蒙も広まりました。必要以上に食材を加熱する調理法がイギリス全土に普及したのです。

伝統を重んずるイギリス国民。今でも一般的にイギリスでは肉は肉汁が出ないぐらい徹底的に焼きます。野菜なども本来の味や食感を全く残さない程に加熱して調理してしまいます。

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なので多くのイギリス料理、一応にドロドロしていて何を食べているのかさっぱり良く分からないことが多いんです。そんな単調さも「イギリスは不味い」とされる理由の一つだと思います。

 

イギリスは不味いのイメージ作りに拍車をかけたイギリス人のひねくれた性格

プラスして皮肉屋のイギリス人の性格も大きく影響しているのではないでしょうか。イギリスには世界的な影響力を持つ人達が沢山居ます。政治家、アーティスト、学者。そんな人達が、更には民間レベルでも自国の料理の不味さを自虐的なジョークとして口にします。

それが世界中のメディアを駆け巡り、イギリスへ行った事が無い人達にまで「イギリスは不味い」との認識を植え付けてしまっているような気がします。

 

味をつけないのがイギリス風の味付け

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そして味付け。イギリス料理って味が無い事が多いんです。これに関しては次回じっくり考察したいと思いますが、ただ茹でただけの料理とかも多いので「オウムの餌」とか呼ばれたりします。

味が無いので化学調味料をかける量が尋常ではなく、「ロマノフ朝の暗殺技術顔負けの毒物」なんて呼ばれたりもします。

更には大英帝国の発展はイギリス料理のおかげ、「食べ物がマズ過ぎて他国に美味しさを求めたからだ」とまで言われるイギリス料理。

イギリスはやっぱり不味いのか。イギリスの名誉の為に強く主張しますが、考え込めば美味しいモノ結構色々とあるんです。次回は頑張って、我がイギリスの名誉挽回の為にイギリスの美味しいモノご紹介したいと思います。

 

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 - イギリス, 各国の観光、文化、雑学のまとめ