世界食べ尽くしの旅 Españoleando

スペイン在住のフードライターが、素敵な人達に出会いながら、世界中を遊んで食べ尽くすの記録

スペイン北部 アストゥリアス地方の郷土料理のレシピ

      2016/09/16

スペインはどの地方も美味しいのですが、食所として有名なのはやっぱり北部。その中でもアストゥリアス地方はグルメ達に大人気の土地です。アストゥリアス地方の料理、そして昔から伝わる豆料理のレシピをご紹介します。

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狩猟の盛んなアストゥリアス地方。シカ、イノシシ、クマだって有名  

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スペイン北部、アストゥリアス地方の大きな特色は、海岸沿いから僅か15キロメートルの所に2500メートル級の山々が軒を連ねていることです。イベリア半島で3番目に高いトーレ・デ・セレード山、スペインのアルピニスムの歴史を伝えるナランホ・デ・ブルネス山もあります。

海があって山もある。アストゥリアス地方は海の幸も山の幸も同時に楽しむ事が出来る恵まれた土地。立地的には恵まれていますが、厳しい寒さと長い冬を持つ事でも有名です。なので昔から暖かい煮物料理が好んで食べられています。

主流はこの地方の名産である白インゲン豆を使った煮込み料理です。安くて栄養価の高い豆類はスペイン全土で食べられている国民食ですが、特に寒さの厳しい地方ではとても大切な食材です。

レンズ豆、ひよこ豆、赤、白インゲン豆。スペインは豆を使った料理が本当に多いです。他の地域では豆と一緒に豚の腸詰や鶏肉などを煮込みます。山岳地帯で狩猟の盛んなアストゥリアス地方ではシカやクマなんかの肉が出回る地方でもあります。

最近は中々クマの肉は出回りませんが、イノシシの肉を良く見かけます。あまり他の地域では食べる事の出来ない食材なので、機会があったら是非試してみて下さい。

イノシシの肉は少し獣臭さが気になる方もいらっしゃるかもしれません。でもその力強さがほんのり甘い白インゲン豆の味と良く合ってとても美味しいsです。私が食べたレストランではオレガノとローズマリーを大量に使って獣臭さを緩和させていました。

白インゲン豆は煮くずれがしやすいので掻き混ぜない事が大切なのだそうです。偶に鍋をゆすりながらコトコトじっくり煮込みます。  

 

アストゥリアス地方特有の料理方法。肉も魚も冷蔵庫にあるものを何でも入れる。

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アストゥリアス地方の最大の特色は豆料理に肉も魚も使う事でしょうか。スペインの他の地域では豆と野菜と一緒に肉を煮込むのが一般的です。アストゥリアス地方は肉も使いますが干しタラも入れます。基本的に冷蔵庫にあるもの何でも入れちゃうらしいです。とっても美味しかったのでレシピを教えてもらいました。

 

アストゥリアス風豆料理のレシピ

 材料

ひよこ豆(既に煮てある豆を使用)
干し鱈 800グラム  
豚の腸詰 250グラム
ソーセージ 1本
玉ねぎ 1個
ニンニク 2カケ
トマト 1個
ピーマン 1個
月桂樹の葉 1枚
パプリカパウダー 小さじ1
オレガノ 小さじ1
オリーブオイル 適量

作り方

    • 調理する前に干し鱈を24時間程水に漬けます。
    • その間3回ぐらい水を取り替えて、十分に塩を抜きます。
    • 深い鍋(土鍋が一番良いそうです)に細かく刻んだ玉ねぎ、ニンニク、ピーマン、トマトを入れ、弱火で5分程オリーブオイルで炒めます。
    • パプリカパウダーとひよこ豆、豚の腸詰を入れ、木のシャモジでかき混ぜながら5分程煮ます。
    • 干し鱈と水を加え更に煮込みます。少し煮込んだら塩加減を調節します。干し鱈は例え良く塩抜きをしたとしても、多少塩辛いので注意が必要です。
    • 味を調えたら中火にして更に15分から20分程煮ます。

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豆料理はスペインを代表する家庭料理、お袋の味です。調理方法も簡単なのでレストランで食べるより家で食べる人の方が多いです。お腹に大変ずっしりくるので夜ではなくお昼ご飯に食べるのが一般的です。

寒い冬には体が温まる最高のレシピです。何だか色々と混ぜた方が美味しくなるらしいんで、冷蔵庫の中にあるもの何でも入れて良いそうです。

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