世界食べ尽くしの旅 

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ベルギーはヨーロッパの穴場 おすすめのベルギーの都市はルーベンスで有名なアントワープ

      2021/03/29

ヨーロッパを訪れるなら絶対ベルギーを選んでほしい。テロが起こってしまったけれどベルギーは全然危険な国じゃない。卑劣なテロリスト達にたまたま選ばれてしまっただけ。だからテロが起きたって何も変わらない。ベルギーは平和で魅力溢れる素敵な国。ヨーロッパ在住18年目のフードライターが世界を食べ尽くすの記録。今回はアントワープの街について。

ベルギーの地方都市、アントワープ。ルーベンスとフランダースの犬ゆかりの地。

5ベルギーは時間が許すのであれば全ての街を訪れてもらいたいほど素敵な国。どの街もお勧めなのですが私的にはゲントがイチオシ。でも二箇所しか行けないって方は王道のブルージュと首都のブリュッセルで後悔なし。

でも時間に余裕がある旅行者だったら、ブリュッセル、ブルージュ、ゲントの他にもヨーロッパで二番目に大きい港があるアントワープも是非訪れて欲しい。ベルギー第二の都市なので、ブリュッセルの代わりにアントワープってのも断然ありだと思う。ダイナミックでスタイリッシュ。一度は住んでみたいと思える街。

アントワープはバロック絵画の巨匠、ルーベンスの故郷としても有名です。そして限られた年代の日本の人達にも大変人気のある街。と言うのは少年ネロと愛犬パトラッシュの物語「フランダースの犬」の舞台となった街だから。

このアニメを見て育った年代の人達が必ず訪れるのが聖母大聖堂。画家を夢見る貧しい少年ネロがひとめ見てみたいと思い続けたルーベンスの「キリストの降架」があります。その絵を見ているとフランダースの犬の悲しいラストシーンを思い出して、少しセンチメンタルな気分になってしまうかも。

ベルギー第二の都市、アントワープまたはアントウェルペンの魅力とは

アントウェルペンは人口50万人程の街。小さすぎず、大きすぎもない、観光地も中心にギュギュッとまとまっていて便利な街です。有名な大学もあるし、インターナショナルな企業も多く進出しているので若者が多く、街の雰囲気がエネルギッシュ。それでいてベルギー的な落ち着きもある。とってもバランスがとれた街だと思う。

若者が多い街なのでアントワープはナイトライフがめちゃ楽しい。お手ごろ価格で美味しいレストランが沢山あって、何百種類ものビールが飲めるオシャレなバーも沢山あって、一番は何といってもクラブがいい。音楽の趣味が最高にいい。私が住んでるスペインとは大違い。

観光するだけならブルージュが一番綺麗です。でもあそこは何もかもが観光地化されていて、ちょっとテーマパークくさい。そして何もかもがトゥーリスト価格。それにとても小さな街なので観光に携わる人しか住んでいない感じで一日いると直ぐ飽きてしまうかもしれません。若い人も少ないのでナイトライフもかなり地味。夜も早くて、少数の観光客ぐらいしか出歩いてません。

そんな訳なのでベルギーの観光の拠点としてアントワープ、強くお勧めしておきます。

アントワープでの正しい過ごし方

4ブルージュよりは大きいとは言え、そこまでは大きくない街なのでアントワープ自体の観光は半日で終わってしまうと思います。これといった見所がないのもアントワープの特徴ですから。でもお洒落なショップが沢山あるし素敵なカフェも至る所にあるから、ブラブラ歩いてるだけで楽しいと思います。で、疲れたらカフェでのんびりする。夕方ならビール。

この街は観光したい、というか住んでみたくなるような街。住民になったように過ごすのが一番楽しいです。レストランも地元の人が沢山います。お勧めはお昼のランチタイム。サラリーマンが沢山いるレストランを狙えば絶対外れ無し。質、味、量、全て揃ってます。

手頃で美味しいレストランが多いけど、外せないのがパン屋さん。この街のパン屋はどのパン屋もレベルが高い。しかも安い。最高にお勧めです。

ベルギーの治安、ヨーロッパの不安 

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最後にテロに関して。テロは本当に怖いです。でもそれがベルギーが怖い、ヨーロッパが怖いってなると少し違う気がします。ベルギーは治安の良い国です。テロに関しては考慮に入れようがないと思います。何処にいたって危ないのがテロだし、気をつけようのないのがテロだから。だからこそテロってのは本当に卑劣なのだと思います。

ヨーロッパに住んでいるとテロってものが日本にいる時より身近に感じる事が多いです。特に私は3月11日のスペイン列車爆弾テロの時、マドリッドに住んでいた人間だから尚更なのかもしれません。

あのスペインの爆弾テロの後も、フランスの銃撃テロの後も、テロが起こる度にヨーロッパを訪れる観光客がどどっと減ります。危なそうな所には近寄らない、それはとても賢い選択だと思う。でもそこに住んでいる住人達は、テロがあったからって自分たちの生活を変える事は出来ないし、何処かへ逃げる事も出来ない。

テロが起こる度に大使館の方から注意勧告のメールが来るけれど、そこに住んでいる限り危ないとされる駅にも空港にも行かなきゃならない。じゃないと生活が成り立たない。普通に生きていくしかないけど、恐怖心は植え付けられてしまう。そうやってテロリスト達は間接的にも人々に害を与えているのです。

そしてとっても嫌なのが「イスラム怖い」が世界中に蔓延してしまう事です。イスラム教が悪い訳じゃない。イスラム圏の国が悪い訳じゃない。イスラム教徒の人達が悪い訳じゃない。悪いのはテロ行為をする限られた数の間違った人間達。

そんな訳で頑張れベルギー。頑張れヨーロッパ。犠牲者の方達に心からお悔やみ申し上げます。

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