「死ぬまでにこの景色を目に焼き付けたい」そう思わせる花の名所が日本には数多く存在します。2026年、旅のトレンドは「心身のリカバリー」と「その場所でしか得られない没入感」。今回は、日本一の規模や本数を誇る花の名所を厳選しました。
青の絶景が空に溶ける:国営ひたち海浜公園(茨城県)

茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」のネモフィラは、2026年もその圧倒的なスケールで訪れる人々を魅了します。約3.5ヘクタールの「みはらしの丘」を埋め尽くす約450万本のネモフィラは、まさに日本一の規模。北アメリカ原産の「ネモフィラ(和名:瑠璃唐草)」が織りなすライトブルーの絨毯は、海と空の青が一体となる「オールブルー」の世界を作り出します。
【2026年最新情報】
見頃予測: 4月中旬〜5月上旬
開園時間: 9:30〜17:00(春の繁忙期は8:00〜の早朝開園あり)
入園料: 大人450円(季節料金としてプラス350円、計800円が必要な期間あり)
混雑回避のコツ: 土日は周辺道路が非常に混雑するため、勝田駅からひたちなか海浜鉄道に乗り、「阿字ヶ浦駅」からシャトルバスを利用するのが2026年現在の賢いルートです。
【周辺のおすすめスポット・グルメ】 すぐ近くの「大洗磯前神社」は、海の中に立つ鳥居がSNS映えする絶景スポットです。グルメなら、那珂湊港で獲れたての「生ガキ」や、ネモフィラをイメージした「ネモフィラブルーソフト」をぜひお試しください。
日本最大級の赤い絨毯:ポピー・ハッピースクエア(埼玉県)

埼玉県鴻巣市の荒川河川敷に広がる「ポピー・ハッピースクエア」は、12.5ヘクタール(東京ドーム約2.5個分)という日本一の面積を誇るポピー畑です。約3000万本のシャーレーポピーが咲き誇る様は圧巻。2026年も5月に「こうのす花まつり」が開催され、祭りの終盤には無料で花摘みが体験できる区間も設けられます。
【2026年最新情報】
アクセス: JR高崎線「鴻巣駅」西口からコミュニティバス「フラワー号」で約15分。2026年はイベント期間中、駅から直行シャトルバスが運行されます。
歴史トリビア: もともとは不法投棄を防ぐために市民の手で植えられたのが始まりで、今では「花のまち・こうのす」の象徴となっています。
【周辺のおすすめスポット・グルメ】 鴻巣市は「川幅うどん」が名物です。日本一の川幅にちなんだ、幅8cm以上もあるインパクト抜群のうどんをぜひご賞味ください。また、古墳ファンにはたまらない「さきたま古墳公園」も車で30分圏内です。
万華鏡のような色彩:下田公園のあじさい(静岡県)

伊豆半島の下田公園は、株数・輪数ともに日本一を自負するアジサイの聖地です。広大な園内には100種類以上、約300万輪のアジサイが咲き乱れ、万華鏡の中に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。
【2026年最新情報】
見頃予測: 6月上旬〜6月下旬
アドバイス: 坂道が多いため、歩き慣れた靴が必須です。山頂付近からの「下田市街地とアジサイ」のコントラストは、この時期だけの絶景写真スポットです。
最新イベント: 2026年6月の「あじさい祭」では、地元の「下田太鼓」の迫力ある演奏が毎日開催予定です。
【周辺のおすすめスポット・グルメ】 幕末の歴史を感じる「ペリーロード」の散策がおすすめ。ランチは下田名物の「金目鯛の煮付け」や「金目鯛バーガー」が絶品です。
太陽を追いかける黄金の海:北龍町 ひまわりの里(北海道)

北海道北龍町にある「ひまわりの里」は、23.13ヘクタールという日本最大の面積に200万本のひまわりが咲き誇る、夏を象徴するスポットです。見渡す限り黄金色の景色は、訪れる人に元気を与えてくれます。
【2026年最新情報】
アクセス: 札幌駅から高速バス「高速ひまわり号」で約2時間。2026年度は電気自動車(EV)シャトルが園内を巡回し、移動がより快適になっています。
おすすめグルメ: 焙煎したひまわりの種がアクセントの「ひまわりソフトクリーム」は必食です。
【周辺のおすすめスポット】 「うりゅう暑寒メロン」が旬の時期ですので、直売所での食べ比べもおすすめです。また、車で1時間圏内には、ラムサール条約登録湿地の「雨竜沼湿原」があり、ハイキングも楽しめます。
日本一長い「紫のトンネル」:みやまの里森林公園(和歌山県)
和歌山県日高川町にある「リフレッシュエリアみやまの里森林公園」には、長さ1646mという日本一の長さを誇る藤棚ロードがあります。高低差のある散策路を歩きながら、藤の香りに包まれる体験はここでしか味わえません。
【2026年最新情報】
開園時間: 8:30〜17:00
入場料: 大人600円
旅のヒント: 展望台からは、藤棚越しに「椿山(つばやま)ダム」を一望できます。ここには「日本一のヤッホーポイント」があり、美しい山びこが返ってくることでも有名です。
【周辺のおすすめスポット・グルメ】 和歌山といえば梅。近くの道の駅では「紀州南高梅」の直売が充実しています。また、美肌の湯として知られる「龍神温泉」まで足を伸ばし、1日の疲れを癒すのが至福のルートです。
20km続く桜の回廊:見沼田んぼの桜回廊(埼玉県)
「日本一長い桜並木」の下を歩きたいなら、埼玉県さいたま市の「見沼田んぼの桜回廊」が最適です。全長20.25kmにも及ぶ並木道は、散策できる桜のトンネルとして日本一を誇ります。
【2026年最新情報】
見どころ: 2月初旬から咲き始める河津桜、3月中旬のミヤビザクラ、そして4月のソメイヨシノと、長期間にわたって異なる品種を楽しめます。
アクセス: JR「大宮駅」からバスで「大宮中央公園」下車すぐ。レンタサイクルを利用して20kmを走り抜けるのが2026年の人気スタイルです。
【周辺のおすすめスポット・グルメ】 武蔵一宮として有名な「氷川神社」への参拝がおすすめ。門前町では、地産地消の「さいたまヨーロッパ野菜」を使ったイタリアンや、B級グルメの「大宮ナポリタン」が人気を博しています。
神秘の森に咲く白の妖精:奥裾花自然公園の水芭蕉(長野県)

長野市鬼無里(きなさ)にある「奥裾花(おくすそばな)自然公園」は、81万本という日本最大の水芭蕉群生地です。樹齢300年を超えるブナの原生林に囲まれた湿原に、白い仏炎苞(ぶつえんほう)が広がる光景は、まさに秘境の美しさです。
【2026年最新情報】
開園期間: 4月下旬〜5月下旬
アクセス: 長野駅から鬼無里行きのバスで約1時間。そこからシャトルバスが運行されます。山岳地帯のため、2026年も5月上旬までは雪が残ることがあります。防寒着をご用意ください。
マナー: 貴重な自然を守るため、木道以外の立ち入りは厳禁です。
【周辺のおすすめスポット・グルメ】 鬼無里の名物といえば「いろは堂のおやき」です。囲炉裏で焼かれた香ばしいおやきは絶品。また、パワースポットとして名高い「戸隠神社」へも車でアクセス可能です。
復活を遂げた野生の香り:平取町 芽生のすずらん(北海道)
北海道平取町(びらとりちょう)の「芽生(めむ)すずらん群生地」は、15ヘクタールという日本一の面積を誇る野生のすずらん畑です。絶滅の危機を乗り越え、地元の方々の10年以上にわたる保護活動により再生した「奇跡の絶景」です。
【2026年最新情報】
一般公開: 5月下旬〜6月上旬(わずか約2週間のみの限定公開です!)
トリビア: ここのすずらんは、観賞用として品種改良されたものではなく、全て野生種。そのため、香りの強さが格別です。
イベント: 2026年6月上旬の「すずらん鑑賞会」では、先着順ですずらんの苗のプレゼント企画も予定されています。
【周辺のおすすめスポット・グルメ】 アイヌ文化の聖地である「二風谷(にぶたに)アイヌ文化博物館」は必見です。グルメは、平取町が誇るブランド牛「びらとり和牛」のステーキやハンバーグが最高のご馳走です。
城下町を彩る秋の華:萩・陶芸の村公園(山口県)
山口県萩市の「陶芸の村公園」には、全長50mにおよぶ日本一長い萩の花のトンネルがあります。萩市の名前の由来ともいわれるこの花が、10月中旬にはトンネルを埋め尽くすように咲き、秋の訪れを告げます。
【2026年最新情報】
アクセス: JR山陰本線「萩駅」からタクシーで約5分、または徒歩20分。萩循環まぁーるバス(西回り)の利用が便利です。
歴史トリビア: 萩の花は万葉集で最も多く詠まれた花。城下町の風情とともに楽しむことで、古(いにしえ)の日本にタイムスリップしたような気分に浸れます。
【周辺のおすすめスポット・グルメ】 世界遺産「萩城下町」の散策は欠かせません。萩焼の絵付け体験も2026年の人気アクティビティです。グルメは、日本海で獲れた「真ふぐ」や、とろけるような「萩のウニ」を堪能してください。
山全体が燃える紅の波:徳仙丈山(宮城県)

宮城県気仙沼市と本吉町にまたがる「徳仙丈山(とくせんじょうさん)」は、50万本以上のツツジが自生する日本一の名所です。標高711mの山頂まで、足元から視界の端まで全てが赤やオレンジに染まる光景は、まさに圧倒的です。
【2026年最新情報】
見頃予測: 5月中旬〜5月下旬
登山情報: 初心者でも30〜40分ほどで登頂可能な遊歩道が整備されています。2026年は気仙沼側からの登山道が再整備され、より歩きやすくなっています。
絶景ポイント: 山頂からは、真っ赤なツツジ越しに気仙沼湾(リアス式海岸)の深い青を一望できます。
【周辺のおすすめスポット・グルメ】 下山後は「気仙沼「海の市」」へ!2026年最新の「気仙沼シャークミュージアム」でサメの不思議に触れた後は、日本一のフカヒレを使った「フカヒレラーメン」や、新鮮な「カツオの刺身」を味わいましょう。

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