賢く歩くキューバ:現地通貨(CUP)を使いこなして格安の旅へ

2026年現在、キューバの旅は「安いのか、それとも高いのか」。その答えは、あなたが「どのルートで両替し、何を使うか」に完全に依存しています。かつて観光客を悩ませた「二重通貨制度」は終わりを告げましたが、現在のキューバにはそれ以上に刺激的で不可思議な経済ルールが存在します。この記事を読む前に、前回のキューバ基本ガイドをチェックしておくと、この国の深い魅力がより理解できるはずです。 

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2026年最新!キューバの物価と「新通貨制度」の仕組みを徹底解説

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かつての観光客用通貨「CUC(クック)」は2021年に廃止されました。現在の公式通貨はキューバ・ペソ(CUP)のみです。しかし、2026年現在も、銀行での公式レートと、街中のレストランやショップで適用される「インフレの影響を受けた非公式レート(闇レート)」には巨大な開きがあります。

さらに、政府が運営する店舗や一部の高級ホテルでは、現金ではなく外貨チャージ式のプリペイドカード「MLC」での支払いが必須となる場面も。この「公式レート」「非公式レート」「MLC」の使い分けが、2026年のキューバ旅行を攻略する鍵となります。

多くの旅行者が「物価が高い」と感じるのは、公式レートで両替したペソを使っているからです。しかし、現地の生活に根ざした支払方法を知れば、かつてのような「激安のキューバ」を体験することも不可能ではありません。

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社会主義の誇りと現実:旅行者が「多く払う」べきという信念

キューバには「持てる者は、持たざる者のために使うべきだ」という社会主義特有の精神が今も息づいています。そのため、外国人観光客は裕福であると見なされ、ローカル価格よりも高い「観光客価格」を提示されることが一般的です。

特に政府系のショップや高級レストランでは、カード払いが主流となり、その場合は必然的に高い公式レートが適用されます。一方で、路地裏の個人商店や「パルティクラル(民泊)」では、現地の人々と同じ空気感で交渉を楽しむことができます。

モロッコやアジアのような激しい価格交渉とは違い、キューバ人は「嫌なら買わなくていい」という、ある種の実直でプライドの高いスタンスを持っています。この絶妙な距離感こそが、他の国にはないキューバの面白さかもしれません。

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賢く歩くキューバ:現地通貨(CUP)を使いこなして格安の旅へ

もしあなたが、現地の人々が使うキューバ・ペソ(CUP)を巧みに使いこなすことができれば、キューバは依然として世界で最もコストパフォーマンスの良い旅行先の一つになります。

2026年現在、街中のATMでキャッシングするよりも、ユーロや米ドルの現金を現地で両替する方が、はるかに有利なレートで旅ができます。この「生きた経済」に飛び込むことで、よそ行きではない本当のキューバの姿が見えてくるはずです。

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魅惑のペソ・ワールド:100円で何が買えるか検証してみた

まずは街の両替所(CADECA)や、信頼できる現地の宿泊先で現金を両替しましょう。一度に大量の両替をするのではなく、数日分ずつ小まめに替えるのがコツです。

2026年のレートでは、100円分もあれば、ローカルな市場では驚くほど多くのものが手に入ります。子供の頃、100円玉を握りしめて駄菓子屋へ走ったあのトキメキ。それが、国全体に広がっているような感覚です。

ハバナの街角で出会う「8円の奇跡」:有機栽培の完熟フルーツジュース

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キューバ滞在中、最も癒やされるのが街角のスタンドで売られているフルーツジュースです。旬のパパイヤやグアバをその場で絞った100%オーガニック。

インフレの進んだ2026年でも、ローカルな店なら数ペソ。日本円にしてわずか10円〜20円程度です。保存料も着色料も一切使わない、太陽の恵みをそのまま凝縮した味は、どんな高級飲料よりも贅沢に感じられます。

【アドバイス】観光客向けのカフェでは10倍以上の価格になることもあります。地元の人が並んでいる窓口(ヴェンタニータ)を見つけるのがコツです。

郷愁を誘う甘み:手押し車で運ばれる激安スイーツの正体

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キューバのスイーツは、今も乳母車や手押し車に乗ってやってきます。サトウキビの優しい甘さを活かした手作りのお菓子は、一つ数十円。

ケーキの横で生活雑貨が売られているような、カオスでいてどこか懐かしい光景。これこそが、私たちが探し求めている「本当のキューバ」の日常なのです。

伝説のアイスクリームショップ「コッペリア」で至福のひととき

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ハバナを訪れたら外せないのが、映画の舞台にもなった「コッペリア(Coppelia)」。2026年現在も、地元の人々の行列が絶えない聖地です。

新鮮なフルーツをたっぷり使ったアイスは、驚くほどの低価格。行列に並ぶ時間はかかりますが、その価値は十分にあります。現地の人々に混じって食べるアイスクリームは、旅の最高の思い出になるでしょう。

【観光情報・チケット購入】
都市間の移動(ビアスール/Viazulのバスなど)は、オンラインでの事前予約が必須です。公式ポータルサイト( https://www.viazul.travel/ )から日本語の翻訳機能を使って予約することをおすすめします。
また、ハバナ旧市街のウォーキングツアーや博物館のチケットは、カビオタ(Gaviota)などの公式サイト、または現地ツアーデスクで日本円・クレジットカード対応の有無を確認しましょう。

【旅のヒント:2026年版】
・インターネット:4G/5GのプリペイドSIMが空港や通信会社ETECSAで購入可能です。オフラインマップのダウンロードも忘れずに。
・持ち物:トイレットペーパー、ウェットティッシュ、日焼け止めは現地で入手困難、または非常に高価です。必ず日本から持参しましょう。
・マナー:写真を撮る際は一言声をかけ、チップを求められたら少額のペソを渡すとスムーズです。

キューバは、化学調味料や保存料に頼らない「天然の味」が今も手軽に楽しめる、世界でも稀有な国です。2026年の今、変化し続けるこの国の空気を感じに、ぜひ足を運んでみてください。 IMG_3049 

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