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南アフリカでおすすめのサファリツアー、クルーガー国立公園と私営保護区、どのサファリを選ぶべきか

      2021/11/04

アフリカを訪れたいと思う人達の多くが、野生動物を観察するサファリツアーを目的にしていると思います。サファリツアーはアフリカ各国で体験する事が出来ますが、色々考慮すると南アフリカのクルーガー国立公園が一番おすすめです。

南アフリカのクルーガー国立公園

クルーガー国立公園 (Kruger national Park) は、南アフリカの首都ヨハネスブルクから北東へ向かって435kmの所にあります。南アフリカに属しますが、モザンビークとの国境にかなり近いです。

クルーガー国立公園は、南北に370km、東西に80kmある、アフリカ最大規模の動物保護区です。クルーガー国立公園を有名にしているのは、その大きさではなく、生息する動植物の種類の多さです。

南北に細長く伸びた土地なので、気候や地形がとても変化に富みます。その為、147種類の哺乳類、507種類の鳥類(非公式では537種)、114種類の爬虫類、49種の魚類、24種の両生類、49種の魚類、336種類の樹木が生息しています。

多種多様な生態系を誇るクルガー国立公園を訪れれば、アフリカに生息するほぼ全ての動植物を見る事が出来るとされます。この多様性は確かに魅力的ではありますが、クルーガー国立公園をおすすめする一番の理由ではありません。

クルーガー国立公園をすすめる理由

クルーガー国立公園をすすめる最大の理由は、便利さと安心感にあります。英語が公用語の一つである南アフリカは、アフリカで唯一英語でコミュニケーションが取れる場所。観光に携わる人は勿論ですが、一般の人達も英語が通じやすいです。

色々な面でほぼヨーロッパなので、インフラも整い、ストレスを余り感じません。政情も他のアフリカ諸国に比べれば安定している方。首都ヨハネスブルグの治安は世界有数の悪さですが、未知の怖さではありません。

クルーガー国立公園のセルフドライブ

南アフリカでサファリツアーは、ゲームドライブと呼ばれ、ジープなどに乗って敷地内を走り、生息する動物達を観察します。通常はガイドさんが運転する車で行くのですが、クルーガー国立公園の最大の特徴は、セルフドライブが可能な事です。

自分の車、またはレンタカーでクルーガー国立公園内を自由に走り回る事が出来ます。車は4輪駆動じゃないとダメかと言えばそうではありません。敷地内の主要な道路は約2000kmに渡って綺麗に舗装されています。

基本的にクルーガー国立公園は、舗装されている道路上しか走ってはいけない決まりがあるので、普通の車でも大丈夫なんです。ただやはり茂の中にいる動物達を観察するには、車高が高い4輪駆動の方が見えやすいかと思います。

野生の動物達を自分で探すとなると、何だかハードルが高いようにも感じられますが、意外と簡単に見つけられます。動物達の数が多く、警戒心が殆どないからです。道路に車が止まっていれば、何らかの動物が近くに居るサインです。

ゆっくり近寄って車を止めて観察しましょう。プロのガイドさん達は、動物の習性や縄張りを熟知し、トランシーバーを使って他のガイドさん達と情報を交換しながら敷地内を走ります。

短時間で多くの動物を見たいのなら、プロのガイドさんと行くサファリツアーが一番確実です。でも敷地内を自由に運転して、動物達を見つけ出す楽しさは、クルーガー国立公園以外では絶対に味わえない楽しさです。

ゲームドライブは夜明けから日没まで。好きな場所を好きなだけ走れる、そして価格の安さも大きな魅力の一つです。ただクルーガー国立公園は本当に大きいので、迷子になったら大変です。閉門時間までに宿へ帰れるよう、きちんと計算しながら走らないとエライ事になります。

四国程の大きさがあるのに、ゲートは8つしかありません。日没間際に間違った出口へ行ってしまうと、宿舎に帰れなくなってしまいます。自由ではあるけれど、その点には充分注意してサファリを楽しんで頂けたらなと思います。

世界最大のサファリ

クルーガー国立公園は、アフリカで一番歴史が古く、南アフリカで一番規模の大きな野生動物保護区です。更にはクルーガー国立公園周辺には、隣接するように沢山の私営の野生動物保護区があります。

クラセリー、ティンババティ、ソーニーブッシュ、マラマラ、サビサンド。そしてクルーガー国立公園が作られる前から存在していたサビサビ私営保護区。これら全ての私営保護区面積を総合すると、クルーガー国立公園周辺は世界最大の野生保護区域となります。

クルーガー国立公園と私営保護区の違い

私営保護区は国立公園に比べて規制が緩いです。例えばクルーガー国立公園では、決められた道路上しか走ってはいけないルールがあり、ゲームドライブする時間も夜明けから日没までと厳格に決められています。

施設を運営する為にもお金が必要なので、クルーガー国立公園の観光客へのサービスは手厚いです。でも一番大切な役割は野生動物の保護。私営保護区の方はまず商売ありきで、いかにお客様を楽しませ、満足させるかに重点を置いています。

そのため私営保護区では、サファリツアーをする時間帯や方法が、各ロッジの自由な判断に任されていて、夜行性の動物を観察する夜のツアーや、国立公園では禁止されているウォーキングツアー、あの手この手でお客様を楽しませるプログラムが山盛りです。

私営保護区のロッジに宿泊するメリット

写真好きな人達は、私営保護区でのサファリツアーを好む人が多いです。クルーガー国立公園では決められた道、舗装された道路にしか行けませんが、私営保護区ではガイド判断で色々な場所にジープを駆使して入り込みます。

私営保護区ではアスファルトの道路が写真に写りこまないので、とても絵になると言います。アフリカを訪れる多くの観光客は、欧米からやって来る年配の富裕層です。彼らがアフリカに求めるのは快適さ。そして最近顕著なのが豪華さです。

私営保護区には様々な趣向を凝らした豪華ロッジが沢山存在します。スパ、世界的に著名なコックがいるレストラン、素敵な家具や調度品の数々。そしてアフリカを楽しむありとあらゆるプログラムが揃っています。

一泊の金額がとても高価なのも、私営保護区にあるロッジの特徴ですが、大金を払った事を決して後悔させない素晴らしいサービスを提供しています。様々なアクティビティと、豪華で快適な宿舎を希望するなら絶対的に私営保護区のロッジです。

クルーガー国立公園のロッジに泊まるメリット

クルーガー国立公園の一番の魅力は価格です。私営のロッジより価格が安く、それでいてクオリティもきちんとあります。今回私が宿泊したのは、カムベニ・サファリ・キャンプ (Nkambeni Safari Camp) 。

クルーガー国立公園の中にあるロッジで、ナンビ・ゲートから3km程入った所にあります。レストラン、屋外プール、バー、ラウンジ、必要な全ての設備が揃って一万円代で宿泊できるコスパ最強の宿です。

カムベニ・サファリ・キャンプは150 室あるかなり大きなロッジで、全ての客室にとても快適なベット(高級寝具付き) 、シャワー室、バルコニーには可愛らしいチェアセットまで付き、ビュッフェ形式のご飯もとても美味しかったです。

私的には充分豪華だったので大満足。サファリツアーは結構疲れます。早朝から日没まで敷地内を走り回るので、宿に着いたらご飯を食べてシャワー浴びて寝る、もうそれだけで充分な気持ちになるので、豪華な設備など必要ないのでは、と個人的には思っています。

サファリのビック・ファイブ

アフリカで良く聞くのがビック・ファイブ(BIG5)という言葉。これは中々見る事の出来ない、アフリカの危険な大型動物、サイ、ゾウ、ライオン、バッファロー、ヒョウを意味します。ビック5は南アフリカの現地通貨にもプリントされています。
・10ランド サイ
・20ランド ゾウ
・50ランド ライオン
・100ランド バッファロー
・200ランド ヒョウ
ビック5の動物達は、何故見る事が難しいのでしょうか。食物連鎖のトップに立つ大型の動物は、小型の草食動物と比べて元々個体数が少ないです。更にはビック5の動物達は、抵抗する力が強いのでとても危険です。

ハンター達から恐れられると同時に闘争心を煽り、結果ビック5は世界中からやってくるハンター達の餌食となってしまいました。希少価値のある動物は、密漁の餌食にもなります。

ブラックマーケットでビック・ファイブの牙、角、毛皮などが高値で取引されるので、密猟が絶えないのです。そんな不憫なビック・ファイブを保護する為にも、クルーガー国立公園のような保護区が必要なのです。

アフリカのサファリに関するあれこれ

アフリカにはクルーガー国立公園だけでなく、他にも沢山の動物保護区があり、サファリツアーを楽しめます。アフリカの危険な野生動物ビック5とサファリツアーに関する色々な情報を、詳しく別記事でまとめました。

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