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モロッコ料理50選、有名なモロッコの食べ物、美味しいモロッコのグルメ

      2021/06/29

世界100ヵ国以上を食べ歩いたフードライターの私が、世界で一番のグルメ大国としてお勧めするのがモロッコ。モロッコ料理とは、先住民族であるベルベル人の食べ物に、地中海やアラブの影響を混ぜ合わせて出来上がった食べ物です。

モロッコ料理の特徴は、素材の良さ、ゆっくりじっくりな調理方法、果物、ナッツ、スパイスで作る奥行きの深い味。感動する程美味しいモロッコ料理。でも美味しいだけの国ではありません。見所盛沢山の一大観光地。別記事で観光名所をまとめたので、モロッコ旅のルート作りに役立て下さい。

おすすめのモロッコ料理:前菜

ザーラック

モロッコを代表する伝統料理がザーラック (ZAALUK) 。焼いたナスをトマト、ニンニク、オリーブオイル、スパイスなどで味付けた食べ物。モロッコ全土で食べる事ができますが、フェズの街のザーラックが一番有名です。

作る人、食べる地域によって使う食材や作り方が異なるので、色々な場所で食べ比べてみて下さい。基本的にナスが絶対でプラスする野菜は千差万別。ベジタリアンの人が安心して食べる事のできる、ナス好きにはたまらない一品です。

バーコラとオリーブの実

モロッコで一番はまった料理がバコーラ (Bakoula) 。細かく刻んだアオイ科の葉をオリーブオイルで炒めた食べ物。味付けは塩漬けレモンとスパイス。パンにのせて、又は箸休め的な感じで食べます。

ほんのりとした苦味、ピリッとくる辛さ、レモンの酸味、全てが絶妙なバランスで調和して最高に美味しい。モロッコ全土で食べる事ができ、ちょっと良いレストランに行けばお通し的な感じでオリーブの実と一緒に無料で出してくれます。

国外に住むモロッコ人は、アオイ科の葉が手に入らないのでホウレン草を使って作るのだそう。それはそれで美味しいけれど、青臭さと歯応え、苦味が足りません。でも草っぽい味が苦手な人はホウレン草の方が受け付けやすいかも。

日本で作るなら青汁の材料として使用されるケールを使った方が、より本場の味に近づけると思います。オリーブの実は色々な形で味付けされます。同じ味には全く当たらず、バラエティの豊かさに感心しました。バーコラとオリーブの実、最強のお通しコンビです。

ブリワット

おにぎり位の大きさの三角形の、春巻きみたいな食べ物がブリワット (Briouat) です。中の具はチキン、野菜、魚、バラエティに富みます。揚げたてだと皮がパリッとしていて美味しいけれど、大抵は出来合いで売られています。

作る人によって全く異なる具と味付けなので、色々な場所で買って楽しんで下さい。ただモロッコでは英語が殆ど通じないので、指で刺して買っても、食べるまで中身が何なのか分からないかと思います。

ロシアンルーレット的な楽しみも味わって下さい。レストランなら英語OKな場所が多いのですが、ブリワットはリヤカーなどで街の人が個人的に売っているのが一番安くて美味しいです。

モロカン・サラダ

モロカン・サラダはモロッコの人達が日常的に食べているサラダです。トマト、玉ねぎ、キュウリ、ピーマンなどをサイコロ状に小さく切って、塩レモンとスパイスで味を調えます。美味しさの秘密は素材の良さ。

雨の少ない砂漠地帯で採れる野菜は、味がぎゅぎゅっと濃縮しています。だからこそただのサラダが究極に美味しい。砂漠地帯でない国では、トマトを甘くする為にあえて水を少なくして栽培するのだそう。

モロカン・サラダは作り方が簡単なのに、何時もとは全く異なる雰囲気のサラダになるので大変おすすめ。是非お家で本場モロッコの味を再現して、異国情緒を味わって下さい。

おすすめのモロッコ料理:スープ

ビサラ

モロッコ人はスープ類が大好き。中でも一番人気が乾燥ソラ豆のスープ、ビサラ (Bissara) です。モロッコ人にとってお袋の味で、味噌汁のような存在。ビサラを上手に作れるようになると、立派なお嫁さんになれると太鼓判を押されるのだそう。

乾燥ソラ豆をニンニク、クミン、塩、パプリカパウダーなどと一緒に柔らかくなるまで煮てから濾し器で濾し、食べる直前にオリーブオイルをかけて食べます。シンプルなのに奥深く、とても美味しくて栄養価も抜群のスープです。

ハリラ

ラマダンの断食明けに最初に口にするスープがハリラ(HARIRA) です 。胃にも心にも優しい味付けで、栄養価も満点。羊または牛肉などの肉や骨と一緒に豆を煮込んで作ります。前述のビサラスープとの大きな違いは、レンズ豆とは限らない、ハンドミキサーでガガーっとしない、そしてトマトが入る事。

主にひよこ豆やインゲン豆が使われ、ビサラより豆の含有量が少なめで、ピュレー状にしないので粒粒のまま。だからビサラほど豆豆しい味はしません。ショウガとパクチーが味のポイント。

ハリラは専門店、または屋台で提供される事が多いです。ナツメヤシの実や蜂蜜漬けのクッキーと一緒に食べます。この3点セットだけで十分お腹いっぱいになるので、これだけで済ましてしまうモロッコ人も多いです。それでいて100円位。

モツの煮込み

モロッコのレストランより屋台で良く売られているがモツの煮込み。安くて美味しいの冬の定番料理です。モロッコのパンと一緒に食べ、この一品だけで食事を済ませてしまう人が多いです。モツ好きなら絶対に食べて!

モロッコを代表する有名な料理

タージーン

モロッコの国民食は、タジン鍋と呼ばれる独特な三角帽子の形をした土鍋で作った料理、タジン (TAGINE طاجين) 。水を使わず食材の水分だけで調理するので、とても深みのある味となります。はじめて食べた時は感動すら覚えました。じっくりゆっくり調理するスローフードの究極の形。

牛肉、鶏肉、魚介類、中の具は色々です。具や味付けがどうであれ、タジン鍋で作った料理は全てタジンと呼びます。そしてモロッコ人は毎日何かしらのタジン料理を食べています。

味付け、具、何もかもが作る人によって全く異なるので、毎日食べても飽きません。と思ったのは最初の方だけで、3か月の滞在最後の方では飽きてきました。美味しいけれど食感が同じだから飽きるんだと思います。

タジン鍋のシステムは本当に素晴らしいです。タジン鍋とタジン料理に関する色々な雑学は別記事に詳しくまとめました。タジン鍋は世界的にもっと定着して欲しい、究極の調理器具です。

クスクス

世界的に一番有名なモロッコ料理がクスクス COUSCOUS(كسكس)です。クスクスとは世界最小のパスタの事。デュラム小麦と水をこねて、網でこす作業を何度も重ねて作ります。

クスクス専用の2段重ねの鍋の下部で肉や野菜を煮込み、クスクスは上段で蒸気で調理します。イスラム教の祝日である金曜日に、家族全員が揃って食べる大皿料理。結婚式などのお祝い事にも欠かせません。お好みで一緒についてくるスープをクスクスにかけながら食べます。

ぺデス

見た目は全くクスクスと同じなのですが、デュラム小麦ではなくトウモロコシの中挽き粉で作るクスクスをベデス (Baddaz) と呼びます。風味が異なるのでどちらも試してみて下さい。

シトバ

現在のモロッコではクスクスが主流ですが、大きな板状のパスタ、シトバ (Shetba) の方が歴史が深く、モロッコの伝統料理を代表します。ホウトウに似た幅広の手打ち麺で、今でもベルベル人が多く住む田舎へ行くと、クスクスよりもシトバの方が良く食べられています。

炭火焼

モロッコでは色々な場所で煙がモクモクしているので、お腹が空いたら煙を目指しましょう。必ず美味しいものが焼かれています。海岸地帯なら魚介類、内陸部なら肉。炭火焼きってだけでもポイント高いのに、味付けもまた素晴らしいです。

肉ならラム肉が最高で最強に美味しいのですが、近年モロッコではラム肉の価格が急上昇中。注文する前に必ず値段を確認しましょう。とは言え他国よりは安いので、モロッコ滞在中に食べておいた方が良いです。鶏肉は激安。豚肉は宗教上禁止されています。

ボブス

モロッコはフランスの統治下にあったのでバゲットも食べますが、モロッコのパンと言えば丸い形をしたボブスです。モロッコだけでなく、イスラム圏で広く食べられているパンで、古代エジプトメソポタミアの時代から食べられていたのだそう。

スープやシチュー系の料理を、大量のボブスで最後の一滴まで拭って食べるのがモロッコ流。屋台で売られているサンドウィッチもボブスを使います。ボブスの無い食卓なんてあり得ないので、皆さん大量に購入しています。

屋台のサンドウィッチ

棒状の肉団子、牛肉を煮込んだシチュー、炭火焼のチキン、揚げた魚などを平たいパン、ボブスの中に詰めたサンドウィッチは、モロッコを代表するストリート料理。中身の具は屋台によって異なりますが、何を食べてもレベルが高く美味しいです。そして申し訳ない程に安い。小腹が空いたら是非食べてみて下さい。

美味しいモロッコ料理:魚貝類

ウニ

日本人が大好きなウニ。でも世界的には意外と食べている国が少ないです。ウニ好きならモロッコ南部にあるエッサウィラの街を絶対に訪れるべき。レストランでも食べられますが、港に行くとスタンドでウニが売られていて、一個単位で買う事が出来ます。

醤油ではなくレモン汁を絞って、そのまま生で食べます。新鮮、美味しい、しかも激安。日本のウニと比べて身は少ないのですが、驚愕する安さ。基本的に生ウニを食べられる国が少ないので、モロッコは本当にイチオシです。

魚の炭火焼

モロッコ海岸部の都市は、魚介類が安くて豊富。何を食べても素晴らしく美味しいです。面白いのは港へ行くと水揚げされたばかりの魚介類が売られていて、それを購入してレストランへ行くと炭で焼いてくれるんです。

焼き料金と一緒に、パンや飲み物の代金を払います。自分で購入しなくても普通にレストランで食べる事も出来ます。でもせっかく素晴らしいシステムがあるのだから、港で好きな魚介類を購入して焼いてもらうのが楽しいかと思います。

魚のフライ

モロッコは魚介類が安い。ただでさえ安いのに、更に破格の値段で食べたい欲張りな貴方はフライ専門店へ行きましょう。魚の種類は選べませんが、市場で捨てられてしまうような小さな魚をフライにして激安価格で売っています。

唐辛子の効いたソースにつけて食べます。味は悪くないのですが、油が悪い。それに新鮮な魚介類はやっぱり炭火焼が一番美味しいと思います。こんなに安く魚貝類を食べられる国は少ないので、モロッコでは是非炭火焼を中心に食べましょう。

イワシ団子のトマトソース煮

海沿いの街で良く見かけるのがイワシ団子のトマトソース煮。野菜もたっぷり入って美味しいです。ただイワシの味をもっと楽しみたい人は、トマトソースじゃない方がいいかも。屋台でイワシ団子を炭火で焼いてパンに挟んで売っています。イワシの風味がグワッと来て美味です。

カタツムリ

モロッコのカタツムリはフランスのエスカルゴとは異なり小ぶりなタイプ。日本にいるカタツムリとほぼ同じ姿形をしているので、初めはちょっと戸惑うかもしれません。でも勇気を出して試してみてほしい。めちゃくちゃ美味しいです。

色々なスパイスを混ぜて煮込むので、作る人によって味が異なります。夕方になるとリヤカーの売店が街の至る所に登場します。カタツムリを食べ終わったら器にスープを入れてもらって飲んでみて下さい。カタツムリが良い出汁となって、奥行き深く素晴らしい味。

おすすめのモロッコ料理:肉類

ブロシェット

串に刺して焼いた肉の総称をブロシェットと呼びます。モロッコだけでなくイスラム圏では定番の食べ物。鳥、牛肉、ハンバーグ、臓物、何を食べても美味しいです。スパイスの配合が店によって違うので、色々と食べ比べて楽しみましょう。都会だと炭火焼じゃない店も多いです。美味しさが全然違うので、絶対に炭火焼の店を選んで食べて下さい。

ケフタ

モロッコ風ミートボールがケフタ KEFTA(كفته)。イスラム圏の国でケフタと言えば、一般的には串焼きにされたハンバーグを意味しますが、モロッコではタジン鍋でトマトソースと一緒に煮込んだミートボールを意味します。

スパイスの効いた肉団子をじっくりコトコトトマトソースで煮込み、最後に卵を落とします。美味しい要素しかないので確実に美味しい食べ物。モロッコの丸いパンにソースもたっぷりのせて食べましょう。

タンジーヤ

タジン鍋ではなく壺状の土鍋でコトコトじっくり煮込んだ料理がタンジーア(Tanjia) 。マラケシュの郷土料理なのですが、最近は観光客向けレストランでしか扱わなくなってきました。観光客しかいないフナ広場なら確実に見つかる料理です。

本来は職人達がモスクの炉の灰に壺を埋めて、ゆっくりじっくり蒸し煮して、仕事が終わる夕方に持ち帰って食べていた料理なのだそう。中の具は色々ありますが、コトコト長時間煮込む料理なのでオックステールが最高に美味しい。

肉はホロリとろける柔らかさで、煮汁というかソースはスパイシーなんだけどプラムを一緒に煮込むのでほんのり甘く、ナッツ類も入っているので香ばしさもあって、控え目に言って最高の味です。お値段は若干高め設定ですが、後悔しない美味しさです。

メチョウイ

地面に穴を掘って作ったオーブンで、じっくり焼いた子羊の丸焼きがメチョウイ (Mechui) です。外皮は香ばしく、中はジューシーでとても柔らかい。お値段が高いので特別な日のご馳走です。

旅行者の多いレストランでもなかなか見かける事のない料理なのですが、結婚式にお呼ばれするとかなりの確率でメチョウイです。素晴らしく美味しい、モロッコの最高級料理。

レバーのシチュー

トマトとスパイスで煮込んで作るレバーのシチュー。味わい深い濃厚なシチューなので、モロッコの丸いパンを浸しながら食べましょう。普通に美味しいけれど、何処でも食べれそうな味。せっかくモロッコまで来たからには、モロッコでしか食べられない味を優先させた方がいいと思います。

牛タン

牛タンも食べる国が意外と少ないので、見つけた時は嬉しかったです。食べてみて、更に悦びが込み上げてきました。モロッコでは珍しくシンプルな味付けですが、それがまた良い感じの美味しさでした。

ラクダの肉

いかにもモロッコらしい食材がラクダ。結構な高級食材なので何処ででも扱っている訳ではありません。ただラクダ肉を扱う肉屋は、ラクダの頭を店頭に掲げている事が多いので直ぐに分かります。

レストランでラクダ肉の料理を頼むと、大抵はハンバーグ系の料理となります。結構高い値段が付けられているのに、ミンチは卑怯です。更にはスパイスも効かせてあるので味が殆ど分かりません。他の肉を混ぜてある気がします。モロッコなだけに全く何も信用できません。

バスティラ

モロッコを代表する鳥肉入りのパイがバスティラ BASTILLA (بسطيلة)。伝統的には鳩を使っていたのですが、最近は鶏肉が主流となっています。細長く刻んだチキンを玉ねぎ、香辛料、アーモンド、シナモン等で炒め、極薄のパイ生地に包んで焼いた料理。最後に粉砂糖をふりかけて食べます。

外側は甘く、中はおかず系の不思議感覚なパイ。ブスティラ、ビスティーヤなどと呼ばれる事も多いです。お値段が結構高いのですが、大きいので皆でシェアして食べましょう。一人で食べると飽きます。

観光客用のレストランだと一人用のバスティラもありますが、殆ど肉なしでそんなに美味しくないです。バスティラに限らず観光客用レストランは総じて普通の味が多く、感動が少ない。そしてメチャ高い。

Touajen 

羊肉または鶏肉のシチュー。ちょっと酸っぱいけれど腐っている訳ではありません。モロッコなだけに、口にした瞬間警戒心が走ります。周りの人を見て、腐ってはないと安心して再び口にするのですが、それでも何だか心配になるような味で、人によっては好き嫌いが分かれると思います。

Hout

ちょっと酸っぱい魚のシチュー。だからさっきも言ったように、腐っている訳ではありません。TouajenもHoutもモロッコ料理を代表するシチューなのですが、いかんせん酸っぱい。多分大丈夫だと思うのですが、見極めて下さい。

おすすめのモロッコのスイーツ

アボカドシェーク

アボカド好きの私が驚愕した素晴らしいモロッコの味。アボカドはモロッコではフルーツの扱いです。甘くしてスムージーのようにして飲みます。こんな風にアボカドを食すのは初めて。想像もしていなかった世界が広がりました。

とっても濃厚でクリィーミー。生クリームとアーモンドをたっぷりトッピングして飲みます。本当にもう至福の味。皆さまも絶対に病みつきになると思います。アボカドってやっぱ最高で万能。

ザーザー

モロッコ人が大好きなデザートがザーザー。フルーツのシロップ煮の上にアボカドシェーク、その上にたっぷりの生クリームがトッピングされています。とにかくボリュームが凄いのですが、お上品な甘さなので完食できます。

アボカドの価格が果物よりも高いので、アボカドシェークより値段が安く、盛り付けがゴージャスなのでインスタ映えするデザート。ただアボカドシェークより甘ったるいので、個人的にはアボカドシェイクの方が断然お勧めです。

モロッコのフレッシュジュース

モロッコと言えば屋台で売られるフレッシュジュース。注文するとその場で作ってくれます。定番はオレンジジュース。その濃厚な甘さ、そして驚愕の安さに痺れるはず。オレンジジュースは必ず飲むべきだけど、ザクロのジュースも絶対に忘れないで下さい。下手すると水より安いので、一日に何回でも飲んで下さい。

ミルク入りフレッシュジュース

モロッコのカフェや専門店では、フルーツを贅沢に使ったミルクシェークを絶対に飲むべし。バナナ、イチゴ、カキ、マンゴー、どのフルーツも美味しいけれど、モロッコに来たからには是非ともダティレス、ナツメヤシの実を選んで欲しい。

基本的にどのシェークも甘いのですが、ダティレスが中でも一番甘いです。でもそれが癖になる美味しさ。モロッコの乾いた気候だと、どんなに甘くても美味しく飲めます。本当にこんな値段でいいの?と訝しむほど安いです。

アッツァイ

モロッコと言えばミントティー、アッツァイです。生のミントの葉がたっぷり入った中国の緑茶。普通にオーダーするとモロッコ人好みに大量の砂糖を入れられてしまうので、甘いのが苦手な人はオーダー時に砂糖は別でと指定しましょう。

モロッコは甘いものは本当に甘いのですが、不思議に体が受け入れてくれます。日頃はブラックコーヒー派の私ですが、モロッコだと甘々のミントティーが全く苦になりませんでした。砂漠地帯の乾燥した気候が影響しているからだと思います。

モロッコ流ホットケーキ

とにかくとても不思議な形相のケーキ。気泡のような凹凸たっぷりのパンケーキで、ハチミツをかけて食べます。出来合いの店が多いので、どうやって作っているのか見当がつきません。かなりフワフワ感が凄く、オウトツが激しいのでハチミツの浸透率が凄いです。

チェバキア

モロッコ特有と言うよりイスラム圏に多く見かけるバラの形をした揚げ菓子がチェバキア (Chebakia) です。生地にゴマが入っていて、イスラム圏でお馴染みのシロップがかけられています。極甘のお菓子ですが、モロッコのは他の国と比べて若干ですが甘さ控えめ。許容範囲です。

シロップにローズウォーターを使う店も多く、高級な店だと砂糖ではなく蜂蜜を使うので風味が良いです。他のイスラム圏だと甘過ぎて食べられないと思うので、モロッコで是非食べてみて下さい。

ムセメンとバグリール

モロッコ風のクレープがムスンメン、パンケーキがバグリール (Baghrir) です。大きな特徴は小麦粉ではなくセモリナ粉を使い、フライパンで焼き上げる事。バグリールにはベーキングパウダーが入るので若干フワっとします。ただ地方によっては違いが無い事も多いのでややこしい。

パンケーキ風のものよりクレープ状のがおすすめ。パリパリ感があって、クレープとパイの中間みたいな感じ。バターや蜂蜜、チョコレートを塗って食べます。モロッコの典型的な朝食で、めちゃ安くて、とても美味しい。街の売店で購入し、カフェに持ち込んでコーヒーと一緒に食べる人が多いです。

モロッコの揚げドーナツ

揚げドーナツはお店でも買えますが、街の人達が自宅で作ったのをリヤカーなどに乗せて売っています。その場で揚げながら売っている人もいて、ちょうど揚げたてをゲットできると本当に美味しい。揚げドーナツの真ん中に卵を入れたバージョンは、モロッコ人が大好きな定番の朝食メニューです。

ハロワ・ビルーズ

モロッコを代表するアーモンド粉で作る一口サイズの高級菓子。ナッツ、蜂蜜、ローズウォータ、オレンジフラワーウォーター、味付けが豊富で形も色々。全部制覇してみたいけれど滅茶苦茶に甘いです。とは言え他のイスラム圏の国のお菓子よりは甘くないと思います。

ロズ・ビル・ハリーブ

米を牛乳で煮込んで作るライスプディングは結構色々な国で楽しむ事が出来ます。モロッコのライスプディングは牛乳ではなくアーモンドミルクを使うのが主流。モロッコの他のお菓子は結構甘さがキツイのだけど、ロズ・ビル・ハリーブは良い感じに甘さ控えめ。合格です。

ムハラビーヤ

牛乳と米粉と砂糖で作るプディング。トルコが起源とされていますが、モロッコの人達も良く食べます。最近はココア、ヨーグルト、各種フルーツ、色々な味のムハッレビも登場していて楽しい。

モロッコをとことん楽しむ

モロッコは本当に美味しい国。美味しいだけでなく、観光名所だらけの素晴らしい景色の連続です。モロッコの美味しさをあれこれ考察しましたが、一番の理由は、あの美しい国で食べるからなのかもしれません。

モロッコの醍醐味がサハラ砂漠。巨大なサハラ砂漠はアフリカの何か国かに渡って広がりますが、政情不安な国が多いので現在モロッコはサハラ砂漠にアクセスできる唯一の国となっています。モロッコで参加したサハラ砂漠ツアーの詳細は別記事でまとめてあります。

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