世界食べ尽くしの旅 

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おすすめのスイス料理、スイスを訪れたら絶対食べるべき食べ物

      2021/03/01

スイスに行ったら必ず食べるべき食べ物があります。ブラウンスイス種のステーキ。知ってる人は知っている、究極の赤身と呼ばれるスイスの牛肉です。スイスと言えばチーズフォンデュ。確かにスイスのチーズは美味しいです。でも世界中のグルメが注目し、熱愛するのはブラウンスイス種のステーキ。これを食べずしてスイス旅行は終えられません。  

スイス究極の食材、ブラウンスイス

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ブラウンスイス種の牛は世界でも稀な牛乳用にも肉食用にもなる牛です。ブラウンスイス種の牛はチーズを作るのに最も適した牛だと言われています。それはこの牛からとれる牛乳の栄養価がとても高く、母乳に一番近い牛乳だと言われているからです。

こげ茶色で鼻と耳が白い、体がひとまわり大きな牛。スイスで見かける大抵の牛がブラウンスイスでした。牛乳用と肉食用の牛では大きく肉質が異なるので、通常牛乳用の牛は食べません。

牛乳用の牛は沢山子供を生み、ジャンジャン乳をだすことが重要です。それには健康である事が必要なので放牧で運動させ、草を沢山食べさせ骨格をしっかりさせます。肉食用の牛は全く正反対のタイプ。肉がたくさんつくよう骨は出来るだけ細い方が良いです。そして肉を沢山つけるために栄養価の高い餌をいっぱい食べさせて太らせます。  

時代は霜降りより赤身

世界的にも有名になった和牛。肉の柔らかさ、美味しさは本当に格別です。日本人が大好きな霜降りの肉、でも実はとっても不健康な牛の肉なんです。 それは脂肪がたくさんついた肥満体にするために、カロリーの高い餌をやたら滅多に食べさせて極めて不健全なメタボ牛に育てるからです。

出荷が遅れれば自分では立てなくなるし目も見えなくなると聞きます。 さしの沢山入った柔らかい和牛は確かに美味しい。でも私はスイスの緑の大自然で育つ健康な牛、美しい環境で美しく育つ牛、特に日本では余り食べる機会の無い牛乳用の牛、スイスブラウンの肉を食べてみたかったんです。  

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スイス名物ブラウンスイスのお味

ついに食べた念願のスイスブラウンの牛肉。本当に美味しかったです。赤身の肉は硬い、そんな風に思っている人いませんか?私がそうでした。でもそれは貧乏な私が何時も特売品を買っていたからです。そうゆう肉は乳が出なくなった牛乳用のメス肉だったりするそうです。

赤身の肉で本当に美味しいのはオスの若い肉。柔らかくて弾力性があって、ギュギュッと味が濃縮されています。健康に育った牛なら更にもっと美味しいです。 スイスには美しいモノしか存在しません。美しい山、美しい空気、美しい水。スイスは環境が良すぎるんです。そんなスイスでは牛も人も何事も不健康でいる事の方が難しい。世界で一番美しい国で育った牛の肉は、世界で一番美味しい味がしました。

スイスは全てがプロフェッショナル

スイスの良い所はレストランで一品だけ頼んでもかなりボリュームがあるところでしょうか。ステーキにはポテトフライがてんこ盛り。サラダも別皿でついてきたりします。なのでオードブルなし、ステーキ単品の注文でも充分な量だとは思います。

でもやっぱりそうゆう極貧オーダーをしにくいのがスイスという国。スイスはウェイターの質がメチャクチャ高いんです。皆さん本当にプロフェッショナル。 そんな正統派プロフェッショナルな方達なのでどんなオーダーをしたって完璧なサーブをしてくれます。だからこそ貧乏オーダーがしにくい。

良質のサービスを受ければ、良質の客であろうと思うのが人間の常。だから本当にスイスではお金の事は忘れちゃった方がいいと思います。 スイスのプロフェッショナルな人達に関しては、こちらの記事にまとめました。

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美味しいスイス料理のすすめ

牛肉に限らずスイス産の食べ物は何を食べても品質が素晴らしいです。美しい国に住む生き物は、とても美しい生き方をしています。美しい世界には美しい食べ物しか育たないのだと思います。その高品質の食材を、プロフェッショナルな人達が調理する。それがスイス料理が美味しい理由です。スイスブラウン以外の美味しいスイス料理をこちらの記事でまとめてみました。

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