世界食べ尽くしの旅 

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ただでさえ安い東欧をもっと安く快適に旅する秘訣

      2021/05/28

ヨーロッパを旅行するなら東欧はお勧めの旅行先。素敵な国が沢山あります。東欧は自然が美しく、建築物はまさに古き良き時代のヨーロッパで、人々は優しく、美味しい食べ物が沢山。そして極めつけが物価が安い。もう本当に東欧に行かない理由が見当たりません。是非皆様に東欧を旅してもらいたいので、旅のノウハウまとめてみました。

情報の少ない東欧で交通手段を確保する為のサイト

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東欧は最近やっと旅する人が増えてきたけれど、まだまだ非メジャーな観光地です。現地の人達が英語を喋る率も少ないので事前の下調べは欠かせません。なにの西ヨーロッパと比べて圧倒的に情報量が少ない。旅をするのに一番重要なのが移動手段の確保。東欧は交通の便が悪く、よっぽどの観光地でない限りホテルも少ないので、移動手段をしっかりさせないと大変な事になります。

行きたい場所にどうやって行くのか。それを知る為にまず使うのがこちらのサイト→ rome2rio
このサイトに自分がいる場所、行きたい場所を入力すると飛行機、電車、バス、どんな交通手段があるのか、そして幾らぐらいなのかを教えてくれます。もう本当に素晴らし過ぎるサイト。私このサイトなしでは東欧は一歩も動けなかったです。

このサイトは東欧だけでなく、全世界を網羅しています。西ヨーロッパもかなり正確に教えてくれるので困った時はこのサイトを検索する事をお勧めします。

東欧の鉄道には観光客には知らされない摩訶不思議な大幅割引がある

東欧の国々は基本的に電車の方がバスより安いです。ただ鉄道は軍事目的で作られていたので、街の中心から遠い所に駅が設置されています。荷物が多い人はバスの方が街中まで入ってくれるので楽ちんです。

先ほどご紹介したROME2RIOのサイトは東欧旅行のルート作りに絶対不可欠なものです。でも信じすぎてもいけない。東欧はやっぱり手強いです。ROME2RIOのサイトである程度知識を得た後で、駅やバスの窓口で確認する事が必要です。じゃないとそんな路線ないよ、とか平気で言われたりするんで。

あと価格表示も東欧は目安ぐらいに考えてた方がいいです。私はスロバキアからハンガリーへ国境越えをしました。ROME2RIOのサイトではバスが一番安いって出てたけど実際はもう、断然電車の方が安かったです。でもこれはROME2RIOのサイトのせいじゃないと思います。東欧の鉄道は訳分からない大幅割引があるんです。

例えばスロバキア⇔ハンガリーの移動はスロバキア第二の都市コシチェ(Košice)からプラハへ抜けるルートのコスパが最強。でも往復チケットを買わなくてはなりません。これ本当にびっくりしました。片道で買うより往復で買った方が安いんです。往復だと片道の半額以下になるんです。

東欧は鉄道が国と密接な関係にあるので、往復割引に限らず、週末割引、団体割引、なんか色々とあります。国から国民へのサービスチケットみたいなものなので、観光客には全く情報提供ナシです。

東欧は殆どの駅で英語が通じないし、観光客には割引情報くれないのでので、私は何時も駅で英語出来そうな若者に声かけて、駅員さんに聞いてもらってました。基本皆さんとても良い方達なので、誰か言葉が分かる人を介すと駅員さんは嫌がりもせず、凄く親切に一番安いチケット教えてくれます。

東欧のバスは電車よりも快適、サービスもとても良い

東欧の旅は電車の方が常に安いかと思います。ただ鉄道駅が町外れにあったり、電車が来なかったり、英語通じなくてチケット買うのが困難だったり、乗り心地が悪かったり、まぁ、色々とあります。それでもやっぱり東欧の電車は、何だか古き良き時代にタイムスリップしたような気分になるので、私は旅情を盛り上げる為に積極的に使ってます。

東欧はただでさえ物価が安いので、電車より高いとは言えバスもメチャクチャ安いです。お飲み物のサービスがついてたり、電源ついてたり、街中まで行ってくれたり、良い事づくめなので普通に考えればバスを使うのが正解かも。ただやっぱり東欧の鉄道には旅情があるので是非一回は使って頂きたい。

東欧のバス、チェコ共和国辺りを拠点とするならSTUDENT AGENCYが最強です。STUDENTと名が付き、サイトも生協っぽいですが学生でなくても使えます。

STUDENT AGENCY 

ポーランド辺りを拠点にするならPOLSKIBUSの一択。ここは本当に安いです。

POLSKIBUS

他にも沢山メチャクチャ安いバス会社があるんですけど、英語表記がないんです。言葉の分かる人と一緒に居る時は聞きながら購入出来ますが、一人では絶対無理。STUDENT AGENCYやPOLSKIBUSより断然安くて試したみたいのですが泣く泣く諦めてます。

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東欧の移動は困難な分、旅をしている気分が半端ない

東欧の移動は、首都から首都へいくには何の問題もありません。でも辺鄙な地方都市から、隣国のこれまた辺鄙な地方都市へ行こうとすると大変困難が伴います。とにかく電車とバスの本数、ルートが少ないんです。それに首都から他の国の首都へ行くルートを取った方が安くて早い。しかもいっぱい本数があるし、そのルートなら英語も通じ安いと良い事づくめ。

でも東欧をどっぷりマニアックに旅情たっぷり周るなら、地方都市から地方都市への国境越えをお勧めします。かなり緻密な計画が必要になりますが、旅をしている気分が思う存分満喫できます。ローカル路線ならではの景色も見れてとても楽しいです。

私が一番苦労したのはポーランドの南、唯一の山岳地帯であるザコパネからスロバキアへ抜けるルート。変な汗沢山かきました。それでもやっぱりあの国境越えはメチャクチャ楽しかった。美しく、壮大な山岳地帯をローカル路線バスでトロトロ走る。途中何にもない変な場所で降ろされて、死ぬかと思ったけど、死ななかった分今思い返すと一番楽しい思い出です。

スロバキアからハンガリーへの地方都市どうしの移動や、ハンガリーからスロベニアなんてのも、同じようなサバイバル感が楽しめるのでお勧めです。皆さん、勇気を出して是非!

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