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エディンバラの観光地15選、スコットランドの首都エディンバラの魅力とは?

      2021/05/30

美しくロマンティックな街、エディンバラの観光名所をまとめてみました。スコットランドは本当にお勧めの国です。特に首都であるエディンバラは見所が多く、とても雰囲気の良い街なので、出来れば何泊かしてゆっくり満喫して欲しい場所。

スコットランドの首都エディンバラ

エディンバラは毎年発表される世界住みたい街ランキングで常に上位をキープする街。確かに街を歩いていると、住みやすそうと言うよりも住んでみたいと思わせる何かがあります。

エディンバラの別名は麗しいが心ない乙女(beautiful lady without a soul)。街並みは確かに美しいけれど、住人達はどことなく冷たくてよそよそしい、という意味を持つのだそう。

でも日本人の視点から見るとスコットランド人は何だか素朴で温かい印象があるので、イングランドの人達から見たエディンバラの印象なのではないかと邪推してしまいます。それほど街も人もとても温かく感じられました。

エディンバラは街全体がユネスコの世界遺産に登録されています。街全体からロマンティックな感じが溢れ出ているのでカップルや新婚旅行の人達にも大変お勧め。幽霊とかが住んでそう、なんて思ってたら、実は本当に出るらしいです。そうゆうツアーを沢山見かけました。

何か出そうな雰囲気はあるのですが怖くない感じで、お化けとかがあらゆる所で仲良く住んでそうな印象です。エディンバラは雰囲気のあるカフェやレストランも多く、オシャレなショップも沢山。お化けだけでなく人間も楽しめる、本当に魅力溢れた街です。

歩いてるだけで楽しいのですが、天気が何時も悪いので防寒対策はしっかりして街歩きをしましょう。雨も本当に良く降ります。でもそんな雨降りの景色も何だかとてもロマンティックです。 

エディンバラのおすすめの観光地

エディンバラ城

ハリーポッターに登場するホグワーツ魔法魔術学校、ホグワーツ城のモデルとなったのではないかとされている城です。ただ映画のハリーポッターのロケ地は別の場所なので、その面影はありません。

歴代のスコットランド王の居城で、高くそびえる岩山の上に建っているので、街の至所から見る事が出来ます。乙女の城なんて別名もありますが、英国史上最も包囲を受けた城なので堅固な要塞の雰囲気が強いです。

街のシンボル的存在で、エディンバラで最も古い建築物である、12世紀のセント・マーガレット教会堂をはじめ、現存する最も大きな大砲や、数多くの宝石が散りばめられた宝冠など見所も盛沢山。入場料は高いけれど、かなり楽しめると思います。

ただ時間がないのなら、中を見るのはパスした方が良いのかも。見所が多いので時間を要するし、観光客も多いので中々前に進めず苦労します。高いお金を払ってイライラする位なら街歩きに専念しましょう。

ザ・エレファント・ハウス

J・K・ローリングが第一作目となる「ハリーポッターと賢者の石」を執筆しに通っていたカフェです。二人の子供を抱え、生活保護を受けていた彼女。一杯のコーヒーで粘って書いたハリーポッターが世界的なベストセラーとなり、今ではリアルにお城の持ち主となりました。現代のアメリカンドリームを地で生きる人です。

エレファントハウスはハリーポッターファンの聖地となっていて、世界中からのファンが訪れます。それが一目瞭然なのがトイレ。壁面にぎっしりと世界中のファンからのメッセージが書き込まれています。フードメニューも多いのでゆっくり休憩するのに丁度良い感じ。

カールトン・ヒル

エディンバラで一番おすすめの、街外れの小高い丘にある公園。大昔は火山だった場所で、長い歴史の中ではハンセン病患者の隔離地、処刑場、埋葬地として使用されてきましたが、現在は市民の憩いの地となっています。

パルテノン神殿を模して造られたけど、建設途中で予算が無くなって放置されたナショナルモニュメントをはじめ、結構色々な建築物がありますが、カールトン・ヒルの一番の魅力は見晴らしの良さ。美しいいエディンバラの街並みをぐるっと見渡す事が出来ます。

明け方、昼、夕暮れ時、夜景、何時でも全く異なった顔を見せてくれるので、一日に何回でも訪れたい場所。ここだけを訪れたとしても、エディンバラの魅力は十分満喫出来るかと思います。食べ物を買い込んでピクニックするのも素敵なプランですが、風が何時も強いので暖かくしてお出かけ下さい。   

エディンバラとシャーロックホームズ

エディンバラは世界的に有名な探偵、シャーロック・ホームズの作者、アーサー・コナン・ドイルが生まれた街です。名探偵コナンの主人公、江戸川コナンの名前の由来となった人。

彼はエディンバラ大学で医学を学び、医者として生計を立てようとしたのですが上手くいかず、時間だけはあったので小説を大量生産しました。その中のシャーロック・ホームズシリーズが世界的な大ヒットとなったのです。

コナン・ドイルの生家は取り壊されてしまいましたが、跡地にシャーロック・ホームズの像が建てられています。近くにはコナン・ドイルをオマージュしたパブもあります。内装の至る所にシャーロック・ホームズゆかりのものがあるので、ファンなら絶対に楽しめるはず。

ちなみにアーサー・コナン・ドイルは医者でありながら、心霊に傾倒していた人です。エディンヴァラって、本当に何だかそうゆうのが出そうな雰囲気が抜群なんです。

エディンバラは「ジキル博士とハイド氏」で有名なロバート・スティーヴンソンが生まれた街でもあります。街を歩いていると心霊だけでなく、創作の神様っぽいのも降りてきそうな街。クリエイターの人達なら、是非エディンヴァラで創作意欲をチャージして下さい。

プリンセス・ストリート 

映画トレインスポッティングのロケ地となった事で有名な場所。主人公であるユアン・マクレガーが全力疾走するシーンが撮影されました。スコットランドと言えばトレインスポッティング。エディンバラを訪れる前に、是非とも見てもらいたい映画です。 

聖ジャイルズ大聖堂 

エディンバラで最も重要、権威あるスコットランド教会の大聖堂です。12世紀頃から建てられ始め、拡張、改築を繰り返し、全体的にはゴシックな感じにおさまった教会です。中のステンドグラスがとっても綺麗。一番の特徴は冠の形をした塔です。全体のシルエットが何とも言えず優美で、エディンバラらしい感じ。 

スコットランド国立美術館

1859年開館のスコットランド最古の美術館。ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ゴッホ、ゴーギャン、モネなど、ヨーロッパを代表する画家の作品が揃っています。

日本では考えられないラインナップが全て無料で見ることのできる、何とも贅沢な空間です。中でも一番の美術館の一番の見所はヨハネス・フェルメール。現存する作品が37点しかないので、他の画家と比べて希少価値が凄いです。

私のようにフェルメールを追いかけて世界中を旅している人も結構いるようで、フェルメールの絵の前に感慨深く佇む人が多かったです。スコットランド国立美術館が保有しているのは、フェルメール初期の宗教画の「マルタとマリアの家のキリスト」。地味目な作品ではありますが、2枚しかないフェルメールの宗教画なので貴重です。 

国立スコットランド肖像画美術館、

1890年に開館した肖像画だけを集める大変珍しい美術館。建物自体も美しく、特にエントランスホールが素晴らしいです。スコットランドの歴史に関わる人物や王室の肖像画が多いので、歴史好きにはたまらない場所。

肖像画だけでなく、彫刻、デスマスクなども展示されています。徳ある人だけでなく、死刑囚のデスマスクのコレクションもあって興味深い。ステンドグラスの絵柄も肖像画で、隅々にまでコンセプトがいきわたっています。 

国立スコットランド近代美術館 

エディンバラ中心から少し離れた場所にありアクセスが悪いのですが、近代美術ファンなら是非とも訪れて欲しい場所。スコットランド人だけでなく世界中の近代アートがまとめられています。

国立スコットランド博物館

スコットランドの歴史、科学、自然、アート、様々な事を学べる素晴らしい場所。展示品の数が多いので、全て見学するには数日かかるかと思います。これだけ充実した博物館も入場無料。何だか申し訳なく感じます。

動物の剥製コーナーには有名なクローン羊、ドリーもいます。博物館に興味がなくても絶対に訪れて欲しい。博物館の中にあるカフェが本当に素敵。屋上のテラスから見るエディンバラの街並みも素晴らしいです。

ロイヤル・マイル

エディンバラ旧市街を東西に貫くメインストリートがロイヤル・マイル。1マイルある石畳の道で、道沿いの歴史を感じさせる建物の中にはショップやパブなどが軒を連ねています。エディンバラ滞在中に何度も足を運ぶ事になるであろう道で、地元の人達もロイヤル・マイルを行ったり来たりするのが大好きです。

スコッチ・ウイスキー・エクスペリエンス 

スコットランドと言えばスコッチウィスキー。独特のスモーキーな香りを持つ、世界的な人気を誇るウイスキーです。スコッチ・ウィスキー・エクスペリエンスはエディンバラにあるスコッチ―・ウィスキーを学べる博物館。ショップとレストランも兼ねています。https://www.scotchwhiskyexperience.co.uk/international/jp

ミリタリー・タトゥー

ザ・ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥー (The Royal Edinburgh Military Tattoo) は、毎年8月に開催される世界的に有名なイベントです。エディンバラ城の入り口にあたるエスプラナード広場で繰り広げられる華やかなショー。

伝統的な衣装を身にまとったスコットランド軍による音楽隊のパレード、40ヵ国に及ぶ国々の伝統舞踊、バグパイプの演奏などが行われます。第二次世界大戦が終わり、国民を元気づける為にスコットランドとイングランドの両隊が公演を行ったのがきっかけなのだそう。

日本人も良く知る蛍の光。これはスコットランドの民謡、オールド・ラング・サインが原曲です。ミリタリー・タトゥーでは観客全員で蛍の光を合唱するシーンがあり、鳥肌が立つくらい感動するらしいです。 

スコットランドとはどんな国なのか

スコットランドはイギリスではあるけれど、イギリスとは違います。スコットランドとは一体どんな国なのか。スコットランドに関する色々な事を別記事で詳しくまとめました。

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