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スコットランドとはどんな国なのか、イギリスとは異なるスコットランドの魅力

   

スコットランドはイギリスであってイギリスにあらず。そもそもイギリスと呼ぶのは日本人だけで、イギリスという言葉のせいで日本の方達はイギリスを一つの国のように思いがちです。今回はイギリスとは全く異なるスコットランドの魅力についてまとめたいと思います。

イギリスとは何なのか

西洋の国の存在が日本人に伝えられたのは江戸時代。鎖国をしていたので、ポルトガルとオランダだけが世界を知る窓口でした。当時既にグレートブリテン島内にはスコットランドやアイルランドなどの存在があったのですが、ポルトガル人とオランダ人は主力勢力であったイングランド王国の存在だけを日本へ伝えました。

そんな江戸時代の間違ったイギリスの認識が、現代まで続いているようです。イギリスと呼ぶのは世界でも日本人だけ。だからこそ日本ではイギリスを一つの国のように思いがちですが、実際はかなり異なります。

イギリスの正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国 (The United Kingdom of Great Britain and Norther Ireland) 。とても長いのでUKと訳されます。UKはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの非独立国が一つとなった連合王国で、政治、法律、教育、医療など、それぞれの国が独自の制度を持ちます。

例えば銀行も各国で異なるデザインの紙幣を発行しているので、同じポンドでもスコットランドのポンドをイングランドで使おうとすると、「これは使えません」と突き返される事もあります。

海外ではイングランドポンドの両替しか出来ないので注意が必要です。イギリスを旅行する時は、イギリスという一つの国ではなく、4つの国の連合国家である事を常に意識して行動した方が良いと思います。 

スコットランドとイングランドの関係 

スコットランドは4つの王国の中でイングランドに次ぐ大きな国です。長い歴史の中でイングランドと戦争を繰り返してきました。歴史上スコットランドはイングランドに屈辱を強いられる事が多かったので、現在においてもスコットランド人はイングランド人をかなり目の敵にしています。

イングランドの人達もスコットランド人を下に見るような傾向があるので、両者の確執はかなり根深いと思います。EU離脱を問う国民投票があった時も、スコットランド人の殆どがEU残留を望みました。イングランドに与するよりEUと共に在りたいとの意思が強く反映した結果だと思います。

スコットランド人は愛国心が強い人が多く、自己紹介の時には必ずスコティッシュですと強調します。スコットランド人に限らず、4つの国の人達はひとまとめにされる事を嫌うので配慮が必要です。

特にフットボール、ラグビーなどのスポーツ観戦の時は注意して下さい。スポーツが関わるとライバル視の度合いが1000倍跳ね上がります。イギリスに限らず基本的にヨーロッパでは、贔屓のスポーツチームのグッズを身に着けるのは、身の安全の為に止めた方がいいと思います。 

スコットランドとスカート 

スコットランドと言えば男性がスカートを履いている事で有名です。スカートはキルトと呼ばれるスコットランドの伝統的な民族衣装で、元々は兵士が着用していました。

色々なパターンのタータンチェックの柄が存在し、家紋の役割を果たしました。日本で戦国時代の武将が家紋を掲げて戦ったように、スコットランドではキルトのチェックの柄で敵味方を戦場で見分けていたのだそう。

現代においてもスコットランドの人達はキルトを結婚式やお祭りなどの特別な日に着用します。キルトはスコットランド人のアイデンティティーとして現代に受け継がれ親しまれているのです。

伝統的にキルトの下には何も履きません。ノーパンが基本。キルトを履く時は、ポシェットのような小型のバックを前に下げます。これが重石の役割を務め、キルトが風で捲れても大事な所だけは死守できるようになっているのだそう。

近年は下着を付ける人の方が多いのですが、下着無しが男らしいとの風潮もあります。統計によれば右派の人ほど下着を付けないのだそう。スコットランド人はお茶目な人が多いので、わざと下着を履かずスカートをヒラヒラさせる人も多いです。 

スコットランドとバグパイプ 

バグパイプとはその名の通り、袋(Bag)と管(Pipe)を合体させた楽器です。スコットランドはバグパイプで有名ですが、起源はペルシャにあり同じような楽器が世界の色々な場所に存在します。

では何故スコットランドと言えばバクパイプなのでしょうか。スコットランドのバグパイプが一番音量が大きく、スコットランドほど現在に至るまで日常的にバグパイプを吹く国は見当たらないからだと思います。

スコットランドのバクパイプの音量が大きいのは、バグパイプと軍隊が密接な関係を持つからです。前述の男性が履くスカート状のキルトは兵隊の衣装でした。バグパイプもまた戦に絶対欠かせないもの。

スコットランド人は出陣や凱旋の時だけでなく、侵攻中もバグパイプ隊が戦列の先頭に立って味方を鼓舞しました。スコットランド人にとってバグパイプとは武器の一つでもあるのです。 

スコットランドの首都エディンバラ

 ユネスコの世界遺産にも登録されているエディンバラは本当に美しい街です。スコットランドの首都、エディンバラの見所は別記事で詳しくまとめました。

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