世界食べ尽くしの旅 

世界のグルメ、観光名所、世界遺産、色々な世界の情報を詰め込んだブログ

イギリスの入国審査は世界で一番厳しい。入国拒否や強制出国にならない対策の全て

      2021/05/28

イギリスの入国審査は世界で一番厳しいと言われています。私も何回か別室送りになりかけました。危うく強制送還されそうになって冷や汗かいた事もあります。イギリスの人達は礼儀正しく優しい印象がありますが、入国審査官だけは別。どうやったらあんなに意地悪でネチッコイ人達ばかり集める事が出来るのでしょうか。イジワルになる研修とかあるんですかね?今回は世界で一番厳しいイギリス入国審査の傾向と対策について。

イギリスの入国審査官は怖い

3

イギリスの入国審査では毎回嫌な思いをします。 それでもスペインに住んでいると、定期的にイギリスへ行きたくなります。何かこう、都会の空気に触れたくなるんです。そんな訳で再びイギリスの地を踏んだ訳ですが、昨年だけで3回行ってます。そうなると回を追うごとに厳しくなっていくのがイギリスの入国審査。

最初は確か5分ぐらいで解放されたのに、3回目は危うく別室送り。帰りのチケット持ってるんだから、スペインの永住権持ってるんだから、そんな厳しくしなくてもいいじゃないの?って思います。

イギリスの入国審査で狙われる人の特徴

「別室連れていかれそうになった」なんて話をすると、「危なそうに見えないのにね」と言われれます。でも違うんです。イギリスの入国審査官が一番チェックを入れてるのが普通の一般女性。

テロリストみたいな、いかにも怪しそうな風貌の人達より恐れられているのが「未婚の一人旅の女性」なんです。と言うのもイギリスで今一番問題になっているのが

  • 不法滞在
  • 不法労働
  • 偽装結婚

これらを、しかも全部を、一番難なくクリア出来ちゃうのがテロリストではなく普通の一般女性なんです。もしあなたが女性で、一人旅で、しかも未婚だったら、イギリスに入国する前に準備しなきゃいけないものがこの3つ。

  • 帰りのチケット、日付入り
  • 初日の宿泊先の住所と電話番号
  • イギリスの旅行ルート(仮想でも可)

例えばロンドン3泊、マンチェスターで3泊、リバプールで2泊してからイギリスを出ます。国内移動はバスを使います。ロンドン以外の宿はまだ決めてません。みたいなざっくりでもOK。

特に泊まる場所がホテルじゃなくて友達の家だと確実に疑われます。でもロンドンのホテルはメチャクチャ高いから、入国審査の為だけにホテルの予約なんてしたくない。嘘でもいいからイギリス旅行のルートを用意して、スラスラ言えるようにしときましょう。

イギリスの入国審査にプライバシーと言う文字は無い

13

イギリスは年々入国審査が厳しくなっている印象があります。3回目の入国審査は泊まる場所の主である友達のことを根掘り葉掘り聞かれました。仕事内容、どのような関係なのか、何時何処で知り合ったのか。

恋人なのかと聞かれたので違うと言ったら、何でだ?性別の違う友情は存在するのか?って、何でそんな酒の席でするようなテーマをココで君とディスカッションしなきゃならんの、って感じでした。

もう次回はロンドンじゃなくて他の街から入ろうかなとも思います。単に友達の家に遊びに行くだけで、何も悪い事する訳でもないのに、なんなんでしょう、この警察に追われてます感。本当にイギリスのイミグレの事は考えるだけで憂鬱になります。

必要最低限の会話で入国審査は望むべし

最近多いのが「治験のバイトをしにイギリスに来ました。」って口がすべっちゃった学生さんの強制送還。入国審査では余り下手に喋らない方がいいです。黙っていてもネチネチ聞かれるので常に必要最低限を厳守しましょう。

「私バルセロナで働いてる方が好きです。天気もいいし物価も安いし食べ物美味しいし。イギリスで働こうなんてコレっぽっちも思ってません。だからもう警戒するのやめてくれませんか。ただのバカンスです。帰りのチケットもスペインの永住権だって持ってるんですから。」

なんて本音をぶつけたい気持ちをぐぐっと押さえ込み、善良なツーリストの笑顔で聞かれた事だけを最低限の言葉で答える。それが絶対得策です。やっと開放されて直行で向かったのはロンドンにある会社。しっかり面接受けて、受かったらイギリス移住する気バリバリだったけどね。落ちてショボンとしてるけど。

14

ロンドンは昔留学していた土地。もう何年も前の話だけど今だに愛着があります。今回は久しぶりに当時の学校の先生に会いました。私がスペインに移住してから何回かスペインとイギリスで会う機会があったけど、ここ数年会ってなかったので超久しぶり。

ロンドンは全然変わらないけど、先生はすっかり変わっていました。「言うな、何も言うな。お前は昔っからそうなんだよ。天使のように微笑みながら悪魔みたいな事言うんだよ。」まだ何も言ってないのに。見事に後退してた生え際眺めてただけなのに。ヨーロッパの街並みは何百年も変わらないけど、人の生え際って移り変わりが激しい・・・。

 - まとめ記事, イギリス, 世界の観光と文化, 西欧