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モーリシャス共和国とはどんな国なのか、モーリシャス共和国に関する色々な情報

      2021/06/15

モーリシャス共和国は世界中のセレブ達から絶大な人気を誇るスーパーリゾート地です。アフリカ大陸の横、マダガスカルの近くに位置し、沖縄本島より少し大き目なサイズの島国。日本の人達も含んだ皆が憧れるハネムーンの地として有名なモーリシャスに関する、ツアーのガイドさんから聞いた為になる話をまとめてみました。

モーリシャス共和国とはどのような国なのか

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トム・ソーヤの冒険の作者マーク・トゥエインは言いました。「神はモーリシャスを最初につくり、それを真似て天国を創った。」サンゴ礁に囲まれた島のあちこちに天然の白い砂浜のビーチがあります。私達が思い浮かべる天国のイメージに一番近い島なのではないでしょうか。

この国は高級リゾート化も激しいので、あるもの全てが観光客が好む風になっているのも特徴です。優雅なリゾートを求めてやってくる観光客の期待を裏切らないようなイメージつくりをしています。

モーリシャスの地理

全長65km、横幅45km。 国土の面積は2040km2です。メインの島はモーリシャス島で1865km2 。火山島ですがそれ程高い山はなく、最高峰はピトン山で828mです。島自体は形成されて800万年ほど経ちます。

モーリシャスの主要都市

モーリシャスは9県に分かれています。ポートルイスは最も小さな県なのですが、首都なので省庁などの役所が全て集まっている最も重要な県です。全役所がポートルイスに集中しているので、渋滞が大きな問題となっています。政府は今、分散化を検討しています。

モーリシャスの気候

暖かく湿った夏は11月から4月頃まで。平均気温は約25度です。6月から9月は比較的涼しい冬で乾燥しています。とは言っても平均気温は20度前後です。年間を通してそんなに気温の差はありません。

7月から8月にかけては夜になると冷え、16度くらいまで気温が下がる事が多いので上着は絶対必要です。

モーリシャスの人口

人口は130万人程。モーリシャスは多民族国家なのですがインド系とアラブ系の混血が一番多く70%近くを占めます。アフリカ系とインドネシアやマレー系の混血にあたるクリオールと呼ばれる人たちが24%程。その他には中華系が2%。フランス系が2%弱となっています。

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モーリシャスの宗教

インド系の人たちが多いのでヒンドゥー教が最多数の宗教となります。(※タミル、マラティ、ボンバイ等、32の宗派がある)次に多いのがキリスト教のカトリック、そしてイスラム教です。アフリカでヒンドゥー教が大多数を占める国は珍しくモーリシャスだけとなっています。

モーリシャスでは宗教の自由が保障されているので、その他にも多様な宗教が存在します。

モーリシャスの国旗

赤は独立、青は海、黄は太陽、緑はプランテーションを表しています。宗教の融合も表していて、赤はヒンドゥー教、青はカソリック、黄は中国系、緑はイスラム教を意味するのだそう。

モーリシャスの公用語

公用語は英語です。ただ日常的にはフランス語とクレオール語がが喋られ、国民の60パーセントは4ヶ国語が話せるのだそう。

教科書や行政、議会、裁判所は英語を使い、文化的・日常的な場面ではフランス語が多く用いられ英語を日常的に使う人は全体の5%にも満たないのだそう。その他にはモーリシャス・クレオール語と呼ばれる言葉も存在します。近隣のセイシェルで話されるセイシェル・クレオール語とは同じ発音でも意味が異なることがあるそうなので注意が必要です。

 

モーリシャスの産業

フランス人によってサトウキビのプランテーションが行われていたため、1975年頃まではサトウキビ栽培が第一次産業でした。年間40万トンぐらい生産し、収穫の時期は6月~12月。今現在国内にあるサトウキビ工場は3つ。アフリカ(タンザニアやモザンビーク)にはモーリシャス発の工場が12工場あります。

現在の主要産業は1商業、2観光業、3ICT産業です。アフリカへ投資する企業家の足場的な役割となっている他、地理的にアジア・アフリカ・中東へのtransit Zoneになっています。

●サトウキビ
栽培は最盛期より少ないのですが、未だ多岐に渡って使用されています。エタノール、屋根、黒砂糖(brown/dark sugar)、そしてラム酒もとても有名です。「シャマレル・ラム・ファクトリー」が一番有名。玄武岩が多い土地なので、5-7年ごとに土地を耕さなければ、すぐに畑が堅くなってしまうのだそう。

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モーリシャスの歴史

17世紀半ばオランダがこの島を発見し植民を開始しました。殆ど無人に近い島だったと言います。1715年頃からフランスがインドへの中継地点として植民地化し、街作りが行われました。農業開発によってサトウキビ栽培が始まり、奴隷制度が導入されました。

フランスの海賊がインド洋を通るインド貿易で財を成したイギリス船を攻撃することに腹を立てたイギリスがモーリシャスを侵攻します。フランスと紳士協定を結びイギリスがモーリシャスをフランスはレユニオンを取ることで合意に至ります。イギリスはモーリシャスを占領しただけで、入植はしませんでした。

イギリスによって奴隷制度は廃止され、代わりの労働力として契約労働者がインドから流れ込むようになりました。それがこの国にインド系の住民が大多数を占める理由です。

モーリシャスの人々の暮らし

老年夫婦が移住しようとした場合、住宅費・食費・水道・電気など込みで20万RP=$5715=¥685800($1=120円換算)かかるそうです。

 

モーリシャスに関する雑学

●アカシアの木そs

黄色の花はヒンドゥー系タミル族の女性たちが結婚式や儀式のときに頭に飾る風習があるので「タミルフラワー」と呼ばれています。

●空気の質が世界最高の水準 (世界で第二位)

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