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ギリシャ料理50選、有名なギリシャの食べ物、おすすめのギリシャのグルメ

      2021/04/16

ギリシャ料理のメゼ

ギリシャ料理と言えばメゼ (Mezze) と呼ばれる前菜的な小皿料理。ギリシャ料理の楽しさは、このメゼの存在につきると思うので、机一杯にメゼを並べましょう。ウーゾと呼ばれるギリシャ特有の強いリコールと一緒に食べるとより本格的です。沢山の料理を皆で分けて食べるのがギリシャ風なので、一人旅だと難しい。宿で仲間を見つけてワイワイ皆で楽しんで下さい。

ザジキ

ギリシャ料理を代表する、キュウリを水切りヨーグルトであえた冷たい前菜がザジキ (Tzatziki) です。味付けはすりおろしニンニクとフレッシュハーブ。ソースとして肉やパンと一緒に食べます。ギリシャ人の食卓に必ずある食べ物で、特に夏の暑い季節に最適な食べ物。

ホリアティキ・サラタ

ギリシャでサラダと言ったらホリアティキ・サラダ (Salata Joriatiki) です。トマト、キュウリ、ピーマン、オリーブの実、玉ねぎをオリーブオイルとオレガノであえたサラダ。上に山羊の乳で作るフェタチーズがどーんと一枚のってるのが特徴です。

サラダは卓上にあるオリーブオイルやワインビネガーなどを使って自分で味付けをします。フェタチーズが塩辛いので、塩は加えない方が無難です。豪華バージョンになるとサーディンの塩漬けなど、更に具が増えます。

ホルタ

葉の野菜が食べたいならホルタを注文しましょう。ホルタとは野草や青野菜の総称で、生ではなく茹でてあります。味付けはシンプルにオリーブオイルとレモン果汁。旬の野菜を使うので、夏はヴリタと呼ばれるアマランサスの葉である事が多いです。ビタミンやミネラルが豊富な野菜で、ほろ苦いのが特徴です。日本では見かけない食材なので、是非試して欲しいです。

メリジャノサラタ

焼きナスのサラダがメリジャノサラ (Melitzanosalata) です。ナス好きにはたまらない一品で、本当に美味しい。作る人や食べる場所によってレシピが異なりますが、基本は焼きナスです。ギリシャだけでなくイスラム圏で良く見かける食べ物で、何処で食べても安心確実な美味しさです。

ダコス 

ラスクの上にサラダをのせたものがダコス (Dakos) です。大麦で作ったラスクを水で湿らしオリーブオイルをかけ、すったトマト、フェタチーズ、ハーブをのせた食べ物。味の決め手はケッパーで、元々はクレタ島の郷土料理です。

タラモサラタ

魚の卵とパンを混ぜたサラダがタラモサラタ(Taramosalata)です。日本ではタラコとポテトを使ったタラモサラダが市民権を得ていますが、ギリシャ料理のタラモサラタが起源だと知る人は少ないのではないでしょうか。

日本のように明太子を使わないので、本場のタラモサラタは日本人が期待するほどピンクではないです。良く使われるのは塩漬けのコイの卵巣。詳細をこちらの記事にまとまめした。

ギリシャ料理の美味しいディップ

スコルダリア

ギリシャ語でニンニクをスコルドと呼び、スコルダリア (Skordalia) はニンニク風味のディップの事です。レシピが色々あるのですが、基本的にはじゃがいものピュレーを、ガーリック、オリーブオイル、ワインビネガーで味付けしてあるので、ニンニク風味のポテトのピュレーみたいな料理です。

ティロカフテリ

フェタチーズのディップをティロカフテリ (Tirokafteri) と呼びます。フェタチーズをスモークしたパプリカパウダーやニンニクで味付けたペーストで、少しピンク色したピリッと辛いバージョンが一番美味しいです。

フェタチーズ

山羊または羊の乳で作る、ギリシャを代表するチーズがフェタ (Feta) です。一見木綿豆腐のように見える、固めのしょっぱいチーズ。同じフェタの名が付けられていても色々な種類があって、食感と味が異なります。

ギリシャの人達はフェタチーズをそのまま食べるだけでなく、色々な料理にも使うので、凄く大きな塊を大人買いします。チーズ売り場におけるフェタチーズの割合が凄いので注目して下さい。

フェタ・ミー・メリ

フェタチーズを薄いパイ生地で包んで焼き、ハチミツをかけたのがフェタ・ミー・メリ (Feta me meli) です。前菜なのかデザートなのか良く分からないけど、美味しいからどうでもいいです。ハチミツの甘さとフェタチーズのしょっぱさが見事にマッチした素晴らしい一品です。

サガナキ

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小さなフライパンを意味するサガナキ (Saganaki) は、名前通り小さな鉄鍋に油をしき、チーズ入れて泡立つまで溶かし、レモン汁とコショウで味付けした料理です。

ただお店によってはスライスしたチーズに小麦粉をまぶしてフライにしたものをサガナキと呼んでいる所もあります。高温で長時間揚げると溶けてしまうので注意が必要とのこと。

ドルマデス

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ドルマ (Dolma) はブドウの葉で米、またはひき肉と米を包んだギリシャ特有と言うか、トルコやバルカン半島で良く食べられている料理です。ブドウの葉が柏餅の葉みたいな歯応えがあって美味しいです。

ただ4月から5月の間は生の葡萄の葉を使ったドルマが食べられますが、他の季節は酢漬けになったブドウの葉を使うので、かなり酸っぱいバージョンになります。生の葉バージョンが最高に美味しいので、是非狙って下さい。

ラハノドルマデス

ギリシャ風のロールキャベツをラハノドルマデス (Lahano Dolmades) と呼びます。ひき肉に米を混ぜ、白っぽいソースのアヴゴレモノと一緒に食べます。アヴゴレモノソースは出汁に卵とレモン汁を加えて攪拌して作るソースで、ギリシャをはじめ周辺各国でもお馴染みの美味しいソースです。

ファヴァ

黄色いレンズ豆のピュレー、ファヴァはサントリーニ島の名物です。ドロドロになるまで煮たレンズ豆を、レモン汁とオリーブオイルでシンプルに味付けます。

レヴィソケフテデス

ヒヨコ豆を茹でて潰してスパイスを加えて丸めて揚げた中東の食べ物、ファラフェルのギリシャ版がレヴィトケフテデス (Revithokeftedes) です。ギリシャ版とは言えその他各国のヒヨコ豆のコロッケとさほど変わらない味かと思います。

ドマトケフテデス

元はサントリーニ島の伝統料理で、今では全ギリシャで食べられるようになったトマトの揚げ団子が、トマトケフテデス (Tomatokeftedes) です。生のトマトを使っている所が多いのですが、本来はドライトマトで作ります。ドライトマトの方が味がギュギュっと凝縮していて美味しいです。

コロキケフテデス

トマトではなくズッキーニで作る揚げ団子がコロキケフテデス (Kolokithokeftedes) です。すったズッキーニをメインにフェタチーズ、玉ねぎ、ニンニク、ハーブなどを加え、溶き卵と小麦粉をまぜ成形し、油で揚げた料理です。

フローリナペッパー

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フローリナペッパーはギリシャ北部で栽培されている赤いパプリカです。オーブンで焼いてオリーブオイルとワインビネガーで味付けたシンプルなものから、中にフェタチーズやハーブが入っているバージョンまで色々あります。

インゲンのトマトソース煮

インゲンをトマトソースで煮た料理がFasolakia Latheraです。メチャクチャ美味しいのでおすすめします。ポテト、ニンジン、ズッキーニなど他の野菜が加わる事もあります。でもインゲンだけで作った方が美味しいと思う。南欧では余り使わないディルがエキゾチックな風味を出して素晴らしいです。

ラケルダ

カツオやマグロなどを塩で締めたものをラケルダ (Lakerda) と呼びます。元はトルコ料理なのかもしれませんが、ギリシャでも食べられているのだそう。ラケルダが食べてみたくて手をつくしたのですが、私は見つけられませんでした。食べた人、感想下さい。

ルーカニコ

豚肉、または羊肉で作るギリシャのソーセージをルーカニコ (Loukaniko) と呼びます。オレンジの皮で味付けするので、爽やかな感じが特徴です。

ピタ

中が空洞でポケット状になっている平たく丸いピタパンは、スブラキを食べる時に欠かせないパンです。焼いた肉と一緒に野菜、ディップなどを詰めて食べます。ギリシャではピタはこのタイプの薄いパンだけでなくパイ生地も意味するので、めちゃくちゃ範囲が広いです。

スパナコピタ 

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ホウレンソウとフェタチーズが入ったギリシャのパイがスパナコピタ (Spanakopita) です。ギリシャはパイ生地がバラエティ豊かで色々なタイプがあります。普通の層になったパイ生地のパイもあるのですが、ギリシャを訪れたからにはフィロペストリーと呼ばれる極薄のパイ生地を食べましょう。

ギリシャだけでなく、トルコやバルカン半島などの旧オスマン帝国だった地域で良く食べられている、パリパリしたとても薄いパイ生地です。スパナコピタはホウレンソウとフェタチーズが基本ですが、豪華版だと卵、オニオン、その他色々なものが加わります。

ティロピタとその他

フェタチーズがたっぷり入ったバージョンはティロピタ (Tiropita) と呼ばれます。スパナコピタと同じく、極薄のパイ生地のものが絶対に美味しい。クレアトピタだと中の具がひき肉、コトピタだと鶏肉になります。

メインとなるギリシャ料理

ムサカ

ギリシャで一番有名な料理がムサカ (Moussaka) です。ギリシャ全土何処ででも、ギリシャ料理レストランなら絶対に食べる事が出来る定番中の定番料理。トマトソースで煮たひき肉を、油で揚げたナスとジャガイモで交互に挟み、最後にベシャメルソースをかけてオーブンで焼き上げます。

ポテトが入らないバージョンも多く、結構色々なタイプのムサカがあります。いずれにせよ、何処で食べても安定の美味しさ。一番上がチーズのタイプとそうでないタイプもあって、ベシャメルソースにナツメグが入ってるバージョンが凄く美味しかったです。

イェミスタまたはゲミスタ

トマトやパプリカなどの野菜をくり抜き、中に米、野菜、ハーブを詰めてオーブンで焼いた料理をイェミスタ (Yemista)、またはゲミスタ (Gemista) と呼びます。米の代わりにひき肉、または米とひき肉両方、中の具は作る人によって異なります。ギリシャ周辺の国では似たような料理をドルマと呼び、オーブンではなく煮て料理します。ギリシャ版の方が香ばしさが加わって美味しいと思います。

ズッキーニの花の詰め物

ギリシャの市場では花がついたままのズッキーニが売られています。この花の部分に米と肉をハーブとスパイスで味付けしたものを詰めて煮たのが (Kolokythoanthoi) です。私が住むスペインではズッキーニの花を見た事がなかったので新鮮な経験でした。イタリアなんかでは良く食べているそうです。春から夏が旬で、あっという間に鮮度が落ちてしまう食材なので、見かけたら是非試してみて下さい。

パスティチオ

ギリシャの伝統的な家庭料理がパスティチオ (Pastitsio) です。太目のマカロニ、ひき肉、ベシャメルソースを層にしてオーブンで焼いた、ムサカのマカロニバージョンみたいな料理。まぁ普通に美味しいけど私だったらムサカを食べます。

スーヴラキ

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ギリシャ版の肉の串焼きのバーベキューがスブラキ (Souvlaki) です。スパイスを効かせた豚肉や鶏肉などの肉を炭火で焼きます。ギリシャはトルコの影響を強く受けているので、イスラム圏に近い食文化を持ちます。でもイスラム教でない分豚肉を禁じられていないので普通に食べる、というかむしろ好んで食べています。

Gigandes plaki

すごく大きな白インゲン豆をトマトソースで煮込んだ料理。スパイシーな味。冷たいものはメゼとして前菜で食べる。(γίγαντες πλακί)

ギロピタ

ギリシャを代表するファーストフードで、何時でも小腹が空いた時に食べます。他の国ではケバブと呼ばれていますが、ギリシャではギロス (Gyros) と呼ばれる薄切り肉をピタパンで挟んで食べるので、ギロピタと呼ばれています。

ギリシャはイスラム圏ではないので、価格の安い豚肉や鶏肉を使う事が多いです。スライスした肉に、レタス、トマト、玉ねぎなどの野菜を添え、ギリシャ定番のヨーグルトソースザジキをたっぷりかけます。

ケバブ

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ギリシャでのケバブ (Kebab) は、日本でお馴染みのケバブではなく、ひき肉を使ったハンバーグを意味するので注意が必要です。スパイスが沢山入っているので、ソースなど必要ありませんが、ヨーグルトのソースとの相性が抜群です。

ケフテス

ギリシャ風ミートボールをケフテス (Keftethes) と呼びます。普通に美味しいのですが、ギリシャ料理は前菜にある肉を使わないトマトやズッキーニのケフテスが豊富で美味しいので、私だったらそちらをメインに食べます。

ユーヴェッツィ

ユーヴェッツィ (Youvetsi) はギリシャの伝統的な料理で、牛肉をトマトなどで煮込み、パスタを加えたもの。一般的に土鍋で作られます。肉は牛肉だけでなく、鶏肉、豚肉、羊肉、何でも使われます。多分肉のシチューとパスタの組み合わせをユーヴェッツィと呼ぶのだと思います。

ギリシャ料理のスープ

ファソラーダ

ギリシャの伝統的な白インゲン豆のスープがファソラーダ (Fasolada) です。ギリシャ人の家庭の食卓に登場する回数がとても高い料理で、種類の異なる豆を使うのが特徴。野菜はトマト、ニンジン、玉ねぎ、セロリなどが入ります。

ファケス

ギリシャ料理の定番、レンズ豆のスープがファケス (Fakes) です。ケッパーが味のアクセントで、食べる直前にオリーブオイルをふりかけて食べます。

コトスパ

チキンの出汁が効いたスープをコトスパ (Kotosoupa) と呼びます。野菜は全く入らず、出汁に卵とレモンを加えて攪拌させて作ります。説明が難しいけど、とにかく美味しいので食べてみて下さい。

マギリッツァ

羊の臓物で作る伝統的なスープがマギリッツァ (Magiritsa) です。イースターの日曜日に必ず登場するスープ。エンダイブとディルが味の決め手です。(μαγειρίτσα)

パツァス

パツァス (Patsas)は二日酔いに良く効く魔法のスープ。羊の足、臓物などが入っています。飲み過ぎた後は絶対にこのスープです。

ギリシャの美味しいデザート

アミグダロータ

ミクノス島の伝統的な焼き菓子がアミグダロータ (Amygdalota)。アーモンドの粉を使って作るのでグルテンフリーです。でも人によってアーモンドの粉と小麦粉半々で作るので確認が必要。レモンまたはオレンジジュースが入るので爽やかな味で、ギリシャには珍しくそこまで甘くないです。

バクラヴァ

アーモンドやピスタチオなどの砕いたナッツで作る餡を、幾重ものパイ生地で包んで焼いた後に、何故だかシロップ漬けにする、ものすごく甘い残念なお菓子がバクラヴァ (Baklava) です。

シロップなんぞに漬けなければメチャクチャ美味しいと思います。濃いギリシャのコーヒーと一緒に食べれば案外いけるかも。ギリシャ人はコーヒーにも沢山砂糖を入れてバクラバを食べます。

ブガツァ

ギリシャ風のカスタードのパイがブガツァ (Bougasta) です。他のお菓子に比べたら甘さ控え目ですが十分過ぎるほどに甘いです。シナモンとシュガーパウダーがトッピングされるので更に甘くなります。朝ごはんにこれを食べるギリシャ人率が高い。

ガラクトブレコ

ギリシャ風カスタードパイに、レモンやオレンジなどの柑橘系のシロップをかけたデザートがガラクトブレコ (Galaktoboureko) 。ただでさえ甘いカスタードパイが更に甘くなります。

ハルヴァ

卵もバターも入らないセモリナ粉で作るプディングをハルヴァ (Halva) と呼びます。アラブが起源でゴマのペースト、チーズなども入ります。手作りのハルヴァはういろうみたいな食感で美味しいのですが、市販のやつは硬くてそんなに美味しくなかったです。

カタイフィ

カタイフィ (Kataifi) と呼ばれる細い麺状の生地で、ナッツ類やクリームを巻いて焼き上げる伝統菓子。パリパリとして香ばしいのに、焼いた後で何故かシロップに漬けられてしまう、イスラム圏でお馴染み形式の物凄く甘いお菓子。シロップに漬ける前に売って欲しい。

ルクマデス

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揚げたドーナツをシロップに漬け込んだ極甘のお菓子がルクマデス (Loukoumades) です。何もそこまで甘くしなくても・・・、と思うくらい甘いです。慣れれば美味しいんだろうけど慣れたくない。ギリシャ人は朝ごはんとして食べます。

REVANI

ココナッツ&レモン風味のスポンジ菓子。もちろんシロップに浸されるので甘い。小麦粉ではなくセモリナ粉を使うのが特徴。

ギリシャの有名な飲み物

ウーゾ

ギリシャ人の家庭にお呼ばれすると、必ず振舞われるのがウーゾ (Ouzo) です。ブドウが原料のアルコール度数が40度近くあるリコール。水を加えると白濁する珍しいお酒です。

ギリシャ風コーヒー

ギリシャのコーヒー (Ellinikos) は、旧オスマン帝国の国々に共通して煮出し式のコーヒーです。とても濃いのですが、クセになる深さ。

アイスコーヒー

ギリシャの夏は暑い。夏になると良く飲むのがFrappeと呼ばれるアイスコーヒー。味はそのままインスタントです。何も言わないと自動的に大量の砂糖を入れられてしまうので、砂糖控えめでオーダーしましょう。でも味はただのインスタントコーヒー。冷たい以外を期待してはいけません。

ギリシャのワイン

ギリシャ北部独特の不思議な味がするワインがRetsina。白ワインを松脂で味付けします。基本的に許せない味で、これ以外のワインはどれも美味しかったです。ギリシアのワインの歴史はとても古く、最古のワインの称号を巡って周辺各国と戦っています。

ギリシャ料理とは何なのか

ギリシャ料理の特徴、世界遺産となった地中海ダイエットに関しては、こちらの記事で詳しくまとめました。

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