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気をつけて!イタリアの酷い罰金制度。イタリアを旅行する前に絶対読んで欲しいこと。

      2021/05/28

イタリアは本当に怖い国です。泥棒やスリも多いけど、もっともっと怖いものがあります。世界で一番厳しくて、あこぎで、ひどいもの。それは公共交通手段の取り締まり。イタリアへ旅行する前に絶対に読んで下さい。凄い罰金を科せられる前に!

観光客で成り立っているイタリアが、実は一番観光客に厳しい

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イタリアへ旅行される皆さん、公共の乗り物に乗ったら刻印しましょう。旅行者で無銭乗車する人って余りいないと思うけど、ウッカリ刻印を忘れたり、そもそも刻印の仕方や、それをしなきゃいけないって事自体を分かってない人が多いかと思います。私は同じヨーロッパに住んでいますが、スペインにこのシステムは無いので全く知らなかったです。

とにかく刻印する機械の存在が分かりにくいんです。日本みたいに刻印しないとホームに入れないようなシステムだったら直ぐに分かるけど、イタリアの場合ノーチェックでホームに入れます。刻印機が目立たない所に置かれているので何処にあるのか全然気づかないで電車に乗ってしまう人も多いと思います。

それに初めてイタリアに来たって人は、何も知らないのがあたりまえなのではないでしょうか。切符を買った時点で安心する。そんな観光客からも容赦なく罰金を取るイタリア政府は本当に非道だと思います。

イタリア政府の非道を初めて見て驚愕する

初めてイタリアの厳しい取り締まりを目にしたのはフィレンチェ。バスがバス停じゃない所で止まりました。窓から何だか征服姿の厳つい人達が沢山見えました。扉が開いて5〜6人の制服軍団がバスの中に乗り込んできて一人一人、本当に細かく乗車券をチェックしていきました。

その間、乗車券を持っていない人、持っていても刻印をしていない人を片っ端からバスから降ろしていきます。もう本当に容赦なかったです。まるで犯罪者の扱いでした。ま、無賃乗車は犯罪ですが・・・。

罰金は現金、叉はカード払い。どちらも持っていない場合は身分証明書を控えられ、4日以内に振込を強制されます。外国人の場合キャッシングコーナーまで連れていかれ現金をその場でおろして支払うまで解放されないらしいです。バス代金が1,5ユーロ。罰金が60ユーロ。どれぐらいの頻度で取り締まりをしているのか分からないけど、結構チョクチョクやってると思います。何回も色々な所で取り締まりを見かけました。

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イタリアでは日常茶飯事。何度も見かけるイタリア人と観光客のトラブル

二回目の現場に遭遇したのはフィレンチェからピサまでの電車の中。アメリカ人の団体が凄くもめてました。車掌さんが切符をチェックしに来て、それまで和気あいあいとしていたのに切符を見たとたん空気が変わったんです。誰も刻印していなかったから。そりゃそうだよ、知らないもん。きちんと切符買って、車掌さんに見せて、はい、罰金。そりゃないよ~と思います。

12人ぐらいいたから720ユーロの罰金。こんな感じで何も知らない外国人からどんどん罰金を徴収していけば国も潤うんじゃないかと真剣に思いました。だってイタリア、外国人観光客だらけだもの。罰金だけで充分外貨稼げると思います。

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他に解決策は無いから、このポストを絶対イタリアへ行く前に読んで欲しい

私は心の底から知りたい。刻印をしなきゃ罰金だと知っている外国人観光客が居たとしたら、その人は何処からそのインフォメーションを得るのでしょうか。イタリアを旅行する前に観光地の情報は見ると思います。私も見ました。でも普通観光名所とかレストランを検索しますよね?

それに何処にもイタリアでは刻印しないと罰金なんて書いてなかったと思います。だから私も最初全然知らなくて、現地で友達に言われて初めて知りました。

イタリアに行くたびに思うけど、観光客がおとすお金で生活できる街が圧倒的に多いのに、イタリアはどうして観光客にあんなにも不親切なのでしょうか。刻印も、ツーリスト税金だって、何だか全く納得がいかない制度だけれど、イタリアは誰にでも容赦なしなんで皆さん注意して下さい。

イタリアでは切符を買ったら必ず刻印しましょう。

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