ハンガリー観光完全ガイド!絶景・温泉・グルメから治安情報まで徹底解説

「ドナウの真珠」と称され、その圧倒的な美しさで世界中の旅人を魅了し続ける国、ハンガリー。2026年現在、古き良きヨーロッパの情緒はそのままに、ハンガリーはより洗練された観光国へと進化を遂げました。

今回は、世界で最も美しい夜景スポットから、絶対に外せないフォアグラなどの絶品グルメ、そして日本人の心に響くレトロな温泉体験まで、最新のハンガリー観光情報を余すところなく徹底解説。ガイドブックには載っていない現地のリアルな歩き方を、プロの視点でお届けします。

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「ドナウの真珠」ブダペストの絶景とドナウ川クルーズ完全ガイド

ハンガリーの国の真ん中を貫いて流れるドナウ川。全長2,860kmの、ヨーロッパで二番目に長い大河です。ドイツ南部から東欧の10か国にまたがって流れ、昔から中央ヨーロッパの人々、文化、経済を繋いできました。

国を超え、歴史をも超えて悠然と流れるドナウ川は、「美しき青きドナウ」をはじめ多くの芸術家たちのインスピレーションの源となりました。ドナウ川沿いの街は何処も魅力的なのですが、ハンガリーの首都ブダペストの美しさは格別です。

古くからブダペストの街は、ドナウの真珠、ドナウの薔薇、ドナウの女王など、色々な呼び方で称えられてきました。ブダペストにとってドナウとは、愛しいものであると同時に克服すべきものでした。

ハンガリーの首都ブダペストは、1873年にドナウ川の東の平地にあったペストの街と、西の丘陵地域のブダの街を統合して生まれました。政治の中心であったブダと商業の中心であったペストを結ぶ計画は、15世紀以降何度も試みられてきたのですが、全て失敗に終わっていました。

ドナウ川は大雨や雪解けの影響を強く受ける川で、氾濫する事が多いです。日本の川は短く急勾配なので、被害は大きくても長引きません。ドナウ川はゆっくりと氾濫が進行し、なかなか水が引かない事が多いです。

ハンガリーの貴族であったセーチェニ伯は、父の訃報を受け取り急いで駆け付けようとしたのですが、増水の為ドナウ川を一週間以上渡る事が出来ませんでした。それを切っ掛けとし、私財を投じてドナウ川に橋をかける事に熱意を捧げたのです。

こうして有名なくさり橋が完成し、2つの街がやっと結ばれた事で、ブダペストの街も完成しました。ブダペストの街はドナウ川抜きに語る事は出来ません。色々な角度からドナウ川を愛でて下さい。ドナウ川を知るには、クルーズするのが一番です。

【クルーズ予約とアクセス情報】

2026年現在、ドナウ川クルーズは非常に人気があり、特に夕暮れ時は満席になることが多いです。最低でも2日前にはオンライン予約を推奨します。

  • おすすめクルーズ会社:レジェンダ・クルーズ (Legenda City Cruises)日本語オーディオガイドの質が高く、日本人旅行者に最も選ばれています。
  • 乗り場へのアクセス:ペスト側の「ヴィガドー広場 (Vigadó tér)」周辺に各社の船着き場が集まっています。トラム2号線「Vigadó tér」駅下車すぐ。

【2026年最新情報と旅のヒント】

2026年現在、ハンガリーの通貨は依然としてフォリント(HUF)ですが、ブダペスト市内ではほぼ全ての場所でコンタクトレス決済(タッチ決済)が主流です。現金よりもクレジットカード(Visa/Master)が必須。また、入国に際してはETIAS(欧州渡航情報認証制度)の事前申請が必要となっているため、渡航前の確認を忘れないでください。

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世界一の輝き!ブダペストの夜景スポットとナイトクルーズの選び方

ブダペストは夜景の美しさでも有名で、世界で一番の夜景とされています。勿論昼の顔も素晴らしいので、ブダペストはどんなに時間が無くても、必ず一泊はするべき場所です。

おすすめのブタペストの夜景を見る場所

ゲッレ―ルトの丘

ヨーロッパ屈指の夜景スポットです。夜景で有名な場所ですが、夕暮れ時に街が赤く染まっていくのも素敵です。観光客も多いのですが、地元のカップルで賑わうロマンティック全開の場所です。

【2026年 ゲッレ―ルトの丘へのアクセス注意点】

丘の上の要塞「ツィタデッラ」周辺の再開発工事は完了し、新たな展望テラスがオープンしています。ただし、夜間の徒歩ルートは街灯が少ない場所もあるため、帰りは配車アプリ(Boltなど)を利用してタクシーを呼ぶのが最も安全で確実です。

行き方:Móricz Zsigmond körtér駅から27番バスに乗り「Búsuló Juhász (Citadella)」で下車、徒歩約10分。

ナイトクルーズ

色々なクルーズ会社がナイトクルーズを扱っています。ワンドリンク付きのコースから、本格的なディナーを楽しめるコースまで。夜景に集中出来ないので、個人的に食事なしコースの方がおすすめです。

昼に見るブダペストも素晴らしいのですが、キラキラ輝く光を従えた街も最高に美しいです。昼と夜、2回クルーズするのも絶対にあり。ナイトクルーズは夏でも冷えるので、防寒具は忘れないようにして下さい。

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【混浴・水着必須】ハンガリーは温泉天国!ブダペストのおすすめ浴場3選

ハンガリーは世界有数の温泉大国です。特にブタペストは温泉が一番多く集まる場所で、市内だけで50近くの温泉施設があります。火山地帯でもないハンガリーに温泉があるのは、地殻の層が相対的に薄く地熱が高いので、地下水源が熱くなるからなのだそう。

火山性の温泉ではないので、お湯の温度は低めです。日本人には少し物足りないかもしれませんが、日本とは全く異なる雰囲気で温泉を味わうのも、貴重な体験となるはずです。

ハンガリーの温泉は水着着用で混浴が基本です。スパリゾートみたいな感じなので、ゆっくり滞在して温泉を楽しんで下さい。ビーチサンダルを忘れずに。

【2026年 温泉利用のルールと持ち物】

全ての温泉施設で「水着」「ビーチサンダル(持参必須)」「スイミングキャップ(プールに入る場合)」が必要です。特にサンダルがないと売店で購入(高額)させられることがあるので注意してください。

チケットは平日で約11,000〜13,000フォリント(約5,000円〜)と価格上昇傾向にあります。

ブタペストでおすすめの温泉

セーチェニ温泉

ハンガリーを代表する温泉で、ヨーロッパ最大の規模を誇るのがセーチェーニ温泉 (Széchenyi gyógyfürdő) です。バロック・リバイバル様式で建てられた、まるで宮殿のような施設の中に、3つの露天風呂と15の屋内温泉を持ちます。

流れるプールなんかもあるのでテーマパークのようですが、カルシウムやマグネシウムを大量に含む、ちゃんとした温泉なので、関節炎や神経痛に良く効くのだそう。

アクセス:地下鉄1号線「Széchenyi fürdő」駅下車すぐ。

ゲッレ―ルト温泉

ブタペストで最も美しい温泉とされるのが、グッレ―ルト温泉 (Gellert Gyogyfurdo) です。アールヌーボー様式の美術館のような建物の中に、水温の異なる13の温泉があります。

エステやマッサージなどもある高級ホテルに属した温泉ですが、宿泊客でなくても入場料を払えば使用する事が出来ます。波のプールまである、屋外の広々とした温泉も気持ち良いのですが、内部が特に素晴らしいです。

ハンガリーを代表する陶磁器、ジョルナイ製のタイルで装飾された浴場、神殿のような円柱に囲まれた浴場など、日本の温泉とは全く異なる雰囲気で温泉を満喫出来ます。

神経痛、関節痛、ヘルニアなどに効果があるとされ、夜景が素敵なゲッレ―ルトの丘のふもとにあるので、是非セットで訪れて下さい。

アクセス:地下鉄4号線「Szent Gellért tér」駅すぐ。

ルダッシュ温泉

16世紀のオスマントルコ統治時代に造られたルダッシュ温泉 (Rudasfürdő) には、日本人も満足な42度の浴場があります。ドナウ川沿いの最高のロケーションなので、露天風呂からの景色が素晴らしいです。

元々は男性専用の入浴施設だったのですが、現在は曜日によって男性の日、女性の日に分けられています。事前にWEBで確認しましょう。週末は混浴になります。

アクセス:エリザベート橋のブダ側たもと。トラム19, 41, 56番など。

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フォアグラからマンガリッツァ豚まで!必食ハンガリーグルメ徹底解説

フォアグラ

ハンガリーで一番有名な食材がフォアグラ。フランスに次ぐ生産量で、質の良さもさることながら、その安さに注目が集まります。フランスに行けば倍以上の価格が付けられる、最上級のフォアグラです。

マンガリッツァ豚

世界中のグルメから注目されているのがマンガリッツァ豚。1991年に200頭程になってしまって絶滅の危機が危ぶまれたのですが、政府が飼育を管理し数を増やす事に成功しました。

リンゴやかぼちゃなどを食べて育つ、ほぼ野生の豚です。スペインの有名なイベリコ豚の祖先とされているので、味や肉質もイベリコ豚に近い感じ。日頃私たちが食べている豚肉とは全く次元の違う豚肉です。

トカイワイン

ハンガリーを代表するワインで、世界三大貴腐ワインの一つです。貴腐ワインとは独特な香を持った超甘口のワイン。ルイ14世が「王のワインにしてワインの王なり」と称した、世界中にファンを持つワインです。

グルメ大国ハンガリーには、他にも美味しい食べ物が沢山あります。ハンガリーを訪れたら絶対食べるべき美味しいハンガリー料理は、別記事で詳しくまとめてあります。

美食のハンガリー:世界中の食通が唸る「食べる国宝」から究極のスープまで徹底解説
世界100ヵ国以上を食べ尽くしたフードライターが、自信を持っておすすめする美味しいハンガリー料理のリスト。ハンガリーは東欧を代表するグルメ大国です。西欧と比べて物価が安いので美食三昧を楽しめます。ただし、首都のブタペストは2022年以降の急...

【2026年 グルメ事情とチップの目安】

ミシュラン掲載店も増えており、予約は必須です。レストランでのチップは、レシートに「Service Charge(サービス料)」が10〜15%含まれている場合は不要です。含まれていない場合は、会計額の10〜15%程度を上乗せしてカード決済、あるいは現金を残すのがスマートです。

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遊牧民の魂に触れる!プスタ(大平原)での乗馬体験と馬術ショー

ハンガリー人の祖先であるマジャール人は、遊牧騎馬民族だったので馬を扱い育てるのがとても上手です。そのルーツを大切にしているハンガリーでは、乗馬にかなり力を入れています。ホテルと乗馬クラブが一体になっている場所も多いので、気軽に乗馬を楽しめます。

ハンガリーは馬術ショーも大人気。草原の多いハンガリーでは、戦闘中に身を隠す為に、馬を地面に伏せさせる訓練をしていました。とても従順に馬が横たわったり、テディベアのようにお座りしたりします。一番凄いなと思ったのは、一人で10頭の馬を従えて、2つの馬に片足ずつ乗せて立ち乗りしてたやつ。

おすすめスポット:ラール・ライディングパーク (Lázár Lovaspark)

ブダペストから車で約45分。馬術ショーと伝統料理が楽しめる人気施設です。

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王侯貴族に愛された「ヘレンド」:ハンガリー陶磁器の魅力とお土産選び

ヘレンド (Herend) は1826年に、ハンガリー西部のオーストリアとの国境近くで生まれた陶磁器のブランドです。薄くて軽い白磁器に繊細な絵柄がほどこされ、王室御用達の陶器となっています。

英国のヴィクトリア女王のお気に入りとなった事で、ヨーロッパの王侯貴族の間に広まり知名度を上げました。日本でもとても人気のある有名なブランドです。

ヘレンド誕生当時、ハンガリーは貴族の中の貴族と呼ばれたハプスブルク家の統治下にありました。そんな気高い宮廷のサロンで、ヘレンドは技術と芸術性を磨きます。

多くの王族や貴族が夢中になったヘレンドの陶器。お値段はしますが、せっかくハンガリーまでやって来たからにはお土産で持ち帰りたい。ブダペストには本店を含めて支店が幾つかあり、アンティークショップなら必ずヘレンドの陶器が見つかるはずです。

ショッピング情報:

ブダペスト市内のアンドラーシ通り近くに旗艦店があります。2026年現在、免税手続きはデジタル化が進んでいますが、店舗で書類(またはQRコード)を発行してもらい、空港のKIOSKでスキャンする必要があります。購入時はパスポートをお忘れなく。

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【無形文化遺産】鮮やかな「カロチャ刺繍」と伝統民芸の美しさ

カロチャ刺繍 (Kalocsai hímzés) は、ハンガリーの無形文化遺産となった伝統民芸です。花や植物などをモチーフにした、カラフルで大胆なデザインが特徴。太めの糸を使用し、刺繍部分が浮き上がるようにして、花のふっくら感を表現します。

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スーパーで買える!パプリカパウダー他、ハンガリーの絶品ばらまき土産

パプリカはハンガリーの特産品です。南アメリカ原産のトウガラシがヨーロッパに伝わり、ハンガリーで品種改良されました。生のパプリカを食べる事も多いのですが、乾燥させて香辛料として使います。

日本の醤油のようにハンガリー料理の基本となっているので、ハンガリーの食べ物はどれも赤い色をしています。ハンガリーはパプリカを香辛料にした初めての国。

可愛い小瓶や小さな缶に詰めたパプリカパウダーが、ばらまき土産に最適です。辛口、中辛、甘口、色々なタイプがありますが、一番ハンガリーらしいのが甘口タイプ。少しほろ苦い味がします。

【その他のおすすめ】

サモス (Szamos) のマジパン:老舗のスイーツブランド。バラの形をしたマジパンが有名。

ウニクム (Unicum):薬草酒。独特の丸いボトルがお洒落。

これらは中央市場や、街中のスーパー(SPARやTesco Express)で手軽に購入できます。

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ブダペスト観光のハイライト!世界遺産エリアの必見スポット網羅

ブダとペスト、2つの街が統合されてから計画的な都市開発が行われ、現在の形に至ります。街の歴史はそれ程古くはないのですが、苦難の歴史を乗り越えた重圧感があります。

東欧で一番の観光地で「ブダペスト:ドナウ河岸とブダ城地区、アンドラーシ通り」の名で世界遺産にも登録されています。、ヨーロッパで一番おすすめの国を選ぶアンケートで1番になる程、世界中の人達から愛されている街です。居心地がとても良いので長期滞在している外国人も多いです。

セーチェーニ鎖橋

1849年に完成したセーチェーニくさり橋 (Széchenyi Lánchíd) は、ドナウ川に最初にかかった全長380メートルの吊り橋です。流氷によって橋脚が押し流されないように、少ない橋脚でも可能な吊り橋様式としました。

第二次世界大戦では撤退するドイツ軍が、ドナウ川にかかる橋をことごとく爆破しました。セニーチェ鎖橋も大破しますが、建材の半分近くを川中から回収して、以前の姿に復元しました。

橋に電球が付けられ、ライトアップされるとまるで鎖のように見える事から鎖橋と呼ぶ人もいますが、橋自体がくさり橋様式です。

【2026年最新交通規制】

大規模改修工事を経て、現在、鎖橋は「歩行者、バス、タクシー、自転車」のみ通行可能で、一般乗用車は通行禁止となっています。徒歩で渡るとドナウ川の風を肌で感じられ、最高の散歩コースになります。

ブダ城

ドナウ川を見下ろす丘の上にあるブダ城またはブダ王宮 (Budavári Palota) は、幾度となく崩壊と再建を繰り返してきた城で、ハンガリーが独立するまでの苦難の歴史を象徴するような建築物です。

第二次世界大戦では、ドイツ軍司令部がブダ城を占拠し、主戦場となった事で大きな被害を受けました。1956年のハンガリー動乱でも大破するので、今ある美しい姿に修復されたのは、つい最近の1980年代です。

アクセス:鎖橋のたもと、クラーク・アダム広場からケーブルカー(Sikló)を利用するのが人気ですが、行列必至です。16番バス(Deák Ferenc tér発)を利用すれば、城地区まで安く楽に移動できます。

マーチャーシュ教会

ブダ城の敷地内にある13世紀に建てられた教会です。歴代の王の戴冠式が行われた神聖な場所で、19世紀最高の美神と呼ばれたエリザベートが戴冠した教会でもあります。内部のステンドグラスが素晴らしい。

チケット情報:教会内部の見学は有料です。塔に登るチケットは別売りで、ブダペストを一望できる絶景スポットです。

漁夫の砦

中世の時代はドナウ川での漁業が盛んでした。漁師たちはブダ城内に漁業組合を作り、平時には漁師として、有事には兵士としてブダ城を守りました。その漁業組合のあった場所に建てられた見晴台なので、漁夫の砦と名付けられました。

おとぎ話のお城のような白い塔が特徴で、ここから眺める国会議事堂は息をのむ美しさです。2階部分は有料エリアですが、1階部分は無料開放されています。

ブタペスト中央市場

ヨーロッパ最大規模の市場で、活気あふれる場所です。二階部分がフードコートとなっているので、ハンガリーの美味しいグルメも堪能出来ます。ここでフォアグラを購入してホテルで食べるのがベスト。民芸品を売るお土産屋さんも沢山あります。

営業時間:日曜日は定休日なので注意してください。土曜日はお昼すぎ(15時頃)に閉まる店が多いので、平日に行くのがベストです。

アクセス:トラム47, 49号線、または地下鉄4号線「Fővám tér」駅すぐ。

国会議事堂

ドナウ川沿いにあるコッシュート広場に建つ、完成当時は世界最大の国会議事堂で、今では3番目となっていますが、世界で一番美しい国会議事堂とされています。96mあるので、ブタペストで最も高い建築物。

リヴァイバル・ゴシック建築で、外部も素敵なのですが内部が豪華絢爛で凄いです。ハンガリー王が代々受け継いできた王冠や宝剣など、戴冠式用の素晴らしい装飾品が展示されているので注目して下さい。

【超重要:見学ツアーの予約】

2026年現在、内部見学ツアーは数週間先まで売り切れることが常態化しています。旅行が決まったらすぐに公式サイト(Jegymester)で予約を確保してください。当日券はほぼ期待できません。

【世界遺産】996年設立の至宝「パンノンハルマ修道院」への旅

996年に造られたハンガリー最古の修道院で、世界遺産に登録されています。ベネディクト会の本部で、ここを拠点にキリスト教化が進められました。教会や礼拝堂も素晴らしいのですが、一番の見所は30万の蔵書を誇る図書館です。

アクセス:ブダペスト(Keleti駅またはKelenföld駅)から電車で約1時間半の「Győr(ジェール)」へ。そこからバス(約30分)に乗り換えて修道院へ向かいます。

修道院が運営するワイナリーもあり、見学後のワインテイスティングも人気です。

レトロ可愛い世界遺産「地下鉄1号線」とブダペスト交通事情2026

1896年開業の地下鉄は、ロンドン、イスタンブールに次いで、世界で三番目に古さです。路線によってレトロな感じだったり、超近代的だったり、駅だけでなく車体のデザインも異なります。1号線が一番古く、3両編成。1号線の駅は天井が低くホームも狭いのが特徴です。

【必須アプリ:BudapestGO】

地下鉄(メトロ)、トラム、バスに乗る際は、BKK(ブダペスト交通局)の公式アプリ「BudapestGO」でデジタルチケットを購入するのが2026年のスタンダードです。乗車時やメトロ入口にあるQRコードをアプリでスキャンして有効化(バリデーション)します。検札が非常に厳しいので、無賃乗車と間違われないよう必ず有効化しましょう。

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エリザベート皇妃(シシィ)が愛した「グドゥッルー宮殿」への日帰り旅行

ブタペストの街から北東30kmのグドゥール (Godollo) の町にある18世紀の宮殿 ( Godolloi Kiralyi Kastely) です。郊外列車で片道50分程なので、ブダペストからの日帰りが可能です。

ミュージカルの題材にもなった美しいオーストリア皇后エリザベートが、狩猟が趣味だった国王と共にこの宮殿を良く訪れました。エリザベート皇后に夏の離宮として寄贈され、シシィが大好きだったスミレ色の部屋が見所です。

アクセス:ブダペスト地下鉄2号線「Örs vezér tere」駅から、近郊鉄道 HÉV(H8線)に乗り換え「Gödöllő, Szabadság tér」駅下車、徒歩5分。ブダペスト市外扱いになるため、追加のチケットが必要です。

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「世界一美しい村」世界遺産ホッローケー:アクセス難易度と滞在のコツ

ホッローケー (Hollókő) はブダペストから北東へバスで2時間程の距離にある村です。ハンガリーで最も美しい村とされ、伝統的な生活様式と古民家が多く残る事から世界遺産にも登録されています。ホロケ、ホッロークと表記される事も多いので注意。

土日なら日帰りも可能です。ただ行って帰るのバスが一本しかないので気を付けて下さい。乗り継いで帰る事は可能ですが、英語が通じない事が多いので、かなりレベルの高い旅になるかと思います。筆談を駆使して下さい。

村の入り口に石の上にのった大きなカラスの像があります。holloがカラス、koが石を意味するからです。古民家は泥と藁を混ぜて作った壁に石灰を塗って白くします。

【2026年 バス情報】

ブダペストの「Puskás Ferenc Stadion」バスターミナルから出発する直通バス(Volánbusz 1024番)が一般的です。イースター(復活祭)の時期は民族衣装を着た人々が水をかけ合う伝統行事が行われ、世界中から観光客が集まります。

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ローマとオスマンの融合:南部の古都「ペーチ」とジョルナイ文化地区

ハンガリー南部に位置するペーチ (Pécs) は、ハンガリー最古の大学がある学生の街として有名です。お洒落なカフェが多く、居心地の良い街。歴史はとても古く、2世紀に古代ローマ帝国の都市として建造されました。

4世紀になると交易で栄え、礼拝堂や霊廟などが作られてキリスト教の中心地となります。16世紀にオスマン帝国に侵略され、150年近くも占領されるので、ハンガリー最大のモスク(現在はキリスト教会として使用されている)を始め、イスラム文化の面影が色濃く残る街となっています。

ハンガリー三大陶器の一つであるジョルナイ (Zsolnay) がペーチを拠点にしています。陶磁器にも定評がありますが、耐久性に優れた屋外用の装飾用セラミックが有名で、多くの建築家がジョルナイを使って建物を装飾しました。国中の色々な場所でジョルナイを見かけているはずです。注目してみて下さい。

アクセス:ブダペストKeleti駅からIC(インターシティ)列車で約2時間半〜3時間。駅から「ジョルナイ文化地区 (Zsolnay Kulturális Negyed)」まではバスまたは徒歩でアクセス可能です。

ペーチの初期キリスト教の墓所

4世紀に作られた墓地遺跡が、世界遺産に登録されています。この時代のキリスト教の遺跡は、ペーチの他にはローマでしか発見されていないので、とても重要な遺跡です。

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世界最大の天然温泉湖「ヘーヴィーズ」で浮遊体験!

ブタペストから電車で3時間程の所にあるへ―ヴィス温泉湖は古代ローマの時代から知られている由緒ある温泉です。面積4万7千㎡、東京ドーム位の大きさの湖が丸ごと温泉になっている、世界最大の天然温泉湖です。

水面にはスイレンが繁殖していて、時期が合えば花見温泉で最高の気分になれます。湯量が豊富で、湖底の至る所から湧き出ているので、48時間で湖の水が入れ替わるのだそう。

深い所で38mもあり、足がつくような浅い場所が少ないので浮き輪が必要です。硫黄やラジウムを多く含み、リウマチや関節痛に効果があるのだそう。温泉と言えど温度は低く、夏は33度、真冬だと26度位なので、余り寒くない時期に訪れましょう。

【2026年 攻略アドバイス】

浮き輪の貸し出しもありますが、持参した方がスムーズです。ブダペストのNépligetバスターミナルから直通バスも出ており、約2時間半〜3時間で到着します。日帰りも可能ですが、周辺にはウェルネスホテルが多いので1泊するのがおすすめです。

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地底の絶景!世界遺産「アグテレク鍾乳洞」の冒険ガイド

スロバキアとの国境沿いにあるカルスト台地には700近い鍾乳洞があり、スロバキア側と合わせて世界遺産に登録されています。ハンガリーにあるアグテレク鍾乳洞はヨーロッパ最大級とされ、その大きさは全長26kmに及びます。

ハンガリー人は中央アジアの遊牧民族を祖先とする、ヨーロッパで唯一のアジア系民族です。見かけは全くアジアの要素ナシなのですが、蒙古斑が出たり、名字が先で名前が後だったり、温泉好きでシャイな所など、親近感を感じます。

ツアー情報:

鍾乳洞内は年間を通して約10℃と涼しい(夏場は寒い)ので、必ず上着を持参してください。1時間程度のショートツアーから、数時間かけて巡る本格コースまであります。

アクセス:ブダペストから車で約3時間。公共交通機関は不便なため、レンタカーかツアーの利用を推奨します。

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