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モロッコの見所25選、モロッコの世界遺産と観光名所

      2023/05/05

ヨーロッパの人達から絶大な人気を誇るモロッコ。観光、グルメ、ショッピング、旅の楽しさが全て揃った素晴らしい国です。見所が沢山あり過ぎるのでモロッコだけを旅するのがベスト。しかし、ヨーロッパの主要都市からモロッコ行きの格安航空券が多く出回っているので、組み合わせて旅をするのも賢い選択です。スペインからフェリーに乗って訪れるのも楽しい。

世界遺産の街マラケシュ

マラケシュ (Marrakech) は、モロッコを一番強く感じる事の出来る街。ベルベル語で神の国を意味し、昔から「南の真珠」と称されるほど美しさに定評があります。モロッコ観光の一番の目玉、サハラ砂漠ツアーの発着地でもあります。

もしモロッコに1週間しか居られないのなら、マラケシュをベースにして街を散策しサハラ砂漠ツアーに参加、もし時間に余裕があれば近場にある海沿いの町エッサウィラを訪れる。もうそれだけで十分モロッコは満喫出来るかと思います。

マラケシュの観光名所

11世紀後半にムラービト王朝の都と定められてから、商業、経済、学問の中心として繁栄したマラケシュ。現在でもカサブランカ、ラバト、フェズに続くモロッコ第4の都市です。

旧市街(メディナ)一帯が世界遺産に登録され、東西2km、南北3kmの城壁の中に王宮、バイア宮殿、エルバディ宮殿、サアド朝の墳墓群、ジャマル・エル・フナ広場など、マラケシュの主要な観光地が詰まっています。

フナ広場
旧市街の中心にある400m四方のフナ広場は、午前中はフレッシュなフルーツジュースの屋台が並び、昼から夕方にかけては大道芸で賑わい、日が暮れると美味しいモロッコ料理を堪能出来る屋台で埋め尽くされ、夜が更けると広場のあちこちでジャムセッションが始まります。

フナ広場は時間によって色々な顔を見せてくれるので、一日居ても飽きません。そしてフナ広場に一日いれば、確実にモロッコに恋してしまうと思います。エネルギッシュでスペクタクルな唯一無二の場所。

クトゥビーヤ・モスク
マラケシュの街のランドマークとなるのが、77mあるクトゥビーヤ・モスクの塔(ミナレット)。このミナレットはスペインのセビージャにあるヒラルダの塔の元となっただけでなく、東ヨーロッパ、ロシア、アメリカ、世界中のイスラム建築の塔のモデルとなりました。

世界最大級のサハラ砂漠

モロッコと言えば、砂漠を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。世界で一番大きな砂漠は南極にあり、サハラ砂漠 (Sahara) は世界で2番目に大きな砂漠。アフリカ大陸の3分の1を占め、アメリカ合衆国とほぼ同じ面積と言えば、その規模を実感してもらえるでしょうか。

広大なサハラ砂漠はアフリカの多くの国にまたがって存在しますが、どの国も政情不安を抱えているので安全性に欠けます。なので今現在、サハラ砂漠を訪れたいならモロッコ経由以外の選択肢はありません。

マラケシュ発着のサハラ砂漠ツアー

サハラ砂漠へのツアーならマラケシュ発着が一番便利で確実です。サハラ砂漠の玄関口であるマラケシュには、多くのツアー会社があるので、事前に予約するよりマラケシュに着いてから申し込んだ方が断然安いです。

ツアーは早朝出発なので当日発は不可能、翌日出発のツアーとなります。余程の事がない限り売り切れにはなりません。色々な種類のツアーがあるので、自分の予算、期間に合わせたツアーを選ぶ事が出来ます。

2泊3日の旅程で、全て込み1万円代のツアーが多いです。お値段が高ければそれだけ食事や宿が豪華だったりしますが、安いツアーでもそれなりに楽しめます。2泊3日の標準ツアーだと車でサハラ砂漠まで行き、ラクダに乗って砂漠の中に建てられたテントまで赴き1泊します。

サハラ砂漠の他にも色々な観光地を回ってくれるのでお得感はありますが、殆どが移動時間で肝心のサハラ砂漠にいる時間が短いです。サハラ砂漠をゆっくり満喫したいなら、価格が高くとも砂漠に2~3泊出来るツアーを選んで下さい。モロッコのサハラ砂漠ツアーに関する詳細は別記事にまとめました。

世界遺産の街フェズ

世界最大の旧市街(メディナ)がある事で有名なフェス (Fez) の街。現在の首都はラバトですが、モロッコに存在したイスラム王朝の殆どはフェズに首都を定めていました。現在ではモロッコ第三の都市となってしまいましたが、何時だってモロッコ人にとってフェスは特別な地であり続けます。

フェスの見所

メディナ
何と言っても世界最大のメディナ(旧市街)が一番の見所。メディナ内の道は細く曲がりくねっているだけでなく、100m以上の高低差があります。道の両側にはお店がびっしり並ぶのですが、どのお店も似たような感じなので目印になりません。

薄暗いので方向感覚も失います。メディナに足を踏み入れた観光客は必ず迷子になるため「世界一の迷路都市」とも呼ばれています。道幅は1番広くて6m、1m以下の道も多いです。確実に迷うので、気にせず歩きましょう。

メディナ内はただ歩いてるだけで楽しいのですが、オシャレな雑貨がそこかしこで売られているのでショッピングも最高です。モロッコには定価が無いので、ショッピングの際は必ず値切りましょう。

最初の値段はかなりふっかけてくるので、半額位からスタートしても大丈夫かと思います。メディナにはお店だけでなく、美味しい物も沢山売っているのでグルメ派も満足できる場所です。レストランもあります。

タンネリ
世界最大のメディナの中には、モロッコ最大のタンネリがあります。タンネリとは皮をなめして染める職人地域の作業場のこと。動物の皮から毛や皮下組織を取り除き、処理をして柔らかくすることで皮をなめし、染色液の入ったカラフルな桶に皮を漬け込んで染め上げます。

そんな職人たちの、昔から何一つ変わらない手作業の様子を見学する事ができるので楽しい。タンネリは屋上から見るのが素晴らしいので、タンネリの近くのお土産物屋さんにチップを払って屋上に上らせてもらいましょう。

染料の入ったカラフルな桶の他に白い液体が入った桶も沢山あります。この白い液体は鳩の糞や石灰などで作られています。動物の皮をこの白い液体に3日ほど漬け込むと、柔らかく染料が染み込みやすくなるのだそう。

染め上げた皮は、お日様にあてて乾かすために、タンネリ周辺の建物の屋上に一枚一枚並べられます。タンネリ周辺は、鳩の糞などのアンモニア臭、染料の匂い、さらには獣臭さ、色々交わい激臭です。

世界遺産のアイット・ベン・ハドゥの集落

アイット・ベン・ハドゥ(Aït Benhaddou) は、マラケシュからサハラ砂漠へ行く道の途中にある、ベルベル人が造った要塞型の集落です。今では廃墟に近いのですが、かつては隊商交易の中継地として栄えていました。

盗賊の略奪から集落を守るため、城砦のような構造を持ちます。敵の侵入を防ぐ為に集落への入り口は一か所のみ、城壁の中の通路は入り組んでいて、篭城に備えた食糧庫もあります。

「ソドムとゴモラ」「アラビアのロレンス」「グラディエーター」など数々の映画のロケ地となりました。集落の近くには世界最大級の映画撮影所もあります。交通の便が悪い所にあるので、個人で訪れるのは難しいかも。サハラ砂漠ツアーに組み込まれている事が多いので、サハラ砂漠とセットで訪れるのが一番簡単です。

世界遺産の街エッサウィラ

エッサウィラ (Essaouira) は芸術家やヨーロッパを中心とした外国人が多く住む、アートに溢れた国際色豊かな町です。時期によっては大西洋の大波を狙った世界中のサーファー達で賑わいます。アフリカにあってかなりヨーロッパ的な、アートでヒッピーな何とも魅力的な町。

魚介類が安くて美味しいのも魅力の一つ。魚介類、カニ、エビ、タコ、何でも安くて美味しいです。一番のお勧めは生ウニ。エッサウィラはショッピングも楽しい。悪質な客引きが少なく、全ての商品に値段がついています。これはモロッコでは大変珍しい。値切らずに定価で買えるストレスフリーの街です。

歴史は古く紀元前のフェニキア人が基地としたのが始まり。現在の町並みが作られたのは17世紀で、フランスの著名な建築家が手掛けたので、建物的にもヨーロッパな雰囲気を持ちます。移住したいと真剣に考えたほど大好きな街です。

青い街シャフシャウエン

シャフシャウエン (Chefchaouen) は、モロッコで一番のインスタ映えスポット。町全体が青く塗られているのが特徴です。スペインの白い村も素敵だけれど、青い村はもっと魅惑的。統一された青ではなく、色々な青色を使っているので、素晴らしい青のグラデーションが最高に美しい街。

山の合間にあるような町なのでアクセスは悪いです。かなり旧式のバスでグネグネ道を行くので、車に弱い人は酔い止め必須。シャフシャウエンは毛織物などの手工芸品も有名です。

町自体の魅力も素晴らしいのですが、観光客が多い割には地元の人達がすれていなくて親切なのが更にポイント高いです。居心地が最高に良いので、長期滞在しているヨーロッパの人も多いです。

有名な大麻生産地でもあるので、町を歩いていると必ず売人に声をかけられるので注意しましょう。大好きな街シャフシャウエンに関しては、別記事で詳しくまとめました。

世界遺産の街メクネス

メクネス (Meknès) は17世紀後半から18世紀前半まで王都として栄えた街。なので街全体から何とも言えない高貴な気品が漂います。フェスから日帰りで行くのも可能ですが、落ち着いた雰囲気の素敵な町なので是非滞在して欲しい。メクネスのスークと呼ばれる市場は、観光客より地元の人向けなので安いです。お土産を調達するのに最適かも。

メクネスの見所

マンスール門
町のシンボル的存在のマンスール門は、北アフリカで一番美しいとされる門です。イスラム建築の最高傑作とも呼ばれているので、絶対にお見逃しなく。

メクネスのワイン
メクネス一帯は温暖な気候のため良質なブドウやオリーブの産地となっています。モロッコはイスラム圏なのですが、フランスの植民地時代にワインが持ち込まれ、メクネスには幾つかの有名なワイナリーがあります。世界的に有名なワインなので、お土産に最適です。

世界遺産のヴォルビリスの古代遺跡

ヴォルビリスの古代遺跡 (Volubilis) はフェズとラバトの中間、メクネスに近い場所にあります。西暦40年にローマ帝国の属国として作られた、40ヘクタールあるモロッコ最大の古代ローマ都市の遺跡です。世界有数の保存状態の良さから、ユネスコの世界遺産に登録されました。

ヴォルビリスの素晴らしさは建築物よりも、モザイクです。これ程保存状態が良く、完璧に近い形で残されたモザイクは、他ではなかなか見る事が出来ません。ただ、日差しを遮るものがない野原の真ん中にある遺跡なので、暑い季節はかなり辛いです。

ムーレイ・イドリス

ムーレイ・ドリス (Moulay Idriss) は、8世紀後半にモロッコ最初のイスラム王朝イドリス朝が開かれた場所。そのイスラム王朝を興したムーレイ・イドレス1世が眠る霊廟があります。

モロッコの人達から最も崇拝されている聖人なので、今も昔もモロッコ全土から巡礼者が訪れています。町の中心にあるイドリス霊廟は聖域なので、イスラム教徒以外の人は足を踏み入れる事は出来ません。

しかし、聖者の街と呼ばれる神秘な雰囲気は、霊廟を訪れなくても感じる事が出来ます。前述のヴォルヴィリス古代遺跡から3.5キロの距離にあるので、是非セットで訪れて下さい。

ティンジル周辺のオアシスの村

ティンジルまたはティネリール(Tinerhir)の周辺には、砂漠の中にあるオアシスに造られた町が点在しています。時間に余裕があるなら絶対に訪れて欲しいお勧めの場所。お伽話の世界そのままの景色が広がっています。

ティネリールは後述するトドラ渓谷やダデス渓谷を訪れる拠点となる町です。町自体にはこれといった観光名所はありませんが、夜に外へ出ると星の数が凄いです。星を数えると言うより、星のすき間を数えた方が早い位の圧倒的な星空。

断崖絶壁のトドラ渓谷

ティネリールの町から北東へ10km程の所にあるトドラ渓谷 (Todgha Gorges)は、モロッコのグランドキャニオンと呼ばれ200m近い断崖絶壁が続きます。ロッククライマー達の聖地で、世界各国からクライマー達が集まります。

奇石が連なるダデス渓谷

ダデス渓谷 (Dadès Gorges) もティンジルの町から車で1時間程の所にあります。こちらは断崖絶壁ではなくトルコのカッパドキアのような奇石が連なります。ダデス渓谷一帯はバラの産地としても有名です。季節になると街道沿いまでバラの花が咲きこぼれるのだそう。

バラの町エル・ケアラ・ムグナ

モロッコはブルガリアに次ぐ世界第2位のバラ生産国。エル・ケラア・ムグナ周辺は、モロッコを代表するバラの栽培地です。10世紀に巡礼者がメッカからダマスカスローズを持ち帰り、この地に広めました。

バラと言えば、コスメ好きなら知る人ぞ知るバラ水。保湿、トラブル予防、ローズの香りの癒し効果などの効能から、最上の化粧水とされています。エル・ケアラ・ムグナの町にはローズウォーターを蒸留する工場があり、ローズ関係の製品を売るお店が沢山あります。

4月から5月にかけてのバラの収穫の時期には、町の蒸留工場の見学も可能です。毎年5月にはバラ祭も開催される、バラずくしの町です。

世界遺産の街アル・ジャディーダ

アル・ジャディーダ (al-Jadida) は、カサブランカから90km程南に位置する港町。15世紀にポルトガル人によって作られた要塞都市なので、ポルトガル名の「マサガン」の名で呼ばれる事も多いです。

分厚い城壁でぐるりと囲まれた旧市街が、世界遺産になっています。城壁の上を歩く事も出来るので、ぐるっと一周散歩して下さい。素敵な街ではあるのですが、とにかく旧市街が小さいので、見所は余りありません。

バカンスシーズンとなるとヨーロッパの海水浴客で溢れます。モロッコにありながら、ヨーロッパ的な町で、観光客をカモにしようとする人が居ないのも素晴らしい。安心して過ごせます。

この安心感はモロッコにおいてとても貴重。ボラれる事が無いので、地元の人に混じって、地元の人のように生活出来るのがとても楽しい。モロッコの素顔を見る事の出来る町です。

壁画の町アシラ

アシラ (Asilah) はモロッコ北部の小さな港町で、白を基調にした建物の扉や窓枠などがカラフルに塗られ、とても可愛らしい村です。ウォールアートで有名な町で、旧市街の多くの壁に素敵な絵が描かれ、コンテストも開催されます。

北欧の人たちから絶大な人気を誇るスペインの海岸線は、近年リゾート化が激しく昔ながらの港町はもう存在しません。アシラは今でも古き良き時代の港町の雰囲気を持つので、ヨーロッパのバカンス客は最近メキメキ物価も高くなったスペインを避け、アシラに流れる人が多いのだとか。

古くて新しいカサブランカ

首都ラバトよりも個人的にお勧めなのがカサブランカ (Casablanca) 。モロッコ最大の都市で商業の中心地。かなり近代的な街なので、他の都市との対比が激しいです。

一番の見所はモロッコ最大のモスク、ハッサン2世モスク。ミナレット(塔)だけなら210mで世界一の高さです。歴史がある訳でもないし見学料が結構高いけれど、20世紀最高の芸術品と呼ばれる程なので是非見て下さい。

カサブランカは旧市街も楽しいです。通りごとに色が統一されていたり、絵が描かれてたり、何だかアートな雰囲気に溢れています。イベント事が多く、毎日何だかんだ賑やかです。

マラケシュまでの交通の便が良いので、飛行機でカサブランカ発着も考慮に入れてみて下さい。モロッコの古さと新しさを対比出来る面白い経験となるでしょう。ただモロッコで一番治安が悪いとされているので注意。特に夜!

世界遺産の街ラバト

ラバト (Rabat) も悪くないんです。ただカサブランカの方が新旧の対比が激しくて、イベント事が多くてエネルギッシュ。でも観光的なものはカサブランカよりラバトの方が多いかも知れません。

アラブ色の強い旧市街、フランス植民地時代に発展したヨーロッパ風の新市街、どちらも世界遺産に登録されています。こじんまりとして快適。住むならラバト、いいと思うのですが、何もかもが小粒なので個人的にはそんなに惹かれません。

世界遺産の街テトゥアン

モロッコ北部にあるスペイン領の街テトゥアン (Tetouan)。城壁に囲まれたメディナ(旧市街)が世界遺産に登録されています。スペイン南部のアンダルシア地方にありそうな、白い村の少し大きい版。

スペイン的な白い村だけどイスラム的な雰囲気もあって面白いです。スペインとモロッコの両方を楽しめると思います。ただ私自身がスペインのアンダルシア地方に住んでいるので、それほど魅力を感じない街。

スペインも訪れる予定、または訪れた人なら、アクセスが結構悪いのでわざわざ行かなくてもいいかなと思います。

モロッコの玄関口タンジェ

タンジェ (Tangier) はスペインからのフェリーが到着する、モロッコの玄関口。ヨーロッパからモロッコを旅する人にとって最初の関門で、しつこく悪質な客引きが多かったので、タンジェで早くもモロッコ嫌いになる人が続出でした。

最近は観光を重視するようになった国の指示で、警察の取り締まりが厳しくなりました。前のような悪質な手口が無くなったので、かなり観光しやすくなっています。でも、まぁ、そんなに見所はないのでスキップしていいかと思います。

モロッコのお土産

モロッコはショッピングも楽しいです。可愛い雑貨、スパイスやナッツなどの食べ物、皮製品、ランプ、絨毯、銀製品、見るもの全てが欲しくなってしまいます。さらにはオーガニック系のコスメも安く手に入ります。

アルガンオイル

モロッコにしか生育しないアルガンツリーの実から採れる天然オイルで、オリーブオイルよりはるかに高濃度のオレイン酸とビタミンEを含有します。肌につけると潤い、髪の毛につけてもしっとり、サラダなどの料理にも使われる万能オイル。ヨーロッパでは有名なオイルで、「若返りオイル」と呼ばれています。

アルガンツリーは暑さや乾燥に強く、7年雨が降らなくても枯れないといいます。その生命力の強さから、古くからとても崇められてきたオイルです。現在はアルガンツリーを使った砂漠を緑地化するプロジェクトも進行しています。

ローズウォーター

薔薇を水蒸気蒸留して、香や薬効成分を抽出したのがローズウォーター。その香は不安感を抑制するので安眠効果があり、女性ホルモンの分泌を促進する効果もあるのだそう。美肌や皮膚の弾力を回復する効果もあります。

バブーシュ

モロッコの伝統的な履物で、ペルシャ語で「脚を覆う」を意味します。日本では革製スリッパと呼ばれていますが、モロッコの人たちは屋内だけでなく、屋外でも履いています。カラフルなうえに刺繍やスパンコールで装飾されているので、履くだけで気分が浮き立ちます。

グッチがコレクションに使用したことで、世界中の人から注目されるようになりました。日本でも大人気です。お値段はピンキリですが、安いものだと革を使用していません。見極めましょう。

おすすめの美味しいモロッコ料理

モロッコは見所が多いだけでなく、美味しい事でも有名です。モロッコを訪れたら絶対食べて欲しい、美味しいモロッコ料理を別ページでまとめました。

モロッコの魅力を解説した記事はこちらです。

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